読み聞かせで外遊びの英才教育!?子どもがキャンプに行きたくなるおすすめ絵本7選!
これからどんどん寒さが増し、大人も子どもも、キャンプへのモチベーションをいかに保てるかが肝。そんなときは暖かい部屋で、ゆっくりキャンプの絵本を読んでみてはいかが?かわいい動物や魅力的な主人公たちの冒険物語は、きっとキャンプ熱を増幅させてくれるはず。おすすめの7選を紹介します!
冬は、絵本でキャンプのイメージトレーニング
冬は空気が澄んでいるので、遠くの山がよく見えたり、夜は星がたくさん眺められたり。寒くても一歩外に出れば素敵な景色との出会いが待っています。しかし、とにもかくにも寒い。大人も子どもも、寒さを乗り切るための気合いが必要です。
そんなとき、親子で外遊びやキャンプをテーマにした絵本を読むのもおすすめ。壮大な自然の描写を背景に繰り広げられる躍動感のある展開は、好奇心をかきたてられ、「いますぐ外に出たい!」という気持ちでいっぱいに。
素晴らしい絵本との出会いが、キャンプのはじまり
生きるための術としてはもちろん、子どもの教育や、エンターテインメント性あふれるものまで、キャンプをテーマにした様ざまな絵本が出版されています。せっかくなら、自然の中で遊ぶ楽しさが伝わる良い絵本を選んであげたい、というのが親心。
そこで今回は、元公共図書館の児童書担当司書であり、 個人文庫や小学校での読み聞かせで、20年以上良質な絵本を子どもたちに届ける活動を行う、絵本選びのプロに取材。キャンプ絵本の決定版とも言える3冊と、星空や生き物観察などに役立つ知識本を合わせて紹介します。親子で読めば、キャンプへの興味・関心を高められること間違いナシ!
元児童書担当司書のおすすめ3選
まずは、絵本や児童書を扱うプロ、元図書館司書・秋元澄子さん厳選の3冊をお届けします!
秋元澄子さんプロフィール
2000年、子育て仲間とともに「おしぬま子ども文庫」を開設。蔵書は、絵本と児童書を中心に約900冊に及ぶ。2001年から小学校で読み聞かせボランティア活動を始め、現在は「宮前区小学校図書ボランティアの会」(神奈川県川崎市)の代表を務める。2010年より公共図書館に児童書担当司書として勤務(2021年定年退職)。2021年神奈川県川崎市中原区で開催された、「小学校での読み聞かせ図書の選び方講座」にて講師を務める。
親子必読。もっとキャンプが味わい深くなる
星空観察や昆虫採集も、キャンプで深められる学びのひとつ。事前に予習しておけば、キャンプ場での時間がより濃密なものになるはず。
キャンプデビューの前に読みたい2冊
「キャンプって何をするんだろう?」「お外に泊まるのって怖くない?」そんな疑問をパッと明るく解決する、キャンプデビューを控えている子におすすめの2冊。
これでもう、キャンプに出かけたくなる!
登場人物たちと心躍るキャンプを共有したことで、心の準備はバッチリ。絵本の中で味わった冒険は、きっと明日からの景色を、新しい世界に変えてくれるに違いありません。