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BEAMSに聞いた子ども用アウトドアハット&キャップの選び方。1年でも長く使えるお気に入りを見つけよう!

日差しの強い夏はとくに必要ながら、あっという間にサイズアウトしてしまう子ども用のアウトドア帽子。できるだけ長く、たくさん使いたいものですが、子どもがかぶるのを嫌がったりと苦戦している親御さんも多いのでは。大手セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」でキッズラインを扱うプレス担当者に、子ども用ハットやキャップの選び方や使い分けについて教えてもらいました!

夏にマストなキッズ用の帽子。上手に選べてる?

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熱射病や紫外線対策に、野外ではマストな子ども用のハットやキャップ。デザインも形状もいろいろなものが販売されています。しかし、子どもは成長が早く、ほとんどかぶらないままサイズアウトしてしまった…なんてことも。その上、蒸れてしまい帽子をかぶるのを嫌がったり、機能性重視で選んだら普段の洋服と合わせづらかったり。子どもの帽子って難しい!と悩むママやパパたちに、上手な子ども用のアウトドアハット&キャップの選び方、教えます!

キッズ用帽子、選び方のアドバイスをしてくれるのはこの人!

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ビームス プレス

知識優花さん

2014年ビームスに入社。店舗経験後、プレスに異動しウィメンズドレスを担当。2020年に男の子を出産。育休後、4月に復職し現在はキッズのプレスを担当。

Instagramはコチラ@chishiki_yuhka

子ども用の帽子、正しいサイズを選ぶには?

「実際にかぶってもらう」のがベスト

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帽子は服や靴と同じで、サイズ表記があっても、メーカーによって若干サイズ感が異なることがほとんど。子どもと一緒に店頭に行き、「実際にかぶってみる」のがベストです。「お子さんにかぶらせたとき、親御さんの人差し指1本分が入るくらい余裕があると、キツすぎず緩すぎないちょうどいいサイズ感といえます」(知識さん)

サイズ調整できる帽子の、大きめを買う

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とはいえ、子どもを伴っての買い物は、時間に余裕がないとなかなか難しいもの。オンラインショップを利用するときは、子どもの頭囲をきちんと計測し、適したサイズを選ぶ必要があります。「オンラインショップなど実際に試着できない場合には、アジャスターなどでサイズ調整のできる帽子を選ぶといいでしょう。大きめのサイズを買い、最初は一番キツめに調節すれば、1〜2年長く使えることもありますよ」(知識さん)

知っておくと便利。帽子サイズの見つけ方

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いざ子どもの頭囲を測ろうと思っても、後頭部が膨らんでいたり、おでこが出ていたりと、頭の形はその子によるので、「どこを測るのが正解?」と迷ったことはありませんか? 目安は帽子を深くかぶるときと、後ろ下がりにかぶるときの位置の2箇所を測り、数字が大きくなる方プラス1cmの帽子を選ぶこと。
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子どもの頭は、生まれてから1歳までに10cm以上、2歳までの間に2.5cmも成長します。その後少し緩やかになり、4歳までは1年に約1cm、6歳までは1年に約0.5cm。個人差はありますが、15歳ころまでに大人と同じ大きさになり、小学校高学年でママと兼用で帽子をかぶれる子もいます。男女差は生まれたときから6歳まで0.5〜1cmほど、大人になると約2.5cmあり、男の子の方が頭が大きい傾向に。 翌年も同じ帽子を使いたければ、1〜2cm大きめの帽子を買ってサイズ調整をするのがよさそうです。 参考:厚生労働省 平成22年乳幼児身体発育調査の概況について

ハットvsキャップ。それぞれのメリットは?

海キャンプはハット、山キャンプならキャップがおすすめ

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BEAMS mini / アドベンチャーハットONE SIZE(頭周り51~53cm) PINK 3,190円(税込) ※モデルは7歳、120cmの服、54cmの帽子がジャストサイズ
お外遊びの定番といえば、ハットとキャップ。両方持っている人も多いと思いますが、遊びに行く場所や活動内容など、シーンによって使い分けると便利です。 「海は日を避けられる場所が少ないので、ぐるりと一周つばがあり、後ろにネックガードのついているハットが、日焼け対策もできておすすめ。海に落としたり砂遊びなどで汚れてしまった場合に、洗える素材が多いのもこのタイプですね。自宅で子ども用プールを出して遊ばせるときも、このハットが役立ちます」(知識さん)
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BEAMS mini / スマイルメッシュキャップ 22S 110~130cm対象 IND×RED 2,090円(税込)
「一方、山でキャンプをする場合は、側面がメッシュ素材になっていて通気性のいいキャップがおすすめ。つばが前だけで視界が狭まらないので、よく遊び動く子にもピッタリです」(知識さん) 海には麦わら帽子も定番のひとつですが、海風にあおられて落としてしまい、汚れたときに丸洗いできないのが難点。山でも登山など長時間日差しを浴びる可能性のある場合は、ハットを選ぶ方がいいでしょう。

日常使いにはキャップがベター

男児の通学帽や野球帽としても定番のキャップ。最近は、街で若い女性や子ども連れのママ、小さな子どもでもかぶっているのをよく見かける、人気の形状です。色やデザインが豊富で日常使いもしやすく、コットン素材であれば通年かぶれるのでヘビロテ間違いなし。
「アウトドアではもちろん、ふだんのお洋服に合わせやすいのも、キャップ人気の理由ですね。落ち着いたカラーやコットン素材ならスポーティになりすぎず、女の子のスカートやワンピーススタイルにも合いますよ」(知識さん)

ハット+レインコート+ブーツの3点セットで雨キャンプ!

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B:MING by BEAMS / クラウドハット ONE SIZE(頭周り51~53cm) GREEN 3,190円
夏は夕立などで天気が崩れることも多く、雨の中でのキャンプになることも。しかし子どもが長時間傘をさして過ごすのは難しく、動き回って結局濡れてしまう羽目に。 「雨の日、子どもにはレインコートに長靴を履かせ、防水か撥水加工のハットをかぶってもらえば傘なしでも大丈夫。ハットはあご紐がついているものを選べば、走り回って頭から取れてしまっても地面に落ちる心配がありません。子どもは水遊びが大好きなので、多少の雨ならこの3点セットで、外で思い切り遊ばせてあげたいですね」(知識さん)

帽子を嫌がる子どもに、機嫌よくかぶってもらうには?

鏡の前で「かっこいい!」と褒めちぎる

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小さな子どもはよく動くので、帽子を邪魔に感じたり夏は蒸れたりして嫌がり、かぶるのを拒否するのもしばしば。そんなときの対処法は? 「うち(2歳男の子)がよくやるのは、鏡の前に一緒に立ち、帽子をかぶらせて『かっこいい!』と持ち上げること。スマホのインカメで後ろ姿なども見せて褒めちぎると、機嫌よくかぶってくれますね」(知識さん)

他にも、こんな小ワザあります!

  • 赤ちゃんのころからかぶる習慣をつけて、帽子への抵抗をなくす
  • パパやママとお揃いにして「一緒しようね」と誘い込む
  • 好きなモチーフ(車やお花など)がついている帽子を選ぶ
  • 暑くて嫌がる場合は、頭頂部にガーゼハンカチを一枚はさんであげる

子どもが気に入ってくれた&失敗した帽子は!?

ふたりのママのリアル体験談

「子どもに帽子をかぶらせたいけど、苦戦する」という点で意見の一致した知識さんとhinata編集部朝倉。年齢・性別の異なる子どもをもつママでもあるふたりの、子どもが気に入ってくれた帽子と失敗した帽子、エピソードを交えてお伝えします!
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ビームス プレス キッズ担当 知識さん(2歳男の子のママ)

パパとお揃いのラルフローレンのキャップは、息子もお気に入り。通年かぶれるコットン素材で、サイズ調整もできるのでかなり活躍しています。お庭でプール遊びをするときは、ザ・ノースフェイスのハットを。後首から背中までネックガードで日よけができるので安心。あまりかぶらなかったのは、赤ちゃんのときのボンネットなどの帽子。赤ちゃんは寝ていることが多く、ベビーカーにシェードがついているので、日差しの強い場所にお散歩するなど以外は、あまり必要ないのかなと思いました。
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hinata編集部 朝倉(7歳女の子ママ)

今までに、お下がりもふくめて娘に20個近く帽子を用意しましたが、かぶってくれたのは片手で数えるほど。鬱陶しく感じたり、デザインが気に入らなかったり。ベレー帽は一度も出番がありませんでした(泣)。そんな娘のお気に入りは、ママとお揃いの麦わら帽子と、コットン生地のキャップ。お友だちもみんなキャップをかぶっていて、キャンプに行くときも公園に遊びに行くときも、買い物に行くときもかぶっています。ママやお友だちとお揃いというのは、かぶってくれる大きなきっかけになりますね。

お気に入りの帽子でお外へ出かけよう!

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子どもはお気に入りの帽子があれば、機嫌よく動いてくれるもの。機能性ももちろん大事ですが、気分も足どりも軽くなるお気に入りのひとつを見つけて、楽しくお出かけしましょう!

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