あなたもきっと好きになる!キャンプ×フィルムカメラの世界

 ノウハウ

デジタル一眼レフカメラやスマホなどでキャンプ写真の撮影を楽しんでいるキャンパーさんが多い中、筆者はあえてフィルムカメラを手に取っています。というのも、「デジタルにはないアナログの楽しみ方」がフィルムカメラには存在するからです。ということで、今回は「キャンプ×フィルムカメラ」の魅力をご紹介します!


 目次


フィルム写真に一目惚れ!

見よう見まねで始めたフィルムカメラ

   

20代後半女子の筆者がフィルムカメラにすっかりハマってしまったのは、大学生が終わりかける頃。両親が長く愛用していた、いつぞやの誰かの結婚式の引き出物としてもらったらフィルムカメラを譲り受けたことがきっかけでした。

   

バイト代を貯金して買ったデジタル一眼レフカメラを持っていながらフィルムカメラに浮気してしまったのは、そのカメラでたくさん残してくれていた思い出をふと見返していたとき、同じカメラでこんな風に温かみのある写真を撮りたい、残しておきたいと思ったからでした。

綺麗な写真を残したい、というより、その一瞬一瞬のあたたかさを残したい、という想いが強いことが、筆者がフィルムをこよなく愛でている理由です。

フィルムカメラってなんぞ?

= 銀塩カメラ

   

少し昔のデジタルでないカメラはフィルムカメラ(銀塩カメラ)と呼ばれています。「デジタルとフィルムの違いって何?」と思ったそこのあなた、さっそく説明させてください!

おさらいその1:デジタルカメラ

   

出典:Allexxandar / ゲッティイメージズ

デジタルカメラは、撮影した画像をデジタルデータとして記録してくれるカメラの総称です。レンズを通過した光を電気信号に変換することで、SDカードなどのメディアに情報を記録しています。デジタル保存され撮り直しが効くため、1枚1枚を丁寧に撮るというより、数を打つ傾向の多いカメラです。

おさらいその2:フィルムカメラ

ミラーレス一眼    

出典:markusspiske / pixabay

一方でフィルムカメラは、撮影した画像がフィルムに記録されます。光が当たることで起こる化学反応でフィルムに像が記録され、光の入らない暗室で現像します。

この、現像したフィルムを印画紙に焼きつけたものがフィルム写真です。写真店や電機店で現像を請け負ってくれるので、初めてでわからないことが多い場合は頼ってしまうのが近道です!撮り直しができないため、フィルムを巻き上げ、1枚1枚を丁寧に撮ることを意識させてくれるカメラです。

   

フィルムカメラと言えば、プリントだけでデータ保存ができないと思われがちです。実はそんなことはなく、現像を依頼した際にプリント、データ化を選べます。データ化すれば、ディスクに焼いて納品されたものを保存し、InstagramやFacebookなどといったSNSに投稿することも可能!お気に入りのフィルムカメラの写真を気軽にシェアできます。

おさらいその3:フィルムの選び方

   

出典:ChamilleWhite / ゲッティイメージズ

フィルムは、生産しているメーカーごとに、同じ時間の同じ景色でも撮れ味が異なります。お好みの撮れ味が楽しめるメーカーを基準に、撮影枚数やISO感度で選べればベストですが、わからないことは専門店で尋ねてみるのが一番です!

フィルムカメラでこそ撮れるもの&撮れないもの

無加工ノスタルジックが叶う

   

フィルムカメラで撮れる写真は、ネガフィルム特有のあたたかい色味や、ピントのやわらかさ、写真全体のノスタルジック感が人気の鍵を握っています。

デジタルでフィルムっぽい写真を再現しようとすると、ホワイトバランスやもっと細かな設定をするのに少し時間を要したり、撮ってから加工するには手間がかかったり、被写体に対してちょっとしたウソをつく作業をしている気がしました。それに比べ、フィルムはファインダーをのぞいたときのままの写真が撮れ、現像することができます。

   

旅路には必ずフィルムカメラを持参している筆者が、フィルム写真に魅了された理由もその点にあります。同時に、現像するまで分からない撮れ高へのドキドキ・ハラハラ感を楽しんでいる節も否めません(笑)。

青や緑の、色の深さ

   

青や緑といった寒色の深さにも、フィルムならではの撮れ味が存在します。快晴であればあるほど、実際に見ている空より色濃くフィルムに残るため、1本のフィルムを使い切ったタイムラグによっては「本当にあの日の写真かな?」と、自分で撮れ高を疑ってしまうことも…。

   

天候を気にして空を仰いでみると、意外と身近なところで、フィルムカメラを構えて撮ってみたくなる景色に遭遇することがあります。この写真もそんなひとときの、偶然の出会い。50mm単焦点レンズを装着した愛機で撮影したのですが、ファインダーをのぞいていたときより遥かにやわらかい写真に仕上がっていたのに驚きました。撮影したときと現像してみてからとでは、同じ景色が違うものに思えることもあるのです。

フィルムカメラ × キャンプのすすめ

あれもこれも、少しスローな写真に仕上がる

   

普段は気にならないひとつひとつの周囲の景色が、キャンプに行くとなぜか少し気になったり、いつもとは違って見えた経験はありませんか。そんな瞬間を丁寧にフィルムカメラで切り取ってみると、思いのほか、あたたかい写真が撮れるかもしれません。

   

こちらは冬の写真。車内から見た葉の落ちた木々が寒々しいにもかかわらず、フィルムで撮ってみるとなぜかあたたかさを携えて見えませんか?どこにピントを合わせてどんな風に切り取ろうか考えてみると、冬なのにあたたかみのある写真が撮れることがあります。

   

普段からキャンプをしていれば気にならなかったり、当たり前だったりする景色にもかかわらず、フィルムカメラで切り取った写真は表現の幅を広げてくれます。サイトを設営していて散らかった荷台でさえ、写り込む人の表情やポーズなどでカメラを構える楽しさが生まれます。

   

食卓だって、美味しそうな状態をあたたかいままネガフィルムに閉じ込めることができます。ちなみにこのフィルム写真は、キャンプ飯でなく、キャンプ場近くの美味しいご飯屋さんを探してしまいがちな筆者のズルです(笑)。

   

みんなで移動する瞬間だって、ご覧のとおり!どんなロケーションでもノスタルジック感を携えて、使用するネガフィルムやレンズ次第で撮れ高にまた変化を持たせられるフィルム写真は、キャンプと相性が抜群なのです。

これから始める人へ

   

フィルムカメラと一口でまとめてしまってはいますが、カメラの種類は多岐に渡ります。どんなカメラを選ぶべきか、買う前に撮れ味を少し試してみたいという人は、ぜひ使い捨てカメラの「写ルンです」を手に取ってみてください。切り取りたい景色を見定めつつフィルムを巻き上げ、シャッターを切るだけで、スマホやデジカメとはまた違う趣のある写真をきっと撮ることができます!

まとめ

   

フィルム写真の淡い雰囲気や柔らかさは、キャンプでの思い出を残すのにもピッタリです。フィルムカメラを片手に、いつものキャンプ場を散策してみるのも楽しみ方のひとつ。これを機に「フィルムカメラを始めてみよう!」と思った方。ぜひ一度試してみてください。きっとキャンプ写真の表現の世界が広がるはずです!


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