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【本気レビュー】価格もエネルギーもコスパ抜群!「コンビニようかん」はアウトドアにも優秀なおやつでした
2024.03.22キャンプ料理
hinata編集部員が、自分のお気に入りアイテムについて好き勝手に語る連載企画「編集部のお気に入り」。今回紹介するのは「コンビニようかん」。コンビニで目立つ存在ではないけれど、小腹が減ったときのおやつから、アウトドアの補給食としても活躍するエネルギー摂取の強い味方なのです。コンビニ各社からさまざまなようかんが販売されており、今回はそれぞれを編集部渡辺が実食レビューします。
制作者
hinata編集部 渡辺基志
出版社にてビジネス書の編集を経て、hinata編集部へ。キャンプ場で二郎系ラーメンをつくったり、アウトドアスパイスを自作したりと、チャレンジングなキャンプがお気に入り。その様子はYouTubeチャンネル「hinataTV」でも公開中。ぜひご覧ください!
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アウトドアにも使える「エネルギー補給」スイーツ
「小腹が減ったな…」
仕事も終盤に差し掛かった夕方どき。もう一踏ん張りしたいけれど、お腹が空いてやる気がでない…そんなとき、みなさんはどうしていますか?
ゼリー飲料は手軽だけど腹持ちがよくないし、菓子パンはカロリーが高すぎる。コンビニのホットスナックはおいしいけれど脂質が気になる…。健康のことも気になり始めたアラサー男子にとって、「間食」に何を食べるかは由々しき問題なのです。
日々頭を悩ませていたエネルギー摂取の課題に、最近一つの解答を得ました。それが「コンビニようかん」です。菓子パンコーナーの横などにひっそりと並んでいるアレです。コンビニスイーツのように目立つ存在ではないけれど、実はとても「優秀」なおやつなのです!そして、アウトドアにも向いていることをご存知でしょうか。今回は、その魅力を実食レビューと共にお届けします。
コスパ・エネルギー・携帯性の三拍子揃った優秀なやつ
なぜコンビニようかんが間食やアウトドアに適しているのか。それには、大きく3つの理由があります。
①コスパのよさ
コンビニで菓子パンやホットスナックを買うとなれば数百円はかかるでしょう。一方、ほとんどのコンビニようかんは100円以下。物価が上がり、家計を苦しめているこのご時世、コンビニようかんのお手軽さは非常に魅力的です。
②エネルギー効率のよさ
ようかんは、エネルギー補給の観点からも優秀です。ゼリー飲料として有名な「inゼリー エネルギー」の熱量は100gあたり100kcalですが、ようかんの熱量は100gあたり約300kcal。ゼリー飲料に比べ、同量で約3倍のエネルギーが含まれているのです。コンビニでは、1個約50gで販売されているので、それだけで150kcalほどを摂取できます。
そのため、コンビニようかんは登山の行動食、トレイルランや自転車競技の補給食としても利用されています。少量でも高カロリーを摂取できることから、アウトドアやスポーツを楽しむ人にも愛用されているという訳です。タンパク質も100gあたり約4g含まれている一方で、脂質はほとんどなく、ジムでのトレーニング前に食べる人も多いそうです。
③携帯性・保存性の高さ
コンビニようかんの大きさは、使い捨てライターよりもひと回り大きいくらい。この手頃なサイズ感もうれしいポイントです。バックパックやポケットに忍ばせても邪魔にならず、食べたいときにサッと取り出してすぐ完食。この“フットワークの軽さ”もアウトドアでは強い味方。1年近く保存もきくので、いざというときの非常食として自宅やクルマなどに備えておくのもよいでしょう。
“キャラの違い”が楽しい!コンビニようかん5種類を食べ比べ
ここからはコンビニ各社から販売されているようかんをそれぞれレビューしていきます。私は、自宅の最寄りのコンビニがセブン-イレブンということもあり、セブン-イレブンのものを食べ慣れているのですが、この機会にローソンやファミリーマートなどのものと食べ比べてみました。
評価は、お菓子としての「甘さ」、食感に大きく影響する「硬さ」、容量やクオリティからみた「コスパ」の3つのポイントを見ていきます。たかがようかんと侮っていましたが、そこには各社各様のこだわりがつまっていました。
ザ・王道!バランスのとれた完成度のセブン-イレブン「煉羊羹」
私がいつも食べているのがこれ。価格は78円(税抜)と非常にリーズナブルです。今回食べ比べた中では、一番バランスが取れている印象でした。ほどよい甘さで、小豆の味をしっかり感じられるのが特徴です。硬さも今回の中では中程度。自分が食べ慣れていることを抜きにして、今回のようかんの中では好き嫌いが分かれにくい「王道」な味わいです。
【評価】
甘さ:★★☆
硬さ:★★☆
コスパ:★★★
【基本情報】
価格:78円(税抜)
容量:58g
成分:エネルギー151kcal/たんぱく質1.9g/脂質0.3g/炭水化物37.3g(糖質33.2g、食物繊維4.1g)/食塩相当量0.01g
甘さが魅力!スポーツのお供にもぴったりなファミリーマート「煉羊羹」
大きさはセブン-イレブンのものとほぼ同じで、価格は91円(税抜)とちょっとだけ高め。ファミリーマートのようかんの特徴は、強い甘さと柔らかさです。水飴のようなはっきりとした甘みを感じました。
甘すぎるのが苦手な人には合わないかもしれませんが、運動中に補給すれば、その甘さで疲れが和らぎそうです。水分を多く含んでゼリーのような食感なので、その点でも運動時にはちょうどよいでしょう。
【評価】
甘さ:★★★
硬さ:★☆☆
コスパ:★★☆
【基本情報】
価格:91円(税抜)
容量:58g
成分:エネルギー161kcal/たんぱく質2.0g/脂質0.4g/炭水化物38.6g(糖質34.8g、食物繊維3.8g)/食塩相当量0.0g
小さいながら、満足感は抜群!ローソン「煉羊羹」
セブン-イレブン、ファミリーマートのものに比べて、一回り小さいサイズが特徴のローソンのようかん。容量が少ない割に、95円(税抜)とお高めなのでコスパ的には評価は低めです。小さいからと油断していたら、その歯応えにやられました。硬めの食感で食べ応えがあり、小さいながら満足感のある一本です。
今回の中では熱量が最も低いので、できるだけカロリーを抑えつつ満足したいという人にはおすすめです。黒糖のようなコクのある甘味も、味わいを充実させてくれます。
【評価】
甘さ:★★☆
硬さ:★★★
コスパ:★☆☆
【基本情報】
価格:95円(税抜)
容量:45g
成分:エネルギー132kcal/たんぱく質1.9g/脂質0.2g/炭水化物30.6g(内訳なし)/食塩相当量0.0g
物足りない人はコレ!ローソンストア100「本煉ようかん」
ローソンストア100のようかんはド迫力のボリューム!容量は150gあり、これまで紹介したものの約3倍の量があります。それでも価格は100円(税抜)。ただでさえリーズナブルなコンビニようかんの中でも、コスパは圧倒的です。これまで紹介したコンビニようかんでは物足りない!という人にはおすすめのサイズです。熱量も440kcalと高カロリーなので、非常食として備えておくのもよいかもしれません。
【評価】
甘さ:★★☆
硬さ:★★☆
コスパ:★★★
【基本情報】
価格:100円(税抜)
容量:150g
成分:エネルギー440kcal/たんぱく質4.8g/脂質0.5g/炭水化物104.1g(内訳なし)/食塩相当量0.2g
【番外編】今日はちょっとぜいたくに。セブン-イレブン「紫芋羊羹」
これまで通常のようかんをレビューしてきましたが、最後は番外編としてセブン-イレブンの「紫芋羊羹」を紹介。価格は128円(税抜)とお高めですが、普通のようかんに食べ飽きてしまったときには、ぜひ食べてほしい一品です。
しっとりなめらかな口当たりは上品で、紫芋のコクも合わさった濃厚な味わい。ケーキやプリンなどのコンビニスイーツもいいですが、それに肩を並べ得るおいしさです!100円ちょっとで、このクオリティを味わえるという点でコスパは群を抜いていると言えるでしょう。
【評価】
甘さ:★★★
硬さ:★☆☆
コスパ:★★★★
【基本情報】
価格:128円(税抜)
容量:56g
成分:エネルギー146kcal/たんぱく質0.3g/脂質0.3g/炭水化物36.2g(糖質34.9g、食物繊維1.3g)/食塩相当量0.02g
「お気に入り」は王道なセブン-イレブン
「コンビニようかんなんて、どれも同じだろう」。そうたかをくくっていた、浅はかな自分を反省します。甘さも食感もバリエーション豊富で、それぞれの"キャラの違い"が楽しく、食べ比べるのについつい夢中になってしまいました。
いろいろと食べ比べをしてみましたが、個人的なお気に入りはやっぱりセブン-イレブン。食べ慣れているというのはもちろんですが、今回比較したことで、小豆の風味がしっかりしており「これぞ、ようかん!」と魅力を再確認。他と比べることで、より愛着が湧いてしまった…。これからもセブン-イレブンのようかんを“推して”いきます!
明日の間食のおやつに、週末のキャンプや登山などのアクティビティのお供に、みなさんも自分の「推しようかん」を見つけてみてください。
編集部のお気に入り
hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。