【情熱大陸】プロキャンパー井澤直人さんの教える「ひとりで生き抜く力」
制作者
Chinatsu Ogasawara
ついに、愛猫2匹と「猫キャン」を実現!寝るときはシュラフの中に猫を忍ばせて秋冬キャンプの寒さをしのいでいます。テントはムラコのNIMBUS 4Pを愛用中!
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番組コンセプトは「スロートーク」
焚き火を囲み人生を語る
新番組「石橋、薪を焚べる」は、タレントや文化人、ミュージシャン、アスリートなどジャンルを問わず、石橋さんがちょっと話してみたいゲストを迎えてじっくりと話を聞く番組。「スローフード」という言葉があるように、味わうようなスローなトーク番組を目指しています。
美しい炎と薪がはぜる音
番組中に印象的なのは、夜の暗闇の中で明るく焚き火の映像。赤とオレンジに揺らめく炎に癒やされるので、焚き火をメインに観ても楽しめる番組です。初回は薪がパチパチとはぜる音をBGMに、カンニング竹山さんが自身の激動の人生を振り返ります。
焚き火が引き出す「カンニング秘話」
借金まみれの下積み時代
全く売れず、仕事のない日々。消費者金融からも金を借り、500万の借金を抱えていた竹山さん。毎日家に来る借金取りから逃げ回っていました。
キレる芸風を見つけた瞬間
芸人としても売れず、毎日借金取りに追われ、疲弊している2人が「これで最後」と思い、迎えた舞台。ネタも準備していなかった竹山は、気付けば観客を相手に全力でキレていました。観客側は泣く人や非難する人も出るような荒れ様でしたが、なんと舞台袖で見ていた芸人たちは大爆笑。慕っていた先輩芸人からは、「怒るの、売れるぞ」と言われ、カンニングの2人は自信をつけます。
焚き火が引き出すカンニングのブレイクまで
「キレる」を極める
「とにかく怒ろう」と決めて漫才をする日々。最初は舞台が嫌な雰囲気になることもありましたが、カンニングの2人は諦めません。2人は、怒るときの言葉選びを研究し始めたのです。すると、怒る漫才を始めて2年たったころにやっとウケ始め、3年たつころにはどこのライブでもウケるほどになりました。
ついに掴んだテレビでの仕事
関東の深夜番組への出演により、テレビ業界で名前が売れ始めた「カンニング」。深夜番組に出演し始めて1〜2年後、初めて出演した全国区のテレビ番組のオンエアを皮切りに、多くのテレビ番組に呼ばれるようになりました。石橋さんと竹山さんが出会ったのはこのころです。
焚き火が引き出す「カンニング竹山の秘話」相方の死
ブレイク直後に訪れた悲劇
テレビへの露出が増え、ブレイクしたことを実感し始めた頃、相方の中島さんが白血病で亡くなりました。竹山さんにとって、今まででの人生で一番辛かった出来事である「相方の死」。「カンニング」として2人でテレビ出演できたのは、実質1年間ほどでです。一人でテレビに出続けていた竹山さんですが、ネタができない日々に「自分は何をしているんだろう」と疑問を感じていました。
一人になって初めて挑んだライブ
相方の死から心にポッカリと穴が空いていた竹山さんですが、知り合いに提案されて、一人で舞台に立ち漫才をすることになりました。最初はチケットが売れず、観客席には身内ばかり。それでも毎年開催し続け5年目のライブで初めて「相方の死」を扱ったネタ披露したところ、その内容が話題になり、翌年からライブのチケットが飛ぶように売れるようになりました。
相方である中島への感謝
「今、こうやって活動できているのは相方のおかげ」と言う、竹山さん。中島さんがいなければ、カンニングの「キレる芸風」は存在せず、日本中の人に「カンニング」を知ってもらうことはできなかったのです。
第2話は4月14日(火)24:25から
焚き火を囲みながらコーヒーを飲む。男のロマンがたっぷり詰まった30分でした。焚き火をしたことがない方でもこの番組を観れば、焚き火の魅力に気づくことでしょう。次回のゲストはタリーズコーヒージャパン創業者の松田公太さんです。外出が難しい今だからこそ、「石橋、薪を焚べる」でアウトドア気分に浸ってみてください。
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