最新四代目の実力を探る!進化したSUV「日産 エクストレイル」のキャンプ的装備と魅力
28,000台突破の実力とは?新型電気自動車「日産サクラ」と「キャンプ」の相性をチェック
2022.10.04ライフスタイル
キャンプの相棒として欠かせない「クルマ」。とはいえガソリン代の高騰などもあって、かさむ費用に悩まされている人も多いはずです。そこで今回は2022年6月に販売が開始された、電気自動車の注目株「日産サクラ」の実力をチェックしてみました。キャンプ道具の積載は?走りは?キャンパー目線で隅々までお届けします。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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【新型】電気自動車「日産サクラ」とは?
軽のレベルを超えた満足度
日産サクラG メーカー希望小売価格2,940,300円(税込) ※写真は特別塗装色
日産自動車が2022年6月に販売を開始した電気自動車が「日産サクラ」です。2010年に世界初の量産型EV「日産リーフ」を国内販売開始した実績をもつ同社だけあって、今回の新型車・日産サクラも注目度大!
日産サクラは、都市などでも扱いやすい「軽」として、日産リーフで培った技術をフル投入。電気自動車ならではの静かさに加えて、一般的な軽ターボ車の約2倍に迫る最大トルク(195N/m)による、軽自動車の枠を超える力強い走りも見逃せないポイントです。
4カ月で28,000台の受注を突破
2022年5月の発表以来、3週間で受注11,000台、9月下旬時点で受注28,000台を突破していることからも、その注目度の高さを伺えます。
「日本の電気自動車の象徴的な存在になってほしい」という願いも込められた車名と、それを体現する上質で洗練されたデザインも日産サクラならではのポイント。プロジェクタータイプの3眼ヘッドランプは、軽自動車初(2022年5月現在 日産調べ)の装備です。
【基本情報】
車名:日産サクラG
サイズ:
[全長] 3,395mm
[全幅] 1,475mm
[全高] 1,655mm
車両重量:1,080kg
乗車定員:4名
駆動用バッテリー:リチウムイオン電池(350V、20kWh)
最高出力:47kW/2,302-10,455rpm
最大トルク:195N・m/0-2,302rpm
駆動方式:前輪駆動
キャンプギアは積載できる?
ここからは、日産サクラとキャンプの相性を探ってみます。バッテリーの搭載効率を高めるユニバーサルスタック構造で広い室内空間が確保されていると言いますが、キャンプで必要なギアを積載できるのでしょうか?
今回はソロキャンプを想定して、次のキャンプギア類を用意しました。
- バックパック
- 焚き火台
- 寝袋
- コット
- テント/ポール
- ケア用品など
- グローブ
- バーナー・CB缶
- ランタン
- クッカーセット
- クーラーボックス
- チェア
- ローテーブル
日産サクラのラゲッジスペース(荷室)は全高1,700mm以下の軽ハイトワゴンクラスでトップクラス(2022年5月現在 日産調べ)の広さが確保されているので、1人分のキャンプギアを無理なく積載できました。
今回は最小限のギアで試しましたが、もう少しリッチなキャンプ装備でも積載できそう!
ラゲッジルームの床下には小物が収納しやすいスペースも。行方不明になりがちなギアもこれで安心!
「助手席シートアンダーボックス」もディーラーオプションに用意されているので、キャンプ場で履くシューズなどもスマートに収納できるはずです。
後席をスライドさせたり前に倒したりと、ラゲッジスペースを拡大することも可能です。これだけの広さが確保できるならデュオキャンプも楽しめそう!
これいい!編集部の感動ポイント
キャンプも十分楽しめることがわかったところで、次はhinata編集部のご贔屓ポイントを紹介します。
【その1】さりげないデザインのこだわり
日産サクラは、充電ポートが運転席側の後ろにレイアウトされているのも特徴です。降車してすぐに充電できる場所で、しかもライトが点灯する心遣いもうれしいところ!
充電ポートのキャップには、「サクラのロゴ」とインテリアなどにも採用されている「水引デザイン」が施されているのもポイントです。
【その2】いつでも安心できるUSBソケット
車内にはタイプA 1個/タイプC 1個のUSB電源ソケット(グレード別設定)が備えられています。スマートフォンやPCに給電できるので、いざという時も安心!
【その3】上質なインテリア&使いやすいモニター
水平方向にレイアウトされた、「9インチの大画面ナビゲーション」と「7インチアドバンスドドライブアシストディスプレイ採用のメーター」の2つのディスプレイも特徴的な装備です。
エアコンなどのスイッチが集約されたパネルも、平面にされたことで視認性も良く直感的に操作しやすいのもポイント。ダッシュボードがファブリックで覆われ、高い質感が実現されています。
意外とキャンプにも使える1台だった!
今回は、2022年6月に販売開始された「日産サクラ」の実力に迫ってみました。
スマートフォンとワイヤレス接続できるナビゲーションシステム「Nissan Connect」を活用すれば、乗車前にエアコンを作動させることも可能です。これも、エアコン作動にエンジン動力を必要としない電気自動車ならではの特権!自動車選びに悩んでいる人は候補に入れてみるのはいかがでしょうか?