【ファミキャン入門コラム】プロが薦める“与えすぎない”そと遊びとは
【無料ダウンロード可!】キャンプにまつわる「スタンプラリー」「ビンゴ」「すごろく」で、子どもと一緒にキャンプをもっと楽しもう!
2022.07.25ノウハウ
自然の中で子どもと過ごせるキャンプは親子にとって特別な時間。「せっかくなら子どもが楽しめるキャンプらしい遊びを体験させたい!」と思うのが親心ですよね。そこで今回紹介したいのが、キャンプならではの題材をモチーフにして作成した「スタンプラリー」「ビンゴ」「すごろく」です。いつものキャンプの遊びに一工夫させたい方やグループキャンプを盛り上げたいキャンパーの方はぜひチェックしてみてください!
制作者
racche
ファミリーキャンプ歴4年目。普段は看護師として働きながら、趣味であるアウトドアを中心にwebライターとしても活動中。愛車のキャンピングカーを用いて月に1回は車中泊キャンプを満喫しています。インドア派な主人に乳幼児2人、そして愛犬3匹と一緒でも「安心・安全・快適」なキャンプを目指すべく、日々奮闘中です!
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もくじ
目指せ!ちびっ子キャンプマスター「キャンプスタンプラリー」
目が離せない子どもを連れてキャンプをすると、なかなか予定通りに事が進まないことも多々あります。万が一子どもがぐずったり、キャンプ場に飽きたりしてしまえば、それをなだめるのに親は一苦労。自然を満喫するはずが、ついついスマホやタブレット、ゲーム機器に頼ってしまう親御さんも少なくないと思います。
そこで、子どもがキャンプを満喫できるようにキャンプの荷物を準備するところから帰宅までの一連の流れを題材にした「キャンプスタンプラリー」を作成してみました!無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひダウンロードしてみてください。
キャンプスタンプラリーで小さな子どもも立派なキャンパーに!
「キャンプスタンプラリー」には子どもが遊び感覚でキャンプのノウハウや楽しさを学べる項目を載せています。長男は2歳の頃から実践していますが、クリアしていく毎に自然とキャンプのルールやお手伝いをする習慣も身につくようになりました。また、子連れでのグループキャンプの際には、キャンプをしたことがない子どもや親御さんに事前に渡しておくことで、「キャンプではどんなことをするのか」などもイメージが湧きやすく、お子さんもグズらずに楽しめていたと好評でした!
キャンプ場の散策にピッタリな「キャンプビンゴ」!
「キャンプビンゴ」とは?
キャンプビンゴはキャンプ場を子どもと一緒に散策しながら、紙に書かれたお題を見つけてビンゴやコンプリートを目指していく遊びです。キャンプビンゴ自体は自作するか他のキャンパーが作成したものを準備する必要がありますが、キャンプ場で手軽に遊べるアイテムとして、近年では子ども連れファミリーのキャンプの遊びとして定番にもなりつつある人気な遊び方です。
「キャンプビンゴ」を用意しよう
キャンプビンゴは2種類作成。A4用紙に印刷すれば2つ分のキャンプビンゴが作れます。こちらも無料でダウンロードできるので、使ってみたい方を印刷して使用して下さい。ちなみに印刷する際はA4サイズの普通用紙でも問題ありませんが、遊んでいるうちにすぐに折れ曲がってしまうので、台紙に貼り付けたりラミネートしたりするか、少し厚めの紙や写真用の光沢用紙に印刷して使用するのがオススメです。
「キャンプビンゴで」は何歳から遊べる?
キャンプビンゴは幼児期〜学童時期の子どもの遊びとしてピッタリなアイテム。我が家では長男が2歳の頃から自作したキャンプビンゴを使って楽しんでいます。2歳といえばイヤイヤ期真っ最中で、まだうまく言葉が喋れない年齢ではありますが「これは(どこ)ー?」「あれは(何)ー?」など興味津々で楽しみ、ぐずることもほとんどありませんでした。
また現在1歳になったばかりの次男は絵柄と同じものを見つけるのは難しくても、シールを貼ることはできました。小さなお子さんがいるファミリーキャンパーの方は親が主導になって一緒に遊んでみてくださいね。
「キャンプビンゴ」で遊ぶ際に注意すること
子どもが主体となって楽しめる「キャンプビンゴ」ですが、必ず子どもから目を離さないことが大切です。子どもが夢中になればなるほど、いつの間にか他のキャンパーのサイト内に入り迷惑をかけてしまったり、キャンプ場にある川や山など1人で散策しに行って迷子になってしまったりする危険性も十分に考えられます。
特に子どもの数が多くなるグループキャンプでは子どもたち自身も競争感覚で楽しみたがるので、バラバラに散策にいくのではなく、チーム対抗にしたり散策範囲を限定するなど、付き添いの大人が見守れる環境を作っておくことも大切です。
サイト内で楽しめるキャンプ遊び「キャンプすごろく」
誰もが一度は遊んだことのある「すごろく」は雨の日や暗くなった夜にサイト内で遊べるアイテムの一つ!しかしルールや内容が難しければ、小さな子どもはすぐに飽きてサイトの外に出てしまうことも…。
そこで思いついたのが、キャンプ場ならではの遊びを組み合わせたオリジナルの「キャンプすごろく」でした。
「キャンプすごろく」の準備
今回用意したのは、小さな子どもでも手軽に楽しめる内容のビンゴ。印刷はキャンプビンゴ同様にA4サイズの厚めの紙や光沢用紙がオススメです。サイコロは市販の物でも問題ありませんが、我が家には何でも口に入れたがる1歳児がいるので、誤嚥を予防するためにサイコロも自作しています。
紙性のサイコロは潰れやすいので、切ったり貼ったりするのはキャンプ場に着いてから行い、四方はしっかりテープを貼って補強します。兄弟がいる家庭やグループキャンプの場合はサイコロの土台用紙をを何枚か用意しておき、シールや絵を描くなどして自分専用のサイコロを作れば、子どもたちも工作気分で楽しんでくれますよ。
「キャンプすごろく」の遊び方〜基本ルール〜
キャンプすごろくの進め方は普通のすごろくと同じですが、項目の中にはキャンプ場でできる対決を入れています。そのマスに当たれば全員またはチーム毎に対決をしながらゴールを目指していきます。
我が家では勝負の度に勝った子どもにちょっとしたオヤツをプレゼント!親が参加する場合は大人が喜ぶ、おつまみおやつやお酒などを準備して、子どもも大人も楽しめるすごろくにするのがオススメです。
「キャンプすごろく」の遊び方〜紙飛行機対決〜
紙飛行機の材料は自宅にある要らないチラシや新聞紙、折り紙、画用紙を使用!紙飛行機の作り方はさまざまありますが、子供が小さい場合は親がベースを作ってあげましょう。紙飛行機にシールやお絵描きをすれば自分オリジナルの作品の完成!スタートラインにハンデをつければ年齢に関係なく楽しめます。
ちなみに紙飛行機は広場で楽しむのも方法ですが、サイト内だけで遊ぶことも可能。テントやタープの一部に的を設置して、そこに命中させるか、近かった方が勝ちにすれば、狭いサイトでも十分紙飛行機を使って楽しめますよ。
「キャンプすごろく」の遊び方〜ペグ打ち対決〜
ペグ打ち対決はキャンプ場ならではの遊びのひとつ!ペグ打ちができる年齢の子どもであれば、ペグにシールなどの目印を付けておき、先に目印まで打ち込められた方が勝ち!シールの位置やスタート時間にハンデをつければ大人との勝負も可能です。1〜3歳など、ハンマーを使うのが危ない小さな子供の場合は100均一などに販売しているピコピコハンマーを使い、ペグを5回叩ければ勝ちにすることで、年齢問わず勝負を楽しめます。
「キャンプすごろく」の遊び方〜にらめっこ(変顔)対決〜
にらめっこ対決は良くある「笑った方が負け」の遊び!複数人でする時はトーナメント形式がオススメで、変顔や笑わそうと必死な姿を写真におさめるのもキャンプの思い出のひとつになります。1.歳の幼い小さな子供や赤ちゃんも一緒に遊ぶ場合は、15秒以内に笑わせられたら勝ちにするなどルールを変更するのがオススメです。
ちなみに我が家ではただ単ににらめっこするのでは物足りなかったので、子どもが喜ぶ手作りお面を作成。「にらめっこしましょう笑っちゃだめよ〜アップップ」の歌のあとにお面を外して、変顔を見せ合いっこ!これが意外と子どもたちには大好評でした!
「キャンプすごろく」の遊び方〜ペグ輪投げ対決〜
サイト内に数本のペグを打ち込んで、多く輪っかを投げ入れられた人が勝てるゲーム。輪っかは画用紙などで自作することも可能ですが、我が家のオススメは100均一などでも販売している「光るリング」です。光るリングを使えば夕方や夜でも紛失する恐れが少なく、夜は子供の手に付けておけば子どもがどこにいるかの目印にもなるので、小さなお子さんがいる家庭なら是非とも準備して欲しいアイテムですよ。
キャンプでの遊びを増やして、子どもも大人もキャンプを楽しもう!
子どもが大きくなれば一緒にキャンプを楽しめる機会も少なくなります。その貴重な期間、せっかくなら楽しいキャンプ時間を親子で過ごしたいですよね。キャンプで楽しめる遊びは今回ご紹介した遊び以外にもまだまだありますので、ぜひともご家庭にあった遊びを取り入れて、子どもと濃厚で楽しいキャンプ時間を過ごしてみてくださいね!