愛猫と一緒にキャンプに出かけよう!実際に行ってみて分かったコト〜準備編〜【#猫キャン】
2020.11.02ノウハウ
犬連れのキャンパーはよく見るものの、猫を連れたキャンパーはまだまだ少数派。しかし、「猫と一緒にキャンプを楽しみたい」というキャンパーは多くいます!hinataの女子編集者で、飼い猫2匹を溺愛する初心者キャンパーの小笠原が、猫とのキャンプ「猫キャン」にチャレンジした前回の実践編。今回は猫とのキャンプにどんな準備やアイテムが必要だったのかをレポートします!
制作者
Chinatsu Ogasawara
ついに、愛猫2匹と「猫キャン」を実現!寝るときはシュラフの中に猫を忍ばせて秋冬キャンプの寒さをしのいでいます。テントはムラコのNIMBUS 4Pを愛用中!
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念願の猫キャンを実現!
愛猫とキャンプを楽しむ「猫キャン」が、じわじわ人気。hinataの女子編集者で、飼い猫2匹を溺愛する初心者キャンパーの小笠原も、ただキャンプを一緒に楽しむだけでなく、災害時の避難のために外に慣れさせたほうがよいと気づき、キャンプに挑戦しました。前回、初めての猫キャンを実現しました。今回は、猫とのキャンプにどんな準備やアイテムが必要だったのか、詳細をレポートします!
内弁慶な茶トラ男子「チャイ」
2歳8カ月の茶トラの猫「チャイ」。家の中ではヤンチャで遊び方も激しいのですが、初めて行く場所や知らない人への警戒心が強くビビリな一面も。2年半前に京都の保護団体から譲渡された保護猫です。物心ついたときから家の中で過ごしていたので、外の世界をほとんど知りません。
ぽっちゃりサビ柄女子「麦」
同じく2歳8カ月のサビ柄の猫「麦」。チャイとは本物の兄妹で、同じタイミングで譲渡されました。遊ぶよりも食べることが好きで、気づけばぽっちゃり体型に。男性は苦手ですが、女性であれば初対面でも甘えてくれることがある、社交性のある猫です。ただし、知らない場所は苦手。
初めての「猫キャン」。どんなことに注意が必要?
非日常をできる限り避ける
初めてのコトや場所に緊張してしまうのが猫。可能な範囲で、普段から使っているものを持ってきたり、キャンプで使うものを普段から家の中に置いて慣らしておくようにしました。
猫たちにとっての危険を取り除く
猫たちにとってキャンプは、慣れない場所での初めての体験。猫が驚いて逃げ出してしまったり、体調を崩したりと、思わぬトラブルが潜んでいます。そういったトラブルに備えて、万全の準備をしました。
ご褒美のおやつはたっぷりめに
慣れない場所で緊張して食欲がなくなることも。そんなときでも嗜好性の高いおやつなら食べてくれることがあります。一緒にキャンプにきてくれた猫たちには感謝をして、思いっきり甘やかしてあげましょう。
猫のために持っていたモノ
持ち物リスト
・持ち運び用のボストンバッグ型ケージ
・ポータブルケージ
・トイレセット(トイレ本体、砂、ペットシート)
・ハーネス
・食器
・食べ慣れたキャットフード
・おやつ
・お気に入りのブランケット
・フェリウェイスプレー
これならトイレも緊張なし!
普段使っているシステムトイレは大きすぎるので、外泊用に小さめの水切りカゴをトイレにしています。普段固まる猫砂を使っているのであれば、普通のプラスティックの箱で十分です。トイレはポータブルケージの中に置いておくと安心してくれます。トイレが丸見えだと緊張しておしっこやウンチを我慢してしまうことがあるので、このスタイルに落ち着きました。このケージは何度か使っているので、猫たちも安心して入ってくれました。
初めての場所にはフェリウェイ!
猫が安心するフェロモンが入った「フェリウェイ」。拡散器を使うものと、スプレータイプのものがありますが、今回は電源が必要ないスプレータイプのものを選びました。引越しの際に拡散器タイプを使用して、効果を感じていたので、今回のためにスプレータイプも購入。テントの中で想像以上にくつろいでくれた理由の一つだと思います。
猫たちのためにやったコト
事前に爪切りを済ませておく
猫がテントで暴れてひっかかれてしまう心配はもちろん、どこかに爪をひっかけて、はがれたり折れたりしてしまう危険もあります。爪切りは出発前までに済ませておきましょう。
ダニ・ノミ対策
チャイと麦に使っているのは月1回塗布するタイプのダニ・ノミ避けの薬。毛をかき分けて、肩甲骨の間あたりにジュワッと染み込ませるように塗布します。液体の薬で毛が濡れるせいか猫たちには嫌がられますが、これさえすればノミ・ダニ被害にあわず安心です。
ハーネスに慣れる
もちろん、猫がハーネスに慣れるのも大切ですが、一番大事なのは飼い主が正しいハーネスの使い方に慣れること。猫は身体が柔らかく、小さな穴でもするりと抜けられてしまいます。ハーネスも同じで、一見しっかりしまっているようでも、猫にとっては簡単にすり抜けられるような緩さであることも。キャンプ当日に初めて使うのではなく、事前に家で何度か使ってみて、簡単に抜けられない締め具合を見つけておきました。
準備ができたら「#猫キャン」にチャレンジ!
前回の猫キャン実践編にはじまり、今回は準備編でした。愛猫とのキャンプは、いつものキャンプよりも事前準備や持ち物が増えてしまう難点はありますが、それを上回る幸福感があります。準備ができたら、猫キャンに挑戦してみてください。
▼「#猫キャン」実践編はこちら!
愛猫と一緒にキャンプに出かけよう!実際に行ってみて分かったコト【#猫キャン】
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