奄美大島のキャンプ場全7スポットを解説！無料で利用できる施設も！

奄美大島には全国の主要都市から直行便や乗り継ぎ便が出ています。東京からなら飛行機で約2時間30分、鹿児島からなら約1時間。また鹿児島から出るフェリーなら約11時間で到着します。南国の海外リゾート地を思わせる美しい海と白い砂浜。希少な野生生物が生息する山々。沖縄に似た風土ですが100万人が暮らす沖縄に対し奄美大島は人口わずか7万人で、のんびりとした素朴さが特徴的です。 そんな奄美大島にあるキャンプ場は美しい海と白い砂浜を堪能できる場所が多いのが特徴です。グループや家族でワイワイ楽しめるところから、完全貸切りのプライベートリゾートまでさまざま。奄美大島にしか生息しない野生動物を見学できるツアーを組んでいるキャンプ場もあります。好みのキャンプ場を検討する段階からワクワクすること間違いなしです。

毒を持つ危険な蛇として有名なハブ。奄美大島にも生息し、約7万人の人口に対し25万匹生息しているとも言われています。臆病で神経質で夜行性ですが生息範囲は広く、山中、浜辺から街中でも目撃されます。夜間には不用意に出歩かないのが吉です。 現在ではハブ毒に対する血清が奄美大島の病院に常備されているので、死に至るようなことはほぼ無くなりました。万が一噛まれてしまってもパニックにならず、落ち着いて助けを呼び病院に向かえば問題ありません。安全面や管理面の観点からも、奄美大島でキャンプをする際には必ずキャンプ場を利用しましょう。スタッフに管理されているので安心ですし、噛まれる事故が起きても迅速に対応してもらえます。

焚き火は許可された場所か焚き火台で。砂浜や芝生の上での直火はご法度です。特に砂浜はウミガメの産卵のため、野営そのものを禁止している区画もあるほど。奄美大島は素晴らしい観光地ですが、それは自然やそこに生息する動植物を管理し、守っているからでもあります。そのルールの順守は訪れるキャンパーも例外ではありません。利用するキャンプ場での注意事項に耳を傾け、マナーを守ってキャンプを楽しみましょう。

奄美大島は亜熱帯海洋性気候。海洋性気候は寒暖差が少ないという特徴があります。冬でも10度以下になることはなく、夏は暑くなりますが猛暑日が続くことはありません。海に囲まれた地域なので湿度が高く、梅雨の時期には不快指数がかなり高くなるので注意が必要です。 台風など天候が荒れやすい夏と、冬も気圧配置の影響で曇天が多いため、青空と青い海を楽しみたい人は天候の落ち着いている春(3～4月)や秋(10～11月)に訪れるがおすすめ。また年間通して天気雨や通り雨が多く、虹が多く見られます。キャンプ中に通り雨にあったら、美しい海の上にくっきりとした虹を見るチャンスがあるかもしれません。

美しいエメラルドグリーンの海と白い砂浜を思う存分堪能できるキャンプ場。これで利用料金無料なのはまさに破格です。ビーチに隣接した場所にはシャワーやトイレ、炊事棟、休憩棟を完備。ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツも楽しめます。 【基本情報】 住所：鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈 電話：0997-72-1115 営業期間：通年 詳細はこちら：ヤドリ浜キャンプ場

テント持ち込みで300円からの格安料金で利用できるキャンプ場です。「奄美市大浜海浜公園」は奄美大島最大の市街地から車で約20分とアクセスも良好。青い海と白い砂浜が美しく、サンセットスポットとして名高い観光地でもあります。エリア内の「奄美海洋展示館」ではウミガメの餌やり体験なども。ノンビリとキャンプを楽しみながら、さまざまな観光や体験も味わえるお得なスポットとしておすすめします。 【基本情報】 住所：鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1 電話：0997-55-6000 営業期間：通年 公式はこちら：奄美市大浜海浜公園

奄美大島の山とそこに育まれた自然を味わえるキャンプ場。オトーキャンプサイトとバンガローに宿泊できます。シュラフや毛布などの寝具、飯盒や包丁などの調理器具、バーベキューコンロや鉄板などのバーベキュー用アイテムといったレンタル品も充実。食材だけ持ち込めばいいお手軽キャンプもOKです。 一番の見どころは夜間に行われる「ナイトツアー」。要予約で大人5,000円、子ども2,500円で奄美大島の希少な動物に巡り合えるかもしれない約3時間のツアーに参加できます。このキャンプ場に宿泊するならぜひ体験したいアクティビティです。 【基本情報】 住所：鹿児島県大島郡大和村大字名音深山塔 電話：0997-58-3166 営業期間：通年(月曜定休) 公式はこちら：奄美フォレストポリス

テントやマット、バベキューグリルやテーブルセットなどを7,000円のキャンプセットで提供。木炭をプラスした8,000円のセットもあり、手ぶらキャンプにもってこいのスポットです。もちろん個別のレンタルも充実。海を眺められるウッドデッキのあるコテージに宿泊するのも素敵です。 タイ料理や島料理を味わえるカフェも併設されているので、食事はすべておまかせのお気楽キャンプも可能。自由で気軽なキャンプを楽しみたいキャンパーにおすすめです。 【基本情報】 住所：鹿児島県奄美市笠利町大字用安1246-1 電話：0997-63-2658 営業期間：通年 公式はこちら：CAMP&MUSIC. KOYA

設備の整ったトレーラーハウスで1人、もしくは2人ですごす至福のひと時。1日1組限定のキャンプ場なので思いっきりプライベートな時間を満喫できます。エアコン、キッチン、調理器具、冷蔵庫、テレビ完備。洗面所にはアメニティもセットされています。ウッドデッキでバーベキューを楽しみたい場合は予約すればグリルの貸し出しにも対応。食事は完全な自炊スタイルなので、好きな食材を持ち込んで料理の腕を振るってください。 徒歩30秒の場所に、青い海と白い砂浜をひとり占めできるプライベートビーチあり。庭には空を眺めて入浴できるジャグジーも設置されています。贅沢なリゾート気分を存分に堪能しましょう。 【基本情報】 住所：鹿児島県大島郡瀬戸内町諸数字浜繰353-1 電話：090-3623-0008 営業期間：通年 公式はこちら：BARE FOOT BASE CAMP

1～4名まで(それ以上の場合は要相談)宿泊できる1組限定貸切りの贅沢空間です。連泊も可能なリッチなトレーラーハウスにはキッチン、トイレ、シャワー、エアコンは当然として、ワインセラーやミニプロジェクターも完備。テラスにはリクライニングチェアやパラソル、ハンモックもついてのんびりと寝そべりながら美しい海を眺められます。 オプションでディナーやランチ、モーニングをつけたり、ヨガやアロママッサージを楽しんだり、SUPをレンタルして海遊びをエンジョイすることも可能。トレーラーハウスの外側側面にスクリーンを取り付け、プロジェクターで映し出す「STARRY SKY CINEMA」は無料(宿泊料金に含まれています)なので、お気に入りの映画をぜひ観賞してください。 【基本情報】 住所：鹿児島県奄美市笠利町外金久815番地 電話：090-7167-1970 営業期間：通年 公式はこちら：HOLLY CAMP

奄美大島龍郷(タツゴウ)町にある渡連(ドレン)キャンプ場。マリンブルーの広大な海を眺めながらキャンプができるのが魅力です。テントサイトだけでなく、ビーチ直結で雨の日も楽しめる貸切施設「DORENT(ドレント)」や1泊2日の手ぶらキャンプ体験のように、初心者からグループキャンプまで楽しめるプランが満載！ この施設は、炊事施設や温水シャワー、トイレもあり利便性も良好です！奄美大島の美しい海を眺めるだけでなく、マングローブ原生林をカヌーで移動したり、夜はサファリツアーを体験したり、あらゆるアクティビティが充実しているのもうれしいポイント。 【基本情報】 住所：鹿児島県大島郡龍郷町安木屋場2887 電話：0997-62-4115 営業期間：通年 料金： [DORENT(ドレント)] 20,000円＋施設利用料1,000円/大人 [テントサイト] 3,000円＋施設利用料1,000円/大人(中学生以上) [ソロテントサイト] 2,000円＋施設利用料1,000円/大人(中学生以上) [デイキャンプサイト] 3,000＋施設利用料500円/大人(中学生以上) [1日手ぶらキャンプ(1泊2日)] 7,000円/大人(中学生以上)、3,500円/子ども(3歳〜小学生まで) 公式はこちら：渡連キャンプ場＆奄美ガイドサービス

美しい海と豊かな自然が出迎えてくれるリゾート地「奄美大島」。どのキャンプ場も実に魅力的です。ぜひ奄美大島でキャンプを楽しみ、素敵な思い出をいっぱい作ってください。