【ウェア＆バッグ＆ギア】登山メーカーおすすめ30選

登山メーカーは登山の際に使用するウェアやバッグ、シューズなど作るメーカー。登山に使用される道具は先ほどのウェア、バッグ、シューズだけでなく、ポールやヘルメット、ライト、アイゼンなどなど、大小非常に多くの種類があります。また数多くの専門道具が存在する登山において、それらを作るメーカーも非常に多く存在しているのです。

登山に使う多くの道具は、総合スポーツメーカーではなく、アウトドアや登山専門のメーカーが作ってきました。なので登山初心者には聞き馴染みながないメーカーも多く、どのメーカーがいいかわからないことも。今回は数多くのメーカーの中でも、手に入れやすい定番や人気のメーカー30選を紹介します。

最初に紹介するのは登山メーカーの中でも定番のメーカー。ここで紹介するブランドは登山以外のアウトドアアクティビティーのウェアや、普段でも着れるカジュアルなウェアなど、幅広くアイテムを展開している総合アウトドアブランドです。初心者の人に一番おすすめなブランドです。

ザ・ノース・フェイスは誰もが知る世界的なアウトドアブランド。カジュアルウェアなども手がける当ブランドも、もともとはアメリカで始まった登山ウェアを作るメーカー。今でも数多くの登山家や冒険家を支援し続ける、登山のトップメーカーの一つです。

パタゴニアもノースフェイスと同じくアメリカ発のアウトドアメーカーで、世界的な人気を誇るブランドです。特にパタゴニアは環境に配慮したもの作りが特徴。近年注目されているサスティナブルなもの作りにブランド発足当時から取り組んでいます。着用シーンを選ばないシンプルなデザインも人気の理由です。

モンベルは日本発の登山メーカーです。日本のフィールドや日本人の体型に合わせたもの作りをしていて、国内では非常に大きな支持があります。モンベルの大きな特徴の一つが優れたコストパフォーマンス。高品質なウェアやギアを安価に入手できるので、初心者におすすめのメーカーです。

コロンビアは登山メーカーの中でもライトユーザーや若い女性に人気のブランド。アメリカ発のブランドでもともとは帽子を作っていたところが始まりです。オムニヒートをはじめとした独自の機能素材を用いた登山ウェアを展開しています。おしゃれなデザインや、幅広いアイテム展開が魅力。

マーモットもザ・ノース・フェイス、パタゴニア、コロンビアと同じくアメリカ発祥の登山メーカー。登山に特化したウェアやギアを多く展開しています。マーモットの名前は山岳地方に生息する社交性の高いリスに由来します。名前の通り、山岳でコミュニケーションを取れる高い快適性を発揮します。

先ほど紹介した超定番ブランドとは違い、少し聞き馴染みはないかもしれませんが、定番メーカーにも負けず劣らずのハイスペックなアイテムを作る登山メーカーも多くあります。人とは違うブランドがいい人にはおすすめです。

アウトドアリサーチはアメリカのシアトル発の登山メーカーです。シンプルなデザインながら、ハイスペックなウェアや他のメーカーにはない独特なアイテムを展開するメーカーです。シアトルの自然環境で性能が確かめられたアイテムは、日本の山岳でも優れた性能を発揮します。

ホグロフスはスウェーデンの登山メーカー。非常に高性能のウェアをはじめ多くのアイテムを展開しています。特にホグロフスの代表的なアイテムは機能性とデザイン性に優れたバッグ。山岳用のバックパックはもちろん、普段使い用のバックパックも秀逸なデザインで非常にかっこいいです。

バーグハウスはイギリス発の登山メーカー。もともとはバーグハウスの創始者であるクライマーのピーター・ロッキーとゴードン・デイビソンの二人がイギリスにおいて、優れたアウトドアギアを輸入販売するところから始まったブランドです。クライマーが始めたブランドだけあり、今も多くのクライマーや登山家を満足させるアイテムを展開しています。

日本発の登山メーカーといえばモンベルですが、それ以外にも日本の登山メーカーは存在します。ここでは日本発祥の人気登山メーカーを紹介します。

アクシーズクインはこれまでのアウトドアウェアにはないデザイン性のアイテムが特徴的な登山メーカーです。レインウェア一つとっても、他の登山メーカーのように雨風を完全に遮断するのではなく、優れた機能素材を用いつつも構造的に風通しを良くして汗などを速やかに乾かします。アクシーズクインのものつくりの根底にある「凌ぐ」という考えに基づいています。

ファイントラックは兵庫県に拠点を構える日本の登山メーカーです。ウェアやテントを展開しています。ファイントラックの大きな特徴は、商品を作り販売するファイントラックのメンバーが登山をはじめとしたアウトドアアクティビティに親しんでいることです。登山や日本のフィールドを知り尽くしたメーカーが作る商品は非常に使いやすいです。

シリオは日本の登山靴専門のメーカーです。日本のメーカーなだけあり、靴を作る際の足型は日本人のものを基本にしています。登山において身につけるものの中でも、靴の選択は非常に重要。体に合うものでなければいけません。日本人の足の形は特徴的なので、もし他のメーカーでなかなか合うものが見つからない人には非常におすすめのメーカーです。

登山メーカーの中でも、街着寄りなデザインで普段でもおしゃれに着こなしができるアイテムを作る登山メーカーもあります。登山のときだけでなく普段でも着れる登山ウェアが欲しい方にはぴったりです。

ユニオンジャックのロゴが特徴的なブランドのカリマーは、登山だけでなく幅広いアイテム展開を行なっています。登山用の本格的なスペックのウェアはもちろん、街でも着れるおしゃれなデザインのカジュアルラインも。登山だけでなく、街でもアウトドアウェアの機能性を体感できます。

ミレーは100年近い歴史を持つフランスの登山メーカー。本格的な山岳用ウェアやバッグを展開しています。一方で、他のファッションブランドとのコラボなども行なっており、ファッション性の高いアイテムも展開しています。街中で着てもおしゃれな登山メーカーの一つです。

マウンテンイクイップメントはイギリスの登山メーカーです。マウンテンイクイップメントの特徴は、登山ウェアの機能性を持った、街着にもしやすいカジュアルなデザインのアイテム。中でも、一昔前の登山着を思わせるクラシックシリーズは、デザインは昔のままに、機能は現代的になった他にはないアイテムです。

登山メーカーの中でもウェアなどは作らず、バッグをメインで作るメーカーもあります。もちろんザ・ノース・フェイスなど、バッグもウェア作るメーカーも多く、メーカーを揃えて身に付ける人も多いですが、バッグは体に合っていることが一番重要。バッグメーカーを試してみるのも一つの方法です。

日本でも人気のバッグメーカーグレゴリー。元々はアメリカの登山バッグメーカーです。現在でも幅広い層の登山家に支持されています。登山バッグだけでなくカジュアルバッグやビジネスバッグなど、幅広いシーンに合う商品展開で、登山に限らず人気のバッグです。

オスプレーはアメリカの登山バッグメーカー。ブランド名はロゴにも表される鷹の一種みさごから来ています。オスプレーは登山用バッグだけに限らず、ホイール付きのトラベルバッグや、赤ん坊を背負えるチャイルドキャリーなど、革新的なバッグを多く展開しています。

ドイツ生まれの登山用バックパックメーカーで100年以上の歴史を持ちます。ドイターのバッグの大きな特徴は背面の通気性。どうしても、バックパックと背中の設置面は汗で蒸れて濡れてしまいますが、ドイターはその優れた通気システムで、登山中の背中をドライに保つ手助けをしてくれます。

多くの登山メーカーのロゴは、簡単なマークと名前だけ、または名前だけが描かれているものが多いです。しかし中にはモチーフがデザインされているものもあります。モチーフが描かれた登山メーカーのロゴはかっこいいものが多く、シンプルなロゴTシャツでもかっこよく着こなせます。

スイス発のマンモスマークが印象的な登山メーカーです。氷河期を乗り切ったマンモスのごとく、極寒環境でも活動できるように、着用者を厳しい環境から守るハイスペックなアイテムが特徴です。またハイスペックかつ独特なデザインのアイテムが多いのもマムートの魅力の一つです。

六角ナットのモチーフが特徴的なロゴマークのマウンテンハードウェア。ストレッチ性ダウンジャケットなど革新的な登山ウェアを多く輩出する登山メーカーです。登山以外にもトレイルランのウェアも多く展開。ファッションブランドとのコラボアイテムも行う人気メーカーです。

始祖鳥の化石が描かれたブランドロゴのアークテリクス。登山メーカーとしてもファッションアイテムとしても人気のメーカーです。登山ギアとしては、発祥の地であるカナダのコースト山脈で厳しい環境テストを通ったハイスペックなアイテムばかりです。

ノルウェー発登山メーカーのノローナ。北欧登山メーカーでは老舗です。ロゴに描かれるのはノルウェーの開拓者であるヴァイキング、アウトドアブランドには珍しい人間モチーフが特徴的です。機能性はもちろんですが北欧らしい色使いやデザインも人気の秘訣です。

日本発のアウトドアブランドのティートンブロス。ロゴにはマウンテンライオンの頭が描かれています。首元から腹部にかけて斜めに開くジップが特徴的なマウンテンパーカーのツルギジャケットは、テォートンブロスの代表的なアイテムです。

登山のバッグメーカーがあるように、シューズを専門的に作るメーカーもあります。シューズメーカーの中でも、スニーカーのような普段靴なども展開するメーカーもあれば登山靴を専門に作るメーカーもあります。靴こそ体に合わないものを使うと怪我の可能性につながるの、様々なメーカーを試してみることがおすすめです。

登山靴をはじめとして、アウトドアサンダルやカジュアルシューズなど多くのシューズを展開するアメリカのシューズメーカー。革新的な技術を多く開発し、アウトドアラバーの足を守ってきました。キーンの大きな特徴は社会貢献活動。環境保全、災害地支援など多くの活動を行なっています。

キャラバンもシリオと同じく日本の登山靴メーカーのキャラバン。日本人初のヒマラヤ山脈8000m級山脈の登頂を支えたシューズを作ったメーカーです。メーカーだけでなく、海外の登山メーカーの輸入代理店も行なっています。

イタリアの登山靴メーカーです。登山靴をはじめ、クライミングシューズ、トレランシューズ、スノーシューズなど、あらゆる山岳スポーツを支えるシューズを展開しています。非常に高い性能を持つことはもちろん、原色を組み合わせた色使いやデザインも特徴的なメーカーです。

スポルティバもスカルパと同じく山岳スポーツに特化したシューズメーカーです。多くのメーカーがシューズの生産拠点をアジアなどに移したり、OEMに頼ったりしていますが、スポルティバののシューズはいまだにイタリアの自社工場にて生み出されています。イメージカラーの黄色と黒を基調にしたシューズが印象的です。

メレルはレザーの登山靴のハイキングブーツをはじめとした多くのヒット商品を世に送り出したアウトドアシューズメーカーです。マルチなアウトドアシューズのカメレオンや、カジュアルシーンで活躍するジャングルモックなど、長年にわたり人気を誇るシューズを展開しています。

登山ギアにはトレッキングポールやヘッドライトなどの道具があり、登山が本格化するとその分道具も必要になってきます。ここでは、登山のギアやアクセサリーを作るメーカーを紹介します。

ブラックダイアモンドは登山に関わる多くの商品を展開するメーカー。ウェアやバッグも展開していますが、トレッキングポールやヘッドライトといった器具類も作っており、登山やクライミングを総合的にサポートするメーカーです。

サレワもブラックダイヤモンドと同じく、登山器具を多く展開するドイツの登山メーカーです。過酷な山岳における活動には必須のヘルメットなど、非常に軽量でメーカーを代表するプロダクトの一つとなっています。

トレッキングポールが有名な登山メーカーのレキ。多くの登山メーカーが存在する中で、ポール一筋でシェアを拡大し、現在に至るまで、ポールにおいては業界のトップを守るメーカーです。非常に軽量で丈夫なトレッキングポールを多く展開しています。

たくさんある登山メーカーを知っていれば、自分が買い物をするときにものを選ぶ基準になります。また、誰かと一緒に登山をする際も、その人の使っているメーカーが何かなどがわかったり話の種にもなるので、メーカーを知っておくとより登山が楽しくなります。