マウンテンハードウェアのダウン・中綿入り人気ジャケットランキング ダウンや化繊のジャケットが本格登山やクライミングで活躍する「マウンテンハードウェア」。近年は縫い目の無い「スーパーDS」のダウンジャケットを発表しさらに注目されています。今回はメンズ、レディース別の人気商品をご紹介。「マウンテンハードウェア」の魅力に迫ります。
マウンテンハードウェアとは 「マウンテンハードウェア」は1993年にアメリカ、カリフォルニア州で設立されたブランドです。本格登山のようなハードなアウトドアからタウンユース向きのライトなものまで、あらゆるユーザーのニーズに答えるべく技術開発に余念がありません。そんなスタッフたちの情熱から生まれた数々は、確かな品質とセンスで私たちに応えてくれます。
マウンテンハードウェアのダウンの魅力・特徴 「マウンテンハードウェア」のダウンジャケットを語る上で外せないのが、10年かけて開発した「スーパーDS構造」でしょう。ダウンコートやジャケットによく見られるダウンの「ずれ」を防ぐための縫い目。これを無くしてなおかつ、「ずれ」を防ぐ技術加工が「スーパーDS」であり、それを使ったジャケットが「スーパーDS クライムジャケット」「スーパーDS ストレッチダウンフーデッドジャケット」などです。
縫い目を無くした事で、そこから冷気が入るという欠点を克服。またダウンジャケットでありながらファブリックにはストレッチ性のあるものを採用し、アクティブな動きを妨げません。さらにダウンに撥水加工を施し雨や雪の水分で保温力が低下するというダウンの弱点も克服しています。
使用されるダウンも700~800フィルパワーの高品質羽毛で、プロの本格仕様にも充分に対応できる高規格アウター。これが「マウンテンハードウェア」のダウンジャケットの魅力です。
マウンテンハードウェアのダウン・中綿入りジャケットの口コミ 寒くなってくると恋しいダウンジャケット。グリーンシーズンから、真冬まで活躍してくれるのが、MountainHardwearのGhost Whisperer Down Jacketシリーズ。冬のアクティビティはもちろん、夏山お泊まり登山にも、絶対に持っていく薄手の、このダウン。パッキングの時は、ポケットにぎゅうぎゅうと押し込んで、なんとこのサイズ!重さはたった203グラムで、荷物になるかも…なんて躊躇することもなし◎ 軽い分、生地は薄くて、詰め込む時やジッパーを閉める時、爪やジッパーで引っ掛けてしまわないか、ちょっとドキドキしますが、それを補って余るほど、この軽さ、コンパクトさはありがたい!ダウン自体に撥水加工をした、Qシールドダウンを使っているので、濡れてしまっても、ダウンが痩せたりよれたりしません。濡れても保温性を維持できる、優れモノ。
「ゴーストウィスパラーダウンジャケット」の魅力を余すことなく語ってくれています。軽さ、温かさ、コンパクトさ。言うこと無しですね。防水ダウンなので濡れても保温力が下がったりしないのもうれしいポイントです。
このダウンは、昨年度のヒマラヤ遠征より愛用しておりますが、とても軽量でコンパクトになり、なおかつ高い保温性と撥水処理を施したダウンを封入している点で、高品質の商品だと思います。軽量のため、普段のガイドの仕事では冬の時期のハイキングから、今回は6,000mまでの高さまではメインダウンジャケットとして使用し、8,848mのエベレストの高所登山の中には、高所用ジャケットのインナーとして着用しており、幅広い汎用性を証明してくれた商品だと思います。 ダウンの特性としてとても大切なのは、撥水処理をされているダウンなのかどうかです。一般的な羽毛のダウンは暖かさはありますが、一度濡れると乾かない特徴があり、行動中に着用し、濡れてしまった際に低体温症を招き、生死に関わることも多々あるためです。軽量、保温性、そして撥水処理を兼ね合わせているおすすめの商品です。
高所登山のメインジャケットと更に極地でのインナーとして「ゴーストウィスパラーフーデットジャケット」を使用。とても好感触だったそうです。軽量でありながら確実な保温力と、防水ダウンの水への強さ。とても安心できるジャケットですね。
ダウンと化繊の違い ダウンと化繊の一番の違いは価格にあります。ダウンは高品質でフィルパワーの高いものを使用している事もあり、化繊の商品と比べると価格は倍です。もっとも値段が低いから化繊の方が機能的に下かと言うとそうではなく、使用目的などの違いがあります。
化繊のジャケットは主にトレランやアクティブなアウトドアスポーツなどに用いられます。通気性や汗による冷えの軽減、ストレスの無いストレッチ性などが求められ、「PrimaLoft Gold Active」などが採用されています。動き回っている時も休憩中でも着用したままで快適に過ごせるのがうれしいポイントです。
ダウンの場合、寒冷地や極寒地、高所の登山などでの使用が主で、求められるのは「確実な保温力」と「可能な限りの軽さ」。ダウンの弱点だった濡れによる保温力低下も防水ダウンで克服され、ますます本格登山などでの需要が拡大しました。体力を消耗する現場ではなるべく重量を抑えるのも鉄則で、化繊のほぼ半分以下の重量であるダウンは最適です。
メンズに人気のダウン・中綿入りジャケットランキングTOP5
ダウンのように温かくて軽い化繊PrimaLoft Gold Activeを使用し、最低限の重量と厚みで温かさをキープすることに成功したのが、この「コアストラータフーデッドジャケット」です。
中綿の化繊は通気性も良く濡れにも強いので、アウトドアやトレランで動いている時から休憩中でも着続けられる適応力があります。またストレッチ性も高いので動きにストレスが無し。コンパクトにまとめられるのでポーチにすっぽり収まり手荷物としての持ち運びも楽々です。
ダウンジャケットによくあるキルティングのような縫い目。それを無くしたバッフル構造のジャケットです。縫い目が無いことで冷気が入るコールドスポットを無くした製法は革新的。汗をかきやすいボディ下部と脇下に軽量化繊インサレーション(断熱中綿)を配置して快適さを向上させてあるのが特徴です。
独自のストレッチ性のあるファブリックで耐久性と伸縮性も抜群。ハーネス対応ジッパーや、ハーネスと干渉しない位置に配置されたハンドポケットなど、登山やクライミングに適しています。
超軽量リップストップシェルファブリックを使用し、驚きの軽さと耐久性を合わせ持ったジャケット。800フィルパワーのダウンを使い温かさも保証付きです。一番の特徴は折りたたんで丸めて本体のポケットに収納できること。寒冷地の現場だけで着用したい時にも楽に持ち運べます。
2位の「スーパーDS クライムジャケット」と同じくバッフル構造のダウンジャケット。名前の通り抜群のストレッチ性があり、細身でフィットするジャケットながらストレスなくアクティブに動けます。クライミングに使用しても摩擦に強くしなやかで全く動作を妨げないと評判です。
ヒマラヤ登山などのアルパイン向けモデルで最大級の保温力があります。なおかつファブリックや縫製の工夫で軽量化も実現。ヘルメット対応のフードは断熱仕様でドローコードで調整できます。大型のチェストポケットとハーネス対応のハンドポケットも装備しています。
レディースに人気のダウン・中綿入りジャケットランキングTOP5
1位はメンズで4位だった「スーパーDS ストレッチダウンフーデッドジャケット」。メンズのものよりウエストが細く絞られ女性らしいラインに仕上がっています。
メンズで2位だった「スーパーDS クライムジャケット」のフード付きレディース商品がこちら。ダウンファイバーに撥水処理を施した「Qシールドダウン」を採用し、雪や雨によって保温性が弱まるダウンの弱点を克服しています。雪山登山やクライミングに適したモデルです。
レディースの3位はメンズでも3位だった「ゴーストウィスパラー2 ジャケット」です。こちらも1位の「スーパーDS ストレッチダウンフーデッドジャケット」と同様、ウエストの絞られた女性らしいラインになっています。
グースダウンの羽毛構造を参考に開発された化繊「THERMAL Q」を採用したジャケットです。防水性、耐水性に優れていてファブリックも防水シェルの2レイヤーなので、雪や雨の日の使用に最適。裾の内側にはパウダースカートが配置され、雪の侵入を防いでくれます。スキー、スノボなどのウィンタースポーツにピッタリのジャケットです。
メンズで1位だった「コアストラータフーデッドジャケット」、レディースでは5位にランクインです。メンズと同じくダウンのように温かい化繊採用。女性らしい「ミスティックパープル」のカラーが加わっています。
最安値&最高値のダウン・中綿入りジャケットを見てみる
最安値のダウン・中綿入りジャケット 価格が低いのはダウンではなく化繊の中綿を使用しているため。また類似品に「コアストラータフーデッドジャケット」がありますが、そこからフードを無くしたタイプなのでさらにコンパクトで価格が抑えられています。低価格タイプと言っても断熱素材による保温力と通気性、濡れの強さは保証付き。ブランドのプライドを感じさせます。
最高値のダウン・中綿入りジャケット
極寒の極地や8000m級の登山に耐えられる本格仕様のダウンジャケット。防水透湿素材と溶着バッフル構造で水濡れのリスクを回避。ダウンのボリュームを常にキープできます。頭から顔を覆うフードは深く作られ冷気の侵入をシャットアウト。片手で簡単に調整できる裾のドローコードなど隅々までプロ目線のこだわりが詰まっていて、高価格も納得の逸品です。
マウンテンハードウェアでアウターを探そう 極寒のコンディションにも負けない「マウンテンハードウェア」のジャケットの数々。その能力と利便性、機能美は目を見張るものがあります。これからますます寒くなる季節、「マウンテンハードウェア」のジャケットを着てアウトドアに出掛けてみましょう。