マンデリンの香りと苦みを楽しもう!豆の特徴やおいしい飲み方を解説

 ノウハウ

コーヒー豆

出典:Unsplash

マンデリンは、インドネシア産のコーヒー豆で日本でも人気のある銘柄です。豆の品種としてはアラビカ種ですが、インドネシア産のコーヒー豆は90%がロブスタ種で、アラビカ種は10%と少なく大変貴重。今回は、そんなマンデリンをとことん楽しむための基礎知識をまとめました。


 目次


マンデリンの魅力とは?味の特徴は「苦み」

コーヒー豆    

出典:Unsplash

マンデリンの特徴は、酸味はあまり強くなく苦味がはっきりしていて、コクのある上品な味わいだという表現をする人が多いです。深煎りをしてもその個性を失わず、シナモンやハーブなどの香りが楽しめるため、深煎りの好きな日本人に好まれるようになったのです。

マンデリンが「苦い」というイメージが定着した理由は、マンデリンの製造過程にあります。コーヒー豆は、収穫後に乾燥させるのですが、マンデリンを栽培しているインドネシアのスマトラでは、乾燥に2~3日しかかけず、生乾きの状態で生豆として出荷されます。

その状態で焙煎すると、深めの焙煎にしないと豆の中まで火が通らないため、自然と苦味が引き出されるようになったのです。つまり、マンデリンは、もともと苦いというわけではなく、焙煎によってその個性が印象づけられた銘柄なんですね。コーヒーの焙煎は、一番浅煎りのライトローストから最も深煎りのイタリアンローストまで、8段階の焙煎度があります。

1. ライトロースト
2. シナモンロースト
3. ミディアムロースト
4. ハイロースト
5. シティロースト
6. フルシティロースト
7. フレンチロースト
8. イタリアンロースト

マンデリンの個性を最大に引き出すには、5番目のシティーローストか、6番目のフルシティーローストがおすすめです。これらの焙煎度は、ちょうど苦味が引き出されます。浅煎りのマンデリンは、苦味よりも酸味がしっかり出てきて、また違う味わいになります。

楽しみ方は人それぞれ。自分で焙煎を楽しむ人は、さまざまな深さの焙煎を試してみると、新しい発見があるかもしれません。

マンデリンに合う飲み方はミルクと一緒か水出しで

ラテアート    

出典:Unsplash

マンデリンの飲み方は、その苦味をマイルドにするミルクを利用してカフェオレにするか、じっくりと水出しにするかがおすすめです。ミルクは苦味を緩和しつつ、コクのある旨味をしっかり感じさせてくれます。濃いめに抽出して、同じく苦味の強いエスプレッソのようなイメージでアレンジしてみるのもいいでしょう。

水出しコーヒーは、ダッチコーヒーやコールドブリューコーヒーなどという呼ばれ方もしますが、おいしい水を使ってじっくりと抽出するという点では同じです。もともとインドネシアはオランダの植民地だったので、オランダ式(ダッチ式)の飲み方が定着しました。

水出しで抽出したコーヒーは、カフェインが少なめで、雑味のないクリアな味わいになります。インドネシアでは、抽出したコーヒーにミルクや砂糖を加えて飲みますが、日本ではストレートで味わうことが多いですね。

マンデリンのグレードはどうなっている?

   

出典:Pixabay

マンデリンのグレードは、インドネシアの基準によって、300gの豆の中に含まれる欠点豆の数で決まります。5段階のうち一番上のグレードである「G1」は、欠点豆の数が0~3個までという厳しさです。一般的に喫茶店で楽しめる高級なグレードは「G1」であることが多い傾向にあります。

また、産地と栽培されている標高が細かく決められた「スーパーグレード」というグレードが別で設けられています。

・スマトラ島北部のアチェ地区またはタケンゴン地区
・標高1,400~1,900mの高原地帯

この条件を満たすマンデリンだけが、スーパーグレードとして認められます。スーパーグレードのマンデリンは、非常に希少で品質の高い豆として知られ、世界的にも評価が高いグレードです。

マンデリンの生まれ故郷はインドネシア

コーヒー豆を作る青年    

出典:Pixabay

マンデリンの生まれ故郷はインドネシアのスマトラ島です。インドネシアがオランダの植民地になったときに、オランダから持ち込まれたアラビカ種のコーヒー豆を、マンデリン族という部族の人たちが栽培するように使役されたため、「マンデリン」という名前が付くようになりました。

今では、コーヒー豆だけでなく地域の名前にもなったマンデリンですが、もともとはある部族の名前だったのです。

まずはマンデリンのコーヒーを味わってみよう

コーヒー豆    

出典:Pixabay

希少なコーヒー豆のマンデリンですが、インターネットを見ると生豆の状態から焙煎した豆、飲みやすいドリップパックになったものなど、さまざまな状態で売られています。自家焙煎で煎りたての香りを楽しむなら生豆の状態で、そこまでこだわらず、気軽に飲みたい場合はドリップパックから試してみるといいでしょう。

焙煎の仕方によって味わいがどんどん変化するマンデリンを楽しむなら、焙煎の加減を調整してくれるお店で豆を注文するという方法もあります。自分にとって最も楽しめる状態でマンデリンを購入して、その奥深い味わいを試してみてくださいね。

まとめ

コーヒー豆の銘柄「マンデリン」についての基礎知識をお届けしました。香りと味の特徴、おいしい飲み方を紹介しましたので、マンデリンに興味を持った方は、ぜひおすすめの飲み方を試してみてください。自分で焙煎に挑戦する場合は、まず深煎りで楽しみ、その後浅煎りにして味わいの違いを楽しむのもいいでしょう。自分だけのおいしい飲み方を研究してみてくださいね。


あわせて読みたい記事


新着記事

関連するキーワード

食材

おすすめのキーワード

hinataアプリで、アイデア集をいつも手元 トレンドや最新情報を毎日配信!
気になった記事やあとから読みたい記事を保存して、いつでも手元に!
さらにみんなのキャンプ写真からアイデアやヒントをゲットしよう♪