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ファミリーキャンプ

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家族とのキャンプを成功させるテクニック。ファミリーキャンプは「あれもこれも」が正解なワケ【プロ店員のみっちりキャンプ講座】

2021.08.30ノウハウPR

キャンプを始めてみたい家族のため、スーパースポーツゼビオのプロ店員たちが徹底サポート!道具の選び方やキャンプ当日の動きを解説します。今回はスーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店内(東京都江東区)のエルブレスコーナーのプロスタッフに、ファミリーキャンプを充実させるコツを教えてもらいました!

アクティビティありきの家族キャンプ!

アスレチック

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平日はオフィスで忙しく働き、週末はリラックスするためにキャンプ場へ。川辺で手挽きのコーヒーを飲みながら、ただ自然の音に耳を傾けてみたり…。そんなチルタイムを求めているキャンパーは少なくありません。 ソロキャンプならそれでいいかもしれませんが、ファミリーキャンプとなれば話は別。キャンプに軸を置きながら、同行する奥さんや子どものために各種アクティビティを企画しておくのが、パパキャンパーの役目です。 そこで前回に引き続き、スーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店内(東京都江東区)にある、エルブレスコーナーのプロスタッフ・中村智知さんに話を伺いました。2人のお子さんを持つ中村さんが提案する、家族に喜んでもらえるファミリーキャンプのスケジュールを紹介します。
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中村さん

道具選びもそうですが、ファミリーキャンプは家族からのOKがなければ成立しません。そこで、奥さんや子どもが非日常感を味わえるような、キャンプ以外の遊びをスケジュールに入れることが重要です。家族みんなで遊び尽くせる、アクティビティ盛りだくさんのキャンプを実践してみましょう。
▼ファミリーキャンプの道具選びとは?前半の取材はこちら

おすすめのキャンプ場は?

カヌーキャンプ
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中村さん

距離があるほうが途中でいろいろな場所に立ち寄れるため、車で3~4時間の場所がいいでしょう。たとえば私は千葉県在住なので、静岡県や山梨県、群馬県あたりのキャンプ場がおすすめですね。特に群馬県は、バンジージャンプなどのアクティビティが豊富。ひんやりと涼しくもあり、夏場のキャンプにはうってつけです。

行きも帰りも現地でも。家族を120%喜ばせる工夫を凝らそう!

【その1】キャンプ場までの道中で食育を

道の駅の野菜のイメージ

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中村さん

キャンプ場までに行く道中、道の駅やJAの直売所に立ち寄りましょう。売られている地域の食材は生産者さんの顔が見えるので、子どもの食育にもつながるかと。あとは季節の果物狩りもいいですね。子どもに楽しんでもらいながら、食材に直接触れることで、その大切さを知ってもらう機会にもなります。
牧場にいる親子

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中村さん

動物園やこぢんまりとした牧場に寄るのもおすすめ。ソフトクリームを食べながら動物と触れ合えば、子どもが喜ぶチャンスです。そうして買い出しついでに、気分にまかせて面白そうなスポットに立ち寄れば、ガチガチに予定を決めて行動するよりも家族のストレスがたまりにくくなります。

【その2】テント設営は子どもに役割を!

ペグ打ちをする親子

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中村さん

キャンプ場に着いたら、まずはテントの設営を。この際、子どもに何か役割を与えるといいですね。たとえばペグ打ちを任せてあげれば、テント設営という仕事に対して責任感を持ってくれますし、「参加している感」を味わえます。みんなで準備したテントで寝ることは、子どもにとっても貴重な経験です。

【その3】キャンプ場内のアクティビティで遊びたおす

SUP
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中村さん

設営が終わったら、体を動かす遊びの時間。チェックイン後は移動が大変なので、キャンプ場内で遊ぶのがいいですね。マウンテンバイクやバギーを借りて山の中を走ったり、川があればキャニオニングやカヌーを楽しんだり。予約をする際に、目的地のキャンプ場にどんなアクティビティがあるのか調べておくと吉です。奥さんが乗り気になる遊びかどうかもきちんと確認しておきましょう。

【その4】食事と焚き火で一日の疲れを癒す

焚き火

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中村さん

食事の準備でも、家族みんなが役割を持てる料理を作りましょう。ギョウザの皮を使って焼くピザなら、奥さんや子どもが各自好きな食材で調理できます。ちょっと変わったところでいえば、バウムクーヘン。棒に生地を刺して炭火で焼くので、子どもが楽しみながら料理にチャレンジできます。子どもが寝たあとは夫婦のリラックスタイム。焚き火を見ながらゆったりとお酒を飲み、日ごろの疲れを癒しましょう。

その5 早朝は日常のルーティーンから離れてみる

キャンプサイト

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中村さん

せっかくキャンプに来たのなら、散策しながら非日常的な行動をとってみるのもありです。私は朝もやの中、綺麗な空気に包まれた場内を散策しながら、花や虫の写真を撮っています。もっとも、あまり写真を見返すことはないのですが(笑)。チェックアウトをしたら、前日に消化できなかったアクティビティで遊んで帰宅するのがおすすめ。目いっぱい体を動かせば、家族も大満足してくれるはずです。

ファミリーキャンプは軽快なフットワークで!

家族みんなが楽しむためには、まずキャンプを好きになってもらうことが大切です。そのために、家でも使えるギアを買って普段から興味を持ってもらったり、奥さんや子どもが参加できるアクティビティを提案したりと、家族を一番に考えて企画しましょう。「このギアって家でどう使うの?」「子どもが喜んでくれるアクティビティって?」といった疑問があるお父さんは、お店に足を運んでみるべし。キャンプに精通した熟練のプロスタッフが、ちょっとした質問にも答えてくれます。
【店舗情報】 スーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店 住所:東京都江東区豊洲2-4-9 ららぽーと豊洲2F 電話:03-6219-6181 営業時間:10:00~20:00

ファミリーキャンプのイロハを知りたいなら!