機能性とカスタム性が高い日産「キャラバン」でアウトドアスタイルは変幻自在!【hinataガレージ】
1973年の発売以来、商用車としてはもちろん、アウトドアユーザーに対して人気を誇っている日産「キャラバン」。2021年のマイナーチェンジで、約9年ぶりにNV350キャラバンからキャラバンへと名称が回帰されました。そんなキャラバンは、荷室空間の広さや悪路をもろともしないパワーなど、アウトドアシーンで実力を発揮する優れた1台です。今回は、さまざまな場面でキャラバンを使いこなすオーナーに、購入のきっかけやこだわりを聞きました。
長年愛されるキャラバンの魅力とは
発売開始から40年を超えるキャラバンは、現在5代目まで開発されている歴史ある商品です。モデルチェンジやマイナーチェンジを重ね、そのスペックは商用目的だけでなく、普段使いでも満足度が高いものになっています。中でも、アウトドアユースにおいてその性能を遺憾なく発揮。積載性やカスタム性の高さ、場所や状況によって柔軟に対応できるスペックはキャラバンならではです。
自由なスタイルでアウトドアライフの幅が広がる一台!
日産「キャラバン」の魅力は何といっても、その積載性の高さです。キャンプ道具一式を入れても余裕のある荷室。キャンプ時に苦労する荷物の持ち運びの負担が少なく、準備が楽なところはアウトドアを存分に楽しむうえでは重要なポイントになります。
荷室部分が広いことで、さまざまなスタイルでアウトドアを楽しめるのもポイント。カーサイドタープでテントの設営なしに、お手軽にキャンプを楽しんだり、車中泊で場所や時間を選ばずベッドで寝られたりと、自分に合った形式に変化させることが可能です。
車中泊でも足を伸ばして寝られるため、そのストレスもあまり感じないといいます。ベッドを展開したままでも荷物を積み込めるスペースが確保されているところも強みの一つです。また、雨の日でも安心。テントの撤収時には、大きめのビニール袋に丸めて入れて、雑につめられます。急な天候の変化にもすぐに対応でき、寝床を確保。アウトドアの選択肢が広がるところも魅力です。
キャラバンを選んだ決め手とは?
キャラバンと同じミニバンで人気が高いのがトヨタ「ハイエース」。アフターパーツの多さや中古車市場に流通している台数は、ハイエースに分があるといいます。では、今回お話を聞いたオーナーさんはなぜキャラバンを選んだのでしょうか。
機能面と価格を検討して購入を決定
市場においては、ハイエースほど台数が流通していないキャラバンですが、その価格はハイエースよりも安くなっています。予算的にキャラバンのほうが安く選ぶことができた、という声が聞かれました。また、走行距離の少ない中古車を見つけられる、という評価があります。
機能面においては、そこまで差は感じないものの、細かい部分をみると優れた面があるようです。例えば、切替式4WD。ぬかるみにはまった時などはパワーのある4WDに設定し、通常運転の場合は2WDで燃費よく走る、ということが可能です。
燃費は、ディーゼル車で荷物などがない空車時には最高で12km/lほどだそう。この燃費の良さもキャラバンの強み。その他にも、2列目のシートが真ん中で分離して、片側のみたためることができるので、3人乗りで残りのスペースを余すことなく荷室にできるところもキャンパーにとってはうれしい点です。
「伸びしろ」の大きさと「注目度」の高さ
流通量やアフターパーツの少なさを逆手にとらえ、「伸びしろ」が大きいと考えるオーナーさんも。前述のように、ラゲッジユーティリティナットがたくさんあるため、自分好みに改造しやすい。また、走っている台数が少ない分、改造車として注目度が高くなりやすいのです。より快適に、より自分好みに、遊び心あるオンリーワンの一台に仕上げられます。
キャラバンとともにアウトドアを楽しむ旅へ
車中泊でも存分にくつろげる広さは、アウトドアを楽しむうえで重要です。身動きも自由にとれるので、長期的な旅などでも快適にすごせます。思いつきでキャンプに出かけて、キャンプ場が空いてなかった際には、車中泊に切り替えられるなど、柔軟性も抜群。多くの選択肢をもって、ストレスなくアウトドアを楽しめるのが強みです。
オーナーさんの中には、北海道の旅やフェリーを使いながらの日本一周の旅を考えている方も。自分のスタイルに合った形にカスタムして、キャラバンとともにアウトドアの旅を心ゆくまで堪能しましょう。