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鉄鍋に乗った料理

神奈川県発。町工場の金属加工技術が産んだキャンプでも使いたくなる鉄鍋!

自動車関連の町工場を多く抱える神奈川県綾瀬市。大型トラック部品や輸出用コンテナの製造などを製造する金属加工メーカーのナウ産業も、同市にある町工場のひとつです。同社の地域貢献から生まれた調理器具「TetsuNabe(テツナベ)」は、本業で培った高度なプレス加工技術を集約して誕生。「家でもキャンプでも使え、しかも人に優しい」と評判になっています。

すき焼き鍋から着想された「TetsuNabe」

BtoCへのチャレンジ

鉄鍋を持った男性の写真
ナウ産業の今寿義社長は、神奈川県の商工会青年部長などを歴任し、地域の街づくりに熱心に取り組んでいました。綾瀬市にロケの誘致活動を行う中で、ロケ弁の開発プロジェクトに参加。そこで依頼されたのが、金属加工の技術を応用した調理器具の製作でした。 綾瀬市には、神奈川県を代表するブランド豚「高座豚」が生産され、豚のすき焼きが名物。それを調理するため、ナウ産業製のすき焼き鍋が生まれました。自動車関連部品から調理器具という新しいジャンルへの挑戦は、今社長の感性を刺激。今社長は「これまでの企業間の取引だけでなく、一般消費者へのビジネスにもチャレンジしたい」との思いを強め、TetsuNabeの開発にいたるのは必然でした。

サビを防ぐ“チッカ黒染め処理”

鉄分も補える魔法の鍋

チッカ黒染めされた鉄鍋
今社長は市内のほかの製造業の企業経営者らと「あやせものづくり研究会」を発足。“自宅で手軽にプロの味”をコンセプトに研究を重ね、TetsuNabeを完成させました。 TetsuNabeはサビが発生しにくい“チッカ黒染め処理”を施した鉄製のフライパン。窒素を浸透拡散させ、表面層を硬化させる熱処理を用いたことで、使用前の空焚きや保管のための油引きは不要です。従来のフライパンに見られるようなコーティングではないので、効果が長続きします。 チッカ黒染め処理後は鉄分が溶け出ることも確認されており、カラダに必要な栄養素を自然に摂取できます。

家でも外でもプロの味

鉄が持つ熱伝導性と強さ

鉄鍋の上でステーキを切っている様子
3.2mmの一枚板から作りあげるTetsuNabeは、熱伝導と蓄熱もバッチリ。素早く食材に火を通すことでジューシーさと旨味をとじこめ、家でもキャンプでもプロが焼くような肉料理を実現できます。 チッカ黒染め処理によって、強度は通常の鉄のおよそ7倍。衝撃や摩耗に強く、中に入れた食材にそのまま包丁を入れても傷がつきにくくなっています。家はもちろん、調理スペースが限られるキャンプでもタフに使えるフライパンに仕上がっています。
鉄鍋を掴んでいる様子

TetsuNabeでお家キャンプ料理

素早く熱を伝え、剛性も兼ね備えるTetsuNabeは、主婦やキャンパーに優しい調理器具。特にキャンプの焚き火で分厚いお肉をジュワーっと焼きたいところです。外出が難しいこの時期をキャンプ料理の練習期間と思い、TetsuNabeと相性抜群の料理を家で模索してみましょう。 【基本情報】 商品名:Tetsu Nabe(テツナベ) 本体サイズ:330×260×75mm 重さ:約1,760g 価格:13,200円(税込) 公式サイトはこちら:TetsuNabe

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