自動車とはココが違う!意外と分からないキャンピングカーを運転するときの注意点は?
「動く家」で楽しむ家族旅行。子育て世代にこそキャンピングカーをおすすめしたい理由
2022.12.13ライフスタイル
「キャンピングカーが欲しいけど、子どもは小さいしアウトドアも得意ではない。何より値段が高いから諦めよう…」と思っている方はいませんか?筆者自身もはじめはそう感じていましたが、実際はインドア派なママやパパにもおすすめしたくなるほど、子育て世代に大活躍するクルマでした!そこで今回は、20代でキャンピングカーを購入した体験をもとに、子育て世代にこそキャンピングカーをおすすめしたい理由を紹介します。
制作者
racche
ファミリーキャンプ歴4年目。普段は看護師として働きながら、趣味であるアウトドアを中心にwebライターとしても活動中。愛車のキャンピングカーを用いて月に1回は車中泊キャンプを満喫しています。インドア派な主人に乳幼児2人、そして愛犬3匹と一緒でも「安心・安全・快適」なキャンプを目指すべく、日々奮闘中です!
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もくじ
キャンピングカーは若いうちに購入するのがお得!?
日本RV協会発行の「キャンピングカー白書」によると、キャンピングカーの所有者は「お金」と「時間」に余裕ができる50代以上が約半数を占めています。一方、筆者がキャンピングカーを購入したのは最もユーザー数が少ない20代。
お金と時間に余裕があるわけでもありませんでしたが「キャンピングカーを早めに買ってて良かった!」と日々実感しています!
キャンピングカーを購入することで、仕事へのモチベーションが上がる!
日本人がストレスを感じている原因の多くが「仕事」だといわれています。実際に私もそのうちの1人でしたが、「キャンピングカーを購入する」という目標があることで仕事へのモチベーションが高まり、給料を上げることに成功。
今ではキャンピングカーが日々の疲れをリフレッシするためのツールにもなっているので、早く購入しておいて良かったと感じています。
家族旅行がもっと手軽に。思いついたらすぐに出発できる。
キャンピングカーで車中泊をすれば、家族旅行における「宿泊費」を大幅に節約できます。子供やペットなど家族が多いほど、お得に旅を楽しめます。
4人家族で3匹の愛犬がいる私の場合、キャンピングカーで車中泊をした際にかかる宿泊費は1泊0〜5,000円ほど。事前に新幹線の予約や綿密なスケジュールを練る必要がなくなったので、とにかく気軽に旅行に行けるようになりました。
車種によっては売却時に高く売れる!?
キャンピングカーは中古車でも人気が高く、台数が少ないので値下がりしにくいのも特徴です。特にベース車両が商用車の場合は、乗用車に比べてタフで故障が少ないため、メンテナンスによっては10年後に手放しても想像以上に高値で下取りしてもらえることも。
実際に若くしてキャンピングカーを購入した方のなかには、子どもが小さいうちはキャンピングカーで思い出を作り、使用する頻度が少なくなれば売却して子どもの学費や新しいクルマの購入費用として使う人も。意外かもしれませんが、資産価値の高いクルマとなっています。
買う時期が早いほど、キャンピングカーを長く楽しめる
子どもが成長するのは想像以上に早いものです。購入時期が遅くなれば、それだけ一緒にキャンピングカーを楽しむ時間は減ってしまいます。「いつかキャンピングカーを買う!」と心に決めている方は、できるだけ早めに購入するのがおすすめです。
筆者自身もキャンピングカーを購入して4年がたちますがが、少なくてもあと10年は子どもたちと一緒に楽しめそうなので、早めに購入して良かったと感じています。
妊娠〜育児中のリフレッシュツールに!
妊娠中でもドライブを楽しめる!
安定期を過ぎた妊婦にとって、ドライブは気分転換のひとつ。しかし妊娠中は血栓が出来やすくなるので、乗用車や電車、飛行機での長時間の同一姿勢は注意が必要です。
一方キャンピングカーは、足を伸ばしたり横になって休憩したりすることができるので、血栓の予防をしながら自分の体調に合わせて旅行やドライブを楽しむことができます。
赤ちゃんの授乳やおむつ替え、荷物が多すぎる問題などを解決!
赤ちゃんや小さな子ども連れの場合、授乳やオムツ替えなど、ちょっとしたお出かけさえも難易度が高くなり出かけるのが億劫になってしまうことも。しかし、キャンピングカーは車内でミルクや離乳食を作ったり、授乳やオムツ替え、お昼寝をしたりすることもできるのでママも安心して出かけられます。
「旅育」のツールとしても
キャンピングカーは旅行を通して子どもの心身の成長を促す効果がある「旅育」にも最適です。我が家の子どもたちは0歳の頃からキャンピングカーでよく出かけていますが、旅先ならではの新鮮な野菜や果物を食べたり自然に触れたりと、家では体験できない貴重な経験を多く得られ、親にとってもリフレッシュの時間となっています。
インドア派なママやパパのアウトドアデビューとしても
キャンピングカーといえばアウトドア好きな方が購入するイメージが強いと思いますが、実はインドア派にもピッタリなアイテムなんです。「動く家」と言っても過言ではないキャンピングカーには、室内クーラーやFFヒーターが標準装備。テント泊と違って、気温を気にせず年中快適な睡眠をとることができます。
バーベキューやサイクリング、カヌーなどの遊びは外で楽しみ、睡眠は快適な車内で。いいとこどりな快適アウトドアとしておすすめです。
災害時の避難対策として活用できる
自然災害国でもある日本では、いつどこで災害や震災に見舞われるか分からない現状があります。もしも災害に見舞われて避難生活を強いられた場合、キャンピングカーがあるのとないのとでは快適さが圧倒的に異なります。
特に子ども連れの場合は、プライベートな空間を保てることで周囲への配慮によるストレスを軽減でき、被災後の心身疲労を緩和できる可能性も高まります。
普段から防災グッズを車内に積んでおくこともできるので、万が一旅行先で災害に見舞われても安心。普段は医療現場で働き、災害医療にも携わってきた筆者にとって、キャンピングカーこそ「最強の防災グッズ」だと感じています。
キャンピングカーで育児を楽しもう!
キャンピングカーは子育て世代にとってかなり大きな買い物ではありますが、キャンピングカーを通して得られる体験や時間は我が家にとってかけがえのないものとなっています。購入のタイミングは人それぞれではありますが、気になっている場合はキャンピングカーをレンタルしてみるのもおすすめです。
ぜひみなさんも家族との貴重な時間を楽しむためのツールとして、キャンピングカーを活用してみてはいかがでしょうか?