ギア選びに悩むパパキャンパーへ。「家でも使える！」「家族が喜ぶ！」キャンプ道具の選び方【プロ店員のみっちりキャンプ講座】

パパキャンパーがキャンプ道具を新調する際は、家族の決裁が必要になる場合が多いはず。しかし、ママを説得しきれず、ギアを諦めた経験はありませんか？ 「そんなに収納する場所ないよ」 「それ、キャンプでしか使わないでしょ」 「前にも似たようなの買ったよね？」 そんな世のお父さん方におすすめなのが、自宅でも使える汎用性の高いキャンプ道具です。ベテランキャンパーの多くが使っているパワーワード。それは「家でも使える」。キャンプチェアを買うにしても、「これ、リビングにも置けるよ」とひと言添えるだけで、ギアに対する家族の印象もガラリ、お財布のひもの固さも変わります！

今回は、スーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店内(東京都江東区)にある、エルブレスコーナーのプロスタッフ・中村智知さんに話を伺いました。中村さんは2人のお子さんを持つパパキャンパーで、キャンプ歴は5年。キャンプ道具選びは、「自宅で使えて、家族が喜ぶかどうか」を基準としています。

自宅リビングにもマッチする、落ち着いた色合いのコンパクトチェア。重さ1.9kgと軽量で、座面高は約26cm。ロースタイルなのでリラックス感があります。

縦にも横にもスタッキングできるメッシュテーブルは、アイデア次第でさまざまな使い方が可能。スチール製で重量感があります。重たいダッチオーブンを載せてもグラつかない、安心の設計です。

インテリアとしても優秀な、ウッド天板のキャンプラック。高さ22.5cmのロースタイルは、キャンプでのサイドテーブルにうってつけです。

柔らかい暖色系のLEDライトを採用したランタンは、エジソン球タイプのレトロな雰囲気。インテリアとしても映えること間違いなしです。ハイモードで4時間、ローモードで100時間点灯するタフさに加え、充電式で電池を購入するコストもかかりません。

キャンプ用品として定番のホットサンドクッカーは0.7kgで、ゴトクの上で安定します。フッ素加工がされているので、汚れが落ちやすく、お手入れ簡単な部分も見逃せません。

持ち運びハンドルの付いたカセットこんろは約1.6kgと軽量で、収納時のサイズは幅11.1×奥行28.5×高さ11.4cm。バックパックのちょっとしたスペースに収まるサイズ感です。そのため自宅でも場所をとらないので、戸棚の隅に置いても家族から文句を言われないはず。

表面にはっ水加工、裏面にTPUラミネート加工を施した、防水性の高いレインポンチョ。フェスで映えそうな総柄ですが、控えめな色使いなので、雨が降ったときの自転車での通勤、通学など、日常使いにも向いています。

長さ190cm×幅90cmのシュラフは、収納時にはキルティング柄のクッションとしても機能します。足元には消臭デオトラントテープが入っているので、蒸れからくるニオイも安心。

90cmもある広い横幅が特徴。一般的な日本規格のシュラフは70cmほどが多く、それ以上となると、ほとんどがUS規格になります。シュラフ選びのポイントとして、快適温度帯が5度前後のものがおすすめ。

キャンプ道具選びでは、「自宅でも使えるものを」と教えてくれた中村さん。その言葉通り、アウトドアのみならずインドアでも活躍するギアを紹介してくれました。 ただし、中村さんのその姿勢は、道具選びという「モノ」に限った話ではありません。キャンプ場への道中や、その周辺のアクティビティといった「コト」に関しても、中村さんは一石二鳥なスタイルを実践しています。そこで次回は、中村さんが提案するファミリーキャンプのスケジュールをご紹介。家族をキャンプに連れて行きたいパパキャンパーは必見です。

【店舗情報】 スーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店 住所：東京都江東区豊洲2-4-9 ららぽーと豊洲2F 電話：03-6219-6181 営業時間：10:00～20:00