【2024年最新】タープおすすめ31選!人気YouTuberによる選び方解説と愛用アイテム紹介も
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
公式Instagram:@hinata_outdoor
公式X:@hinata_outdoor
もっと見る
もくじ
キャンプで突然の雨!どうする?
出典:PIXTA
春が来て、キャンプで過ごしやすい陽気になったかと思いきや、すぐにやってくる梅雨。はじめは晴れていたのに、いつの間にか雨がポツポツと…なんてことも一度や二度では済みません。そして雨が止んだと思ったら、今度は夏のような強い日が差してきたり。
そんなとき、なくてはならないアイテムがタープです。
あなたにおすすめのタープは?hinata編集部が本気でジャッジ!
今回選んだのは、以下の5つです。
①ogawa システムタープ ペンタ4×4 T/C
②ホールアース アースヘキサタープ3
③スノーピーク HDタープ“シールド” メーヴェL
④コールマン パーティーシェードライト/300+
⑤ノルディスク カーリ ダイアモンド10
どれも多くのキャンパーに愛されていますが、その理由はそれぞれ異なります。各製品を見比べて、今買うべきタープを見極めましょう!
①ogawa システムタープ ペンタ4×4 T/C
【ここが良い】老舗のテント屋が手がける安心感
長年テントを作り続けているogawaは、ベテランキャンパーから大きな信頼を得ているアウトドアブランドです。ogawaのタープの特徴は、どれも特定のテントにピタッと合わせて作られていること。今回ピックアップした「システムタープ ペンタ4×4 T/C」は、人気のベル型テント・グロッケ12 T/Cにサイズ・素材・カラーのどれをとってもジャストフィットするよう設計されています。
タープにはポリエステルと綿を混ぜたT/C素材が使用されており、夏の日差しをしっかりカットしてくれます。通気性が良い上に、グロッケと一緒に使用すると、テントの入り口とぴったり連結できて、雨が入り込むのを防いでくれます。
【ここが気になる】雨の後のお手入れには注意
T/C素材に含まれるコットンは、風合いが良い、遮光性が高いなどのメリットがある反面、防水性は低く、生地が水を吸ってしまう難点も。雨の中で使用した場合は、カビが発生しないように汚れを落としてからしっかり乾燥させるなど、丁寧なお手入れが必要になります。
②ホールアース アースヘキサタープ3
【ここが良い】スタンダードな形で使い勝手抜群
ファミリー向けの手頃で使いやすい製品がそろったアウトドアブランド・ホールアース。「アースヘキサタープ3」は、タープの定番であるヘキサタープの中でも特にスタンダードな形をした、基本のアイテムです。
サイズは縦幅400×横幅500cmで、他製品に比べると大きめ。高さも240cmあり、過ごしやすいだけでなく、幅広いアレンジが可能です。耐水圧も3,000mmと、大雨でも安心。初めてのタープにもってこいな一品です。
【ここが気になる】
定番で安心感がある反面、尖った特徴がないのがアースヘキサタープ3。キャンプ初心者から次のステップに進みたいという方や、既に自分のスタイルが確立しているベテランキャンパーにとっては、少し物足りないタープかもしれません。
③スノーピーク HDタープ“シールド” メーヴェL
【ここが良い】今までにない新しいスタイルのタープ
スノーピークの「HDタープ“シールド” メーヴェL」は、2021年の新作商品として発売されたタープです。まるでカモメが羽を開いたかのような形状は、スノーピークのこれまでのラインナップにはない新しいスタイルとして注目を集めました。降った雨をリビングから最も遠い場所に流し、日差しの入り込みも防いでくれる優秀なタープです。
サイズは縦幅400×縦幅510cmと、ホールアースと同程度。使用時の中心部分は天井が低めになっています。中央部分にはテーブルを置くことを想定し、人の動きがある周辺の天井を高くすることで、デッドスペースなく快適に過ごせるよう設計されています。
【ここが気になる】初心者には設営が少し難しいかも?
ポールを3本使って設営する独特な形状のメーヴェLは、すぐに建てられるような簡単な作りではありません。初心者の方にとっては設営のハードルが高いため、一般的なヘキサタープなどで初歩的な部分を覚えたり、店頭で設営方法を丁寧に聞いたりする必要がありそうです。
④コールマン パーティーシェードライト/300+
【ここが良い】設営簡単な自立式タープ
屋根のようにリビングを覆ってくれるコールマンの「パーティーシェードライト/300+」。ダークルームテクノロジーという遮光性の高い独自の生地を採用し、日差しを90%ブロックします。夏でも快適に過ごせるのはもちろん、耐水圧も3,000mmとあるので雨の日も安心。自立式で、風に強いのがうれしいところ。慣れれば1人でも設営できるようになります。
デッドスペースが少なく、出入りも楽なパーティーシェードライト/300+は、名前の通りみんなでバーベキューなどのパーティーをわいわい楽しむのにもってこいです。
【ここが気になる】雨対策には物足りないかも
▲専用オプション「サイドウォールフォーパーティーシェードDX/300+」がつけられた状態。
出入りする場所に開放感がたっぷりある分、雨も吹き込んでしまうパーティーシェードライト/300+。使用時のサイズも、縦幅300×横幅300と他のタープに比べて少し狭めです。専用オプションの「サイドウォールフォーパーティーシェードDX/300+」などを使い、快適性をアップさせるのがおすすめです。
⑤ノルディスク カーリ ダイアモンド10
【ここが良い】張り姿の圧倒的な美しさ
おしゃれキャンパーに根強い人気があるノルディスク。特にアスガルドなどのコットンテントが好評です。そんなテントにぴったりなタープが「カーリ ダイアモンド10」。テントと同じくコットン35%、ポリエステル65%の割合で配合されたテクニカルコットンを生地に採用し、優しい風合いに仕上がっています。その手触りと、羽のように広がる美しい張り姿で、多くのキャンパーを虜にしています。生地には半分以上ポリエステルが含まれているため、雨水が染みて滴り落ちてくるようなことはありません。
【ここが気になる】重量には注意
コットン素材は見た目や手触りが良い分、重さがあるのが難点。ポリエステルが含まれているとはいえ、その重さは7.5kg。運んだり、設営するのには少々苦労します。その上、コットンテントと合わせて使うとなると、テントとタープだけで20kg以上になってしまう可能性も。荷運び用にアウトドアワゴンを用意したり、設営時に手伝ってもらったりする必要があるかもしれません。
梅雨から夏まで、タープでキャンプを楽しもう
タイプの違う5つのタープをそれぞれ解説しました。これらのタープはすべて、大手スポーツ・アウトドア店「スーパースポーツゼビオ」やアウトドア専門店「エルブレス」で見ることができます。実際に比べてみながら、ぴったりのタープを選んで、これからのキャンプに備えてください!