【キャンプの輪】仲間に恵まれたキャンパーの流行に流されない快適スタイルとは!?
hinataコンセプトショップを併設したエルブレス・アリオ柏店がグランドオープン。記念イベントにはあのキャンプ好き芸人が登場!
2021.12.23ライフスタイル
千葉県柏市の大型アウトドア専門店「エルブレス セブンパーク アリオ柏店」がグランドオープンし、記念イベントが2021年11月下旬に開催されました。店内に設けられたhinataのコンセプトショップをステージに、芸能界きってのキャンプ好きで知られるお笑いコンビ「ペナルティ」のヒデさんと、女子ソロキャンプの火付け役・森風美さんが"推し"のキャンプギアを実演販売。多数のお客さんが駆けつけ、ステージ周辺はにぎわいを見せていました。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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エルブレス セブンパーク アリオ柏店がグランドオープン!
外遊びのギアに埋め尽くされた大型アウトドア専門店
全国各地に73店舗を構えるアウトドア専門店のエルブレスが2021年11月19日、千葉県柏市に県内5店舗目となる「エルブレス セブンパーク アリオ柏店」をオープン。近隣には多くのファミリーが居住していることもあり、家族連れで楽しめる体験型の展示を多数用意しています。
店内はどこを見渡しても、外遊びの質を上げてくれるギアやウェアがずらり。初心者から上級者まで、アウトドア好きの"欲しい"がひと通りそろう大型ショップが完成しました。
hinataのコンセプトショップも同時にグランドオープン!
広大な店内の一角には、hinataのコンセプトショップも常設。「きっとそとがすきになる」というhinataの世界観を表したような温かみのある空間で、hinataスタッフが厳選した「ここでしか出会えない」アウトドアギアの展示販売を行っています。
hinataコンセプトショップのプロデュースを手掛けた、インテリアデザイナーのBOCCAさん
コンセプトショップの空間プロデュースを手掛けたのは、インテリアデザイナーのBOCCAさん。hinataの記事やYouTubeにも多数出演する、無類のアウトドア愛好家です。
【BOCCAさんプロフィール】
キャンプや登山、パックラフトなど、さまざまなアウトドアを楽しみ、その様子をYouTubeで配信している、Jeep乗りのソロキャンパー。インテリアとアウトドアの両方の視点を生かし、キャンプ場のブランディングにも携わっている。年間のキャンプ回数は100泊超え。
Instagramはこちら:@bocca_wonderland
ショップ内にはアウトドア用品の買取カウンターも設置。不要になったテントやタープ、焚き火台などを持ち込めば、専門のスタッフがその場で査定。買取相当額は全国のゼビオ、エルブレス、ヴィクトリアで利用できる商品券に引き換えられます。新しいギアをお得に買い換えるなら、活用しない手はありません。
11/21、オープン記念としてスペシャルイベントが開催
ペナルティ ヒデ&森風美、キャンプ好き有名人の2人による実演販売
グランドオープン直後の11月21日(日)には、hinataのコンセプトショップを舞台にしたスペシャルイベントを開催。キャンプ歴25年以上のキャリアを持つお笑いコンビ「ペナルティ」のヒデさんと、女子キャンパー代表の森風美さんが店内の気になる商品をピックアップし、イベントを訪れた観客を前にテレビショッピングさながらの実演販売をしました。
放課後ハートビートのHIWAさん(左)と松下シュートさん(右)
イベントのMCを務めたのは、お笑いコンビ「放課後ハートビート」。ハイテンションな進行で会場の雰囲気を明るくしてくれました。
森風美さん(左)とヒデさん(右)
実演販売は、フジテレビ系の生活情報番組「ノンストップ!」の通販コーナーにも出演するヒデさんと、キャンピングカーで会場入りした森風美さんが担当。2人は店内の気になるアウトドアギアをそれぞれ3商品ずつ選び、計6品の実演販売を実施しました。
ステージ前には店を訪れた多くのお客さんが集結。巧みな話術で実演販売されるアイテムを興味深そうにチェックしていました。
気になる実演販売の内容をレポート!
【その1】ホールアース/アーストリッパー 2.0
森風美さん(以下、森さん):では、私がまずご紹介するのはこちらのテントです。
ヒデさん:テントって、昔と比べるとずいぶんコンパクトになりましたね。
森さん:はい、実はこれ、このサイズで2人用テントなんです。テントって、いわゆる寝るところが寝室で、その前にあるリビングというか、ダイニングにもなるスペースがあるんですけど、そこが前室と呼ばれるんですね。これは、その前室が付いているタイプなのに、いざ収納するとこんなにコンパクトになるんです。
ヒデさん:すごい!
森さん:で、ステージ上だとちょっとスペースが足りないので、上に建てていただきました。あちらをご覧ください。
店内に展示してある「アーストリッパー2.0」
ヒデさん:あのサイズで2人だったら、余裕でくつろげそうですね。
森さん:広いですよね。あと、テントは最近柄モノも人気あるんですが、あのモデルはわりとネイチャーカラーみたいな感じで。
ヒデさん:今日の森さんのコーディネートも、がっつりテントと似てるじゃないですか。
森さん:それはたまたまです(笑)。キャンプを始めるときって、どうしても「小さいほうが使いやすいのかな」と思いがちですが、実際の使い勝手を考えると、あれくらいのサイズがベスト。寝室があって、リビングとなる前室もちゃんとあるテントがいいと思いますね。
森さん:それと、このテントの一番の魅力は、夏でも冬でも快適に過ごせちゃう点です。夏は前室部分がフルメッシュになるので、中に虫が入らず、風通しよく過ごせます。
ヒデさん:快適ですねー。
森さん:そうなんです。テント下部には「スカート」という冷気をガードしてくれる部分があるので、冬の寒さ対策もばっちり。最近はお子さんと一緒に2人でキャンプする親御さんが増えていると思うんですけど、こういうテントなら中で遊ぶのも外で遊ぶのも、動線がシンプルになるんですね。タープを別で張る必要もないし、このテントひとつで、おおむね快適にキャンプを満喫できます。
ヒデさん:これだけ広ければ、若手芸人なら16人ぐらいで住めそうですよね。
松下シュートさん(以下、松下さん):狭いのには慣れてますからね、僕らは(笑)。
専用袋に収納された「アーストリッパー2.0」
森さん:もうひとつ、これはポールが場所ごとに色分けされていて、同じ色のスリーブ(ポールを通す筒状の生地)に通すだけで組み立てられる、という優れた仕組みを採用しているんです。
HIWAさん:すごく簡単に組み立てられるんですね。
森さん:さらに「キャノピー」という延長のタープも付いているので、雨の日でも前室を拡張して遊べます。雨天でもキャンプを決行できちゃうんです。気になる方は店内のあちらに展示してあるので、あとでぜひ見ていただけたら幸いです!
【その2】ムース キャンバスルーム/ファイヤースタンド〜灯篭〜
森さん:続いてはですね、こちらなんですけど…はい!
HIWAさん:見たことない形状のものが出てきましたね…。
森さん:これ、なんだか分かりますか?
ムース ファイヤースタンド〜灯篭〜 スタンダードサイズ(上)、ラージサイズ(下)
森さん:こちらはですね、「ファイヤースタンド〜灯篭〜」という焚き火台です。上がソロ用のスタンダードサイズ、下がファミリーやグループ用のラージサイズになっています。
ヒデさん:最近は焚き火もブームですよねー。もう「焚き火するだけでもいい」という方もいますからね。
森さん:いらっしゃいますよね。やっぱりみなさん、キャンプといえば焚き火。私自身もキャンプを始めたいという友達には、まず焚き火をすすめるようにしています。いまは仕事終わりに、日帰りで焚き火をする方なんかもいるみたいで。小さいほうは、私が普段から使っているのと同じものです。
慣れた様子で焚き火台を分解する森さん
森さん:実は私、いまでこそキャンピングカーに乗っているんですけど、昔は免許を持っていなかったのでキャリーバッグに荷物を詰めてキャンプしていたんですね。で、キャリーバッグに収まる一番いい焚き火台がこれ。約1.1kgと軽量で、パーツも4つに分解できるんです。ちょっと一度バラしてみますね。
こんな感じでバラすと、とても薄くなります。ということで、ソロの方は小さいサイズでいいと思いますし、ファミリーの方は大きいサイズを選べば使い勝手がいいんじゃないでしょうか。
松下さん:ファミリー向けの大きいほうも畳めるんですか?
森さん:はい、そっちもソロ向けと同じく薄くなりますよ。
ヒデさん:この六角の、一番底の面が畳んだときの広さということですね。
森さん:そうですね、はい。で、この商品はですね、hinataさんが運営しているこのエリア、hinataのコンセプトショップで買えちゃうみたいなんです。このショップの商品はhinataさんがセレクトしたアイテムやガレージブランドのものなど、ちょっと珍しいアウトドアグッズがたくさんあって。私も初めて見る商品がいっぱい並んでいるんですよ。ぜひイベントが終わったらチェックしてみてくださいね。
【その3】エコフロー/リバーマックスプラス
森さん:はい、続いては3品目。こちらはエコフローの「リバーマックスプラス」というポータブル電源です。最近のキャンプシーンでは、ポータブル電源ってもうマストアイテムなんですよね。
ヒデさん:いやあ、本当にそうですね。
森さん:78,000円ちょっとするので値段は高いんですけれど、こちらのリバーマックスプラスはこの小さなサイズ感ながら、ブーストモードで最大1200Wまで出力できるんです。
ヒデさん:じゃあドライヤーなんかもそのまま使えますね。
森さん:まさにそうなんです。ヘアアイロンもOK。ほかにはテント内でコンロなどの火器を使うのが怖いときは、この電源に繋いでIHクッキングヒーターにしてみたりとか。電気ならお子さんが使っても安心できますしね。
森さん:実は私、自宅にポータブル電源を4つぐらい持っていて…マニアみたいになっているんですけど(笑)。で、実際に使ってみると、充電忘れが頻発するんですね。
ヒデさん:ああー、ありそうですね。
森さん:どの電源も容量が大きいから「ま、いっか」みたいな感じで充電せずにキャンプ場へ持っていくと、あと1しかメモリが残っていなかったり。でもこのリバーマックスプラスなら、なんと1時間で80%くらい充電してくれるんです。なので、出かける直前に充電を始めても、キャンプ場でたっぷり活躍してくれます。
ヒデさん:それはうれしいですね。
森さん:さらに、ディスプレイもすごく見やすくて。いま何ワット使用しているとか、このペースで使うと何時間持ちますよ、とか。USB-Cの差込口やシガーソケットもあったり。最大10口まで同時に充電できるんです。
ヒデさん:よくできてますねえ。
森さん:ちなみに、先日やったインスタライブで「冬の車中泊やキャンプに欠かせない道具は?」って聞いたら、みんな「電気毛布」って答えていまして。キャンプ場で電気毛布を使うためには、ポータブル電源が必要じゃないですか。だから、これはひとつ持っておくと便利なんじゃないかなと思います!
HIWAさん:冬にキャンプするなら、ポータブル電源を持っていたほうが快適に過ごせるんですね。
森さん:キャンプ場によっては電源付きのサイトもあったりするんですが、非常時やそのほかアウトドアシーンでいろいろ活用する場面を考えると、持っておいて損はないですね。夏だったら、電動かき氷器をつないでみたり。
ヒデさん:お祭り気分で楽しそうですね。
森さん:そういうこともできたりするので。こちら、人気商品なのでいまちょっと予約待ちなんですが、気になる方はぜひネットでチェックしてみてください。
【その4】エコフロー/イーエフデルタ
松下さん:お次はヒデさんのおすすめ商品をご紹介お願いします。
ヒデさん:はい。では商品を紹介していきたいと思うんですが、実は森さんとひとつ被っちゃってるんですよ。
HIWAさん:えっ!?
松下さん:どちらの商品ですか?
エコフロー イーエフデルタ
ヒデさん:それがこちらです。エコフローさんのポータブル電源「イーエフデルタ」。とは言っても、森さんが紹介してくれたモデルよりも大きいサイズなんですけどね。まさか被ると思わなかったので、あらためてキャンプの必需品なんだな、という感じがしますけれども。
HIWAさん:そうですねー。
ヒデさん: 私がキャンプを始めた25年前、キャンプは不便だからこそ、普段の生活のありがたみがわかると言われていたんですね。でもやっぱり世の中が変わりまして。今度は、余計なところに時間をかけず、お子さんと遊ぶ時間を確保したい、そのためには、普段使っている家電をアウトドアでも使うという流れになってきたんですね。
ヒデさん:それを叶えてくれるのがこの商品。最大出力は2400W。それこそホットプレートだったり、電気圧力調理鍋などが使えるので、食材を入れれば料理が完成します。ですから、機械が料理を作ってくれている間に、夫婦で語らう時間だとか、お子さんと遊ぶ時間が増えるんですね。要は、その調理で作ったものはお料理ではなくて「幸せな時間」だったんだ、ということになりますよね。
HIWAさん:いただきました!
松下さん:めっちゃいいこと言うじゃないですか。
ヒデさん:あれ、お客さんにあんまり響いてない?(笑)
ヒデさん:キャンプ以外でも地震などの有事の際、スマホが充電できないと、知り合いに連絡が取れないですよね。そういったとき、これが一台あれば安心です。さらにキャンプ場でちょっと仕事したいときなんかも、パソコンを充電しながら作業できるので、本当に便利なんです。
ヒデさん:この商品は店内の「E-キャンプ」売り場に置いてあります。こちらのモデルは、予約なしでも購入可能。ひとつ検討してみてはいかがでしょうか。
【その5】トヨトミ/レインボーストーブ
ヒデさん:さて、2商品目。トヨトミの「レインボーストーブ」です。まずなにより、見た目がかわいいですよね。私はこのタイプのストーブが当たり前の時代に育ちましたが、今の人には一周回ってレトロな感じがするんでしょうか。
ヒデさん:で、これは商品名の通り炎が7色に見えるような作りなんです。それが写真映えしますし、見てるとやっぱり癒されるんですよね。ほっこりするというか。
ヒデさん:これ、操作も非常に簡単です。一発で点火できるので「寒い寒い」って状態のときに、すぐに着いてくれる。換気対策をきちんとすれば、テントの中でも使えますし。それと万が一、転倒したら怖いと感じる方もいると思うんですが、タンクが二重構造になっているので漏れの心配も少ないんです。そもそも構造的に、転倒しにくいんですけどね。
HIWAさん:たしかに。
【その6】フライパン ジュウ/ジュウ
ヒデさん:最後は、こちらのフライパンをご紹介します。
ヒデさん:かわいらしい見た目で、アウトドアでも映える雰囲気ですよね。そしてIH対応。結局、一石二鳥のアイテムが一番いいじゃないですか。キャンプのときにだけ使えるものよりも、普段使いできるものを。さらにこのフライパンには大きな特徴がひとつあります。取っ手が取れるんです。ハンドルを横にずらして、外すだけ。「取っ手を取って」ってね。
HIWAさん:おお、親父ギャグ!
ヒデさん:全然おもしろくないこと言いましたね、いま(笑)。
ヒデさん:極端な話、フライパンのどこにでも取っ手を付けられるんです。そして外せば、パスタ用のお皿なんかにも使えたり。
HIWAさん:おお、たしかに!
ヒデさん:写真映えもしますよね。おしゃれなお皿です。
ヒデさん:それに、さっきのトヨトミのストーブと合わせれば…ほら!ストーブで暖まりながら調理もできちゃうんです!アサリの酒蒸しとかストーブの上でやりたいじゃないですか。
松下さん:最高ですね。
ヒデさん:今回私が紹介した3品があれば、ストーブで暖がとれて、その上で軽く料理なんかもできて、スマホの充電の心配もなし。キャンプ場で、すごく楽しい時間を過ごせますよ。せっかくの機会なので、セットで買っていただきたいですよね。というわけで私の実演販売は以上でございます。
イベント終了後、出演者に感想を聞いてみた
──実演販売、おつかれさまでした。本日のイベントはいかがでしたか?
ヒデさん:キャンプの間口や裾野が広がっているなあ、という印象をあらためて受けました。僕がキャンプを始めた頃は、ゴリゴリの男性キャンパーが中心だったので。今日ちょっとね、イベント前に店内をぐるっと見てみたんですよ。そしたらご家族とか、女性のグループとか、いろんな人を見かけまして。本当に、みんなにとってキャンプが身近な遊びになったんだと思いましたね。
──本日のイベントはhinataのコンセプトショップ内で行われました。ショップの印象はどうでしたか?
森さん:カッコよかったです。私はキャンプ道具に接する機会が多いんですが、ショップに置いてあるものは初めて見る道具ばかりで。「あ、こんなのあるんだ」と新鮮でした。hinataさんの世界観がのぞき見できるような展示ですよね。普段ウェブで見ている商品を直接見れるのもそうですし。ウッドの感じとかも、なんだか雰囲気出てました。
──放課後ハートビートのおふたりは、なにかエルブレスの店内で気になる商品などはありましたか。
松下さん:僕は道具というより、服が気になりました。キャンプコーナーに置いてあるのに、ザ・ノース・フェイスの服とかがカッコよくて。全然ふだん着にもできちゃうおしゃれ感というか。このあともちょっと見たいくらいです。
HIWAさん:僕は、店内に置いてあった寝袋を触ってみたらすごくよくて。ツルツルの素材だとあまり寝れないんですよ。なので、布団のような感触の寝袋を見つけたときは、そういう商品もあるんだなあ、自宅と同じ感じで寝られるならキャンプもちょっといいな、と思いました。気に入った寝袋、めっちゃ触ってました(笑)。
最後までイベントを盛り上げてくださった4人。ヒデさんや森さんはもちろん、これまでキャンプと触れ合いのなかった放課後ハートビートの2人まで、オープンしたばかりのエルブレスに興味津々の様子でした。
興味をひかれた人はエルブレス セブンパークアリオ柏店へゴー!
今回イベントを行ったエルブレスオ セブンパーク アリオ柏店には、実演販売で紹介された以外にもありとあらゆるアウトドア用品が並んでいます。ギアの選び方からキャンプのスタイルまで、わからないことがあればアウトドアに精通した専門のスタッフが丁寧にレクチャーしてくれるので、気になるギアがある方はぜひお店に足を運んでみてください。
【店舗情報】
エルブレスオ セブンパーク アリオ柏店
住所:千葉県柏市大島田1-8-1
電話:04-7137-7023
営業時間:10:00〜21:00