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アウトドアに慣れたキャンパーでも油断大敵!防災に役立つ3つのキャンプギアとは?

2020.02.16ノウハウPR

毎年のように国内で発生する台風や地震などの自然災害。今回は非常時に役立つ3つのキャンプギアを、大型アウトドアショップ「エルブレス吉祥寺店」(東京都武蔵野市)の精鋭スタッフが紹介します。アウトドアで使用するお手持ちのアイテムでも、災害時に向いていないものが多くあるのも事実。普段キャンプをする方も、これから始めようとしている方も、防災の視点を取り入れてキャンプ道具を選んでみてはいかがでしょうか。

忘れた頃にやって来る災害

油断しているときにやってくる地震や台風などの自然災害。日頃から災害を意識し、準備をしておくことが大切です。特に非常時にあると役に立つのが、家のガスや電気が止まっても活躍するキャンプギア。ガスバーナーやランタンなど、アウトドアで普段から使っている道具は、災害時の力強い味方になってくれます。

「もう持ってるから大丈夫」って本当?

ただし、「普段からキャンプをするし、災害時でも安心!」と思っている方は要注意。近年はおしゃれを意識したキャンプギアが増えていますが、持ち運ぶには重たかったり、装飾が多かったりと、災害時に使いにくいものもあります。今回は、いざという時に持っておくと安心できるキャンプ道具を紹介。初心者やベテランキャンパーはもちろん、普段キャンプをしない方も要チェックです!

これが最適!災害に備えて持ちたい3つのキャンプギア

今回ご紹介してくれるのはこの方!

昨年10月ごろにあった大型台風の直前には、キャンパーのみならず、普段キャンプをしないような方々が停電に備えたアイテムや非常食を求めて飛び込んできたというエルブレス吉祥寺店。今回はここで、災害のために備えたい「三種の神器」を伺ってきました。 教えてくれたのは、スタッフの三澤さん。リュックひとつでどこへでも行くソロキャンパーの三澤さんは、なんとキャンパーとしてテレビ出演経験もあるプロ。使い勝手抜群なギアを知り尽くしています。

ロゴス 抗菌広口水コン16

災害時に最優先で確保しなければならないのが、水。断水して給水車が回ってきた際、大容量で衛生的な容器は、意外と家では用意していないものです。そんな時に活躍してくれるのが、ロゴスのコンテナ。大容量の16Lで、キャンプで1泊する際には家族3人〜4人分がまかなえます。
大人の男性の拳も優に入るほど口が大きいのも特徴。中までしっかり洗えるので、とても衛生的です。
便利なのが、きちんと折りたためる仕様になっているところ。使わないときにたたんでおけば、普段家に置いていても邪魔になりません。 【基本情報】 サイズ:約30×24×27(h)cm 収納サイズ:約24×22×14(h)cm 重量:約400g 容量:約16L

ロゴス クランクチャージランタン

停電時の照明は必須です。特に日が短い冬は明かりがないと行動時間が短くなります。さらに災害時に停電を経験したキャンパーからも「明かりがあるだけでも子供の不安が和らぐ」などの声は多くあります。ガソリンやガスのランタンと比較して、LEDのものなら、子供がいたり、家の中で使用しても安全。ただ充電式のランタンだと、充電が無くなれば使えません。ガスやガソリンのものも燃料がなくなる懸念はあり、災害の影響が長期にわたる場合には向いていません。
そこで便利なのが、手回しで発電して充電できるLEDランタン。ロゴスのクランクチャージランタンは、側面についたハンドルを回せば電気や燃料がなくても明かりを灯せます!調光は強弱の二段階。1分間の手回し蓄電で、強なら10~14分、弱なら1時間ほど点灯させられます。
もちろん、普段はUSBケーブルにつないで充電できます。さらにランタンのUSBポートからは、携帯やパソコンに充電できます。
iPhoneならほぼ1回分を充電できるため、災害時の通信手段の確保で活躍します。もちろんキャンプで充電が切れそうな時でも安心。一つあるだけで心強いアイテムです。 【基本情報】 サイズ:約11×10×20.5(h)cm 総重量:約450g 明るさ:[LED球値]約260ルーメン、[ロゴス基準値]約200ルーメン 点灯モード:強/弱 点灯時間目安:[強]約3.5時間、[弱]12時間 蓄電時間:約6時間 手回し蓄電の使用時間目安:1分につき[強]10~14分、[弱]1時間 蓄電方法:手巻き、USB蓄電 充電能力:[iPhone]約1台分※理論値 付属品:本体蓄電用USBケーブル

イワタニ アウトドアコンロ タフマル

停電になって困るのが、冷蔵庫の中にある冷蔵、冷凍された食材。火を使うことができれば、食べ物がダメになる前に調理でき、食事の幅が広がることで心に余裕も生まれます。非常時に備え、簡単な操作ですぐに使えるガスコンロを家に置いておくことは必須。その中でも三澤さんがおすすめするのが、イワタニの「アウトドアコンロ タフマル」です。
外側と内側の二段階で風防がついているため、風の強い野外でも簡単に火をつけられます。24cmまでの鍋やダッチオーブンも載せられ、家族で使うのにぴったりです。
裏面には四隅に足がついているので、テーブルや地面など、置いた場所が焦げてしまうことはありません。
さらに、専用のキャリングケースが付属しているため、持ち運びと保管がしやすいのも特長。車や家に置いておけば、さっと取り出して使えます。 【基本情報】 サイズ: [本体]34.1×28.3×12.9(h)cm [ケース]37.2×36.2×13.6(h)cm 重量:約2.4kg(ケース込重量:約3.9kg) カラー:ブラック ガス消費量:約236g/h 連続燃焼時間:約75分 付属品:専用キャリングケース

キャンプは災害時の予行演習にも最適

普段から余暇のためにキャンプを楽しんでいても、それだけで防災訓練になります。その理由には2つあります。

非日常を普段から体験

出典:paylessimages / ゲッティイメージズ

災害時は、水道やガスが使えなかったり、外で寝なければならなかったりと、日常では体験しないことの連続です。その感覚を学べるのがキャンプ。普段から家族とキャンプに行っているだけでも、いざという時も慌てずに寝食ができます。

備品の使い方&点検

防災用品は、家にあっても使う機会はほとんどありません。そのため、つい点検を怠ってしまったり、いざという時に使い方が分からなかったりします。普段からキャンプで使用していれば、道具の不備にすぐに気がつけ、使い方もバッチリ学べます。キャンプ中に「これがないと不便だ!」とひらめくことも。キャンプへ行くと、災害への準備と意識を一緒に高められます。

まだ備えていない方は今すぐお店へ!

災害時に多くの被災者が口にするのが「まさか自分が…」という言葉。自然災害が多く発生する日本にいる限りは他人ごとではありません。「このアイテムが足りてなかった!」「そろそろ買い換えた方が良いのでは!?」と気が付いた方は、防災の視点を取り入れてアウトドア店をのぞいてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-3-2 ※免税店 電話:0422-23-6701 営業時間:午前11時〜午後8時30分

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