アウトドア保険おすすめ12選!キャンプでの事故や怪我リスクから守る!
アウトドア中のいろいろなリスクを補償してくれるアウトドア保険。東京海上をはじめ、モンベルや楽天からもさまざまなタイプの保険が用意されています。この記事では、どの保険にはいったらよいかわからないという人のために、補償内容から気になる保険料までしっかり解説します。
アウトドア保険とは?
アウトドアを楽しんでいると、思わぬ怪我をしたり相手に怪我を負わせてしまったりすることがあります。また、テントやコンロなどの道具が壊れてしまうことも。そんなアウトドアを楽しんでいるときに発生した思わぬアクシデントを保証するのが「アウトドア保険」です。
レジャーやスポーツ全般を対象としたものから、本格的な登山をする人向けのものまでさまざま。目的や日数に合わせてさまざまな種類があり、自分に合ったプランを選べます。
アウトドア保険に加入するメリット
まずは、アウトドア保険がどのようなものなのかをチェックしていきましょう。安心してアウトドアを楽しむための備えはとても大切。アウトドア保険ならではのメリットがたくさんあります。
キャンプや登山、自転車の怪我や事故のリスクを軽減
大自然の中ですごすキャンプや登山では、いつもの生活と違うことから、思わぬ怪我をすることがあります。また、登山やハイキングで遭難してしまうことも。どこにどのような危険が潜んでいるかもわからないからこそ、十分な備えが必要です。アウトドア保険では、そのようなアウトドア中のリスクを軽減。自分自身の怪我はもちろん、自分以外の第三者に怪我をおわせてしまった場合に適応できる保険もあります。
破損・盗難にあっても費用を負担してくれる!
テントやバーベキューコンロなどのキャンプ用品が破損してしまったり、もしくは盗難にあったりすることがあります。また、登山中にスマホを紛失してしまったりすることも。そんなアイテムに対する補償もアウトドア保険ならしっかりカバーしてくれます。アイテムのその時点の価格、または修理費用に対して保険金が支払われるので大きな安心につながります。大切なギアに対して保険がかけられるのは大きな魅力です。
1日だけ契約できる保険もある!
頻繁にキャンプや登山へ行かない人には、1日契約の保険がおすすめ。年会費を払う必要がなく、1日だけの保険料なので格安で済むのが魅力です。手頃な価格でも十分な補償内容の保険もあるので、アウトドアを楽しむ前に、よくチェックをしてみてください。
アウトドア保険の選び方
ここでは、数あるアウトドア保険の中から自分にぴったりの保険を選ぶために見るべきポイントを紹介します。
補償内容・金額
アウトドアで起こりうる万が一のリスクはさまざま。そのリスクに対して誰をどこまで補償してくれるかも重要なポイントです。怪我などの傷害に関することであれば、被保険者のみが対象なのか、もしくは同じレジャーに参加する家族や友人も対象なのか。さらには相手に対しても補償対象なのかなど、その補償対象も重要なポイントになってきます。
また、怪我の程度や入院、手術をした場合などの補償内容もしっかりチェック。補償内容が違えば保険料も違ってくるので、必要な補償は何なのかをじっくり考えたうえで最適なプランを選びましょう。
年会費の有無
アウトドア保険には1日単位のものから年単位のものがあり、場合によっては年会費がかかるプランがあります。アクティビティの頻度によって、どちらのタイプがよいかよく考えてみましょう。年に数回程度であれば1日単位の保険を選ぶのがベスト。もっと頻繁に行くのであれば、年会費がかかっても年単位の保険を選ぶのがおすすめです。
保険適用期間
その保険が補償してくれる期間についてもチェックが必要です。1日なのか数日なのか、もしくは年間単位なのかでプランが変わってきます。また、その期間によって保障の内容がどう変わるのかということにも注意が必要です。より安心してアウトドアを楽しむためにも、保険適用期間についてよく確認するようにしましょう。
サポートしているアクティビティ
アウトドア保険は、サポートするアクティビティによってさまざまなプランがあります。キャンプやスポーツを含めたレジャー全般なのか、もしくは登山やハイキング、スキーやスノーボードなど、特定のアクティビティのみを補償するものなのかなど。そのアウトドア保険がどのようなアクティビティをサポートしているかを、しっかり確認しておく必要があります。
【1日単位】アウトドア保険おすすめ5選
実際にどのようなアウトドア保険があるのか見ていきましょう。まずはお手軽な1日単位の保険から。年会費の有無や保険料、そして補償内容をしっかりチェックしてみてください。
まごころ少額短期保険株式会社 ワンタイムやまの保険(旧 YAMAPアウトドア保険)
アクティビティ当日でも加入できるアウトドア保険。4つのプランのうち「ケガ重点セット」「レスキュー重点保険」は1日単位で加入でき、手頃な価格で保険に入りたい人に最適な保険です。登山時の遭難や事故はもちろん、地震や噴火などの自然災害もカバー。「ケガ重点セット」ならケガをともなう不慮の事故による携行品の故障や破損も補償対象。ハイキングや低山登山、そして本格的な雪山登山やバックカントリースキーなど、幅広くサポートします。
モンベル野あそび保険
アウトドアメーカー「モンベル」の保険は、お手頃な価格ながらもしっかりとした補償内容が魅力です。1泊2日から6泊7日までの補償期間があり、本格的な登山だけでなく、トレッキングや低山登山をする人にもおすすめ。遭難捜索費用や救援者費用の他にも、事故による手術保険金や手術保険金なども充実しており、価格は抑えたいけど充実した補償も欲しいという人にぴったりの保険です。なお、モンベルメイト(無料)への加入が条件となるので注意してください。
ドコモ ワンタイム スポーツ・レジャー保険
ドコモユーザーにおすすめのアウトドア保険。スマホから簡単に申し込みができるのが魅力です。保険料の支払いも月々のスマホ料金と一緒に請求されるので、面倒な支払い手続きがありません。1日300円という格安の保険料で、レジャーとスポーツ全般を補償。死亡保障や入院、手術補償といった基本的な補償に加え、全プランに携行品損害補償が付いているのが大きなポイントです。
ソフトバンク スポーツ・レジャー保険
アウトドアやスポーツでのあらゆるアクシデントに備えたソフトバンクの保険は、地震や天災による事故もカバー。ハイキング中に転んで怪我をしたというケース以外にも、キャンプ中に地震がおきて怪我をしたケースも補償対象となります。1日単位で保険料300円とリーズナブルですが、救援者費用も含まれているのがポイント。ソフトバンクを利用しているユーザーであれば、申し込みも簡単に行えます。
やまきふ共済会(ワンタイム)
日帰りから3泊4日までの短期間を補償する保険です。登山中の怪我から遭難時の補償までセットになっている安心のプラン。ハイキングや日帰り山行が多い方におすすめです。各日に会員数を設けているので、日にちが決まったら早めに申し込むことがポイント。
【1カ月単位】アウトドア保険おすすめ2選
1カ月単位で加入できるアウトドア保険を紹介します。利用したい期間を月単位で指定できるので、春夏だけアウトドアを楽しむ、冬だけスキーを楽しむ、など、季節によってアウトドアの楽しみ方が違う人におすすめです。
Yahoo ちょこっと保険山大好きプラン
月額330円から補償が受けられる手頃な保険。アウトドアでのアクシデントの他に、日常生活のトラブルまで補償してくれるのが特徴です。例えば、ジョギング中に骨折した、自転車に乗っているときに車と接触して怪我をしたなど、日常のさまざまなシーンでのトラブルまで補償。さらに、保険金額の増減や補償内容の追加などを自由にカスタマイズできるところがポイントです。自分に必要な補償を見極め、無駄のない保険プランを作成できます。
三井住友VISAカード ポケット保険トレッキングコース
三井住友VISAカードを持っている人ならおすすめの保険。カードを持っている本人とその家族が補償を受けられます。コース名は「トレッキングコース」となっていますが、ハイキングや登山などのアクティビティも補償対象。さらに、補償内容や金額は自由にカスタマイズができます。保険料も月額460円から格安で、補償する対象も本人から家族まで幅広く選択可能です。
【1年単位】アウトドア保険おすすめ5選
1年単位のアウトドア保険は、年間をとおして頻繁にアウトドアを楽しむ人におすすめです。本格的な登山やクライミングを補償してくれる保険もあり、初心者からベテランまで幅広い人におすすめの保険です。
モンベル山岳保険
山岳中のアクシデントだけでなく、加入者のライフスタイルに合わせて手厚い補償が受けられる保険です。大きく分けてプランは2種類。仕事中の事故をのぞいた私生活でのアクシデントのみを保証するプラン、就業中か否かを問わず全てを補償するプランがあり、仕事の内容によって金額が違います。補償内容も充実しているので、手厚い補償を求めている人に最適。ピッケル、アイゼンなどの登山道具を使っての本格的な登山も対象となるのもポイントです。
楽天 超かんたん保険 アウトドアプラン
ハイキングや登山など、アウトドア中の怪我や物の破損に対応する楽天のアウトドアプラン。保険料と補償内容によって3つのプランが用意されています。死亡保障や通院補償を省いたお手軽なプランから、しっかり充実した補償内容が魅力のプランなど。アクティビティの種類によってお好みのプランを選べます。楽天アカウントがあれば簡単に加入手続きができ、アウトドア以外の日常生活も保障対象なので、アウトドア初心者の人にもおすすめです。
日山協山岳共済会 山岳保険
本格的な登山を年に数回する人におすすめの山岳保険。登山をはじめとする各種アウトドア中の怪我や遭難事故を手厚く補償してくれます。気軽なハイキングから本格的なトレランやスポーツクライミングなど、アクティビティの種類によってコースを選択できるのがポイント。日山協山岳共済会への入会が必要ですが、保険料が約46%割引になるのでお得です。
レスキュー費用保険
アウトドア中に遭難した際の、捜索・救助活動にかかった費用の補償に特化した保険です。遭難原因を問わず、滑落など以外にも、自分の不注意や持病による遭難もカバー。本格的な登山やクライミング、スキーやスノーボードを頻繁に行う人におすすめです。民間のヘリに捜索・救助を依頼すると、運航費用は1時間あたり約50万円と言われています。自分だけは大丈夫だろうと思わずに、しっかり備えてアウトドアを楽しみましょう。
jRO(ジロー)
日本山岳救助機構合同会社が提供する、山岳遭難対策制度です。相互扶助の精神に基づく新しい会員制度で、会員に支払われた費用を全会員で割って、公平に負担するというもの。入会金と年会費に加えて、事後分担金を支払う仕組みです。遭難防止のための講演会やコンサルを受けられるのも特徴。山を良く知り安全に山行を楽しむために、初心者からベテランまで幅広くおすすめできる会員制度です。
アウトドア保険に加入できない職業・アクティビティがあります!
さまざまなアウトドアアクティビティを補償してくれるアウトドア保険ですが、加入できないケースがあるので注意が必要です。例えば、特定の職業についている場合がそれに該当します。建設・土木作業、建設用機械運転や営業用貨物自動車運転、また、自動車や自転車のレース、プロボクサー、力士、その他これらと同程度の危険を有する職業についている場合は、加入できません。
また、特定のスポーツに対しても保険が適用されないケースがあります。ピッケル、アイゼンなど本格的な登山道具を使用する登山、スカイダイビングやハングライダーなどの危険なアクティビティは補償対象外になっている保険も。アウトドア保険に加入する際は、このようなケースがあることを十分理解し、自分にぴったりの保険を選ぶようにしましょう。
アウトドア保険に加入して、1日楽しく安全にアウトドアを楽しもう!
大自然の中で楽しむアウトドア。思わぬアクシデントに遭遇した時のために、しっかりした備えが必要です。アウトドア保険に加入することで、安心を手に入れられるのと同時に、自然との向き合い方を再認識できます。ぜひ、この機会にアウトドア保険への加入を考えてみましょう。