おすすめのテントサウナ11選!選び方や自作方法も紹介
自然の中でサウナを満喫でき、キャンプとサウナを同時に楽しめるテントサウナ。簡単に持ち運べ、初心者でも手軽に設営ができるのが魅力です。カップルやグループでも楽しめ、プライベート空間の中でのコミュニケーションも魅力の1つ。今回はテントサウナの楽しみ方やおすすめ商品を紹介します。
テントサウナとは?
テントサウナとは、テント内で薪ストーブを焚いてサウナができるアイテムで、手軽に本場に近いサウナが楽しめます。テントサウナは、もともとフィンランド発祥のアウトドアリラクゼーションです。フィンランドは「サウナ大国」と呼ばれるほどサウナの数が多く、人口500万人に対して約300万室のサウナがあります。
最初は軍用サウナとして、兵士たちのために作られました。フィンランドはサウナ好きの人が多く、サウナがないと兵士たちの士気が上がらないとの理由で、自陣に手作りのサウナ小屋を作ったそう。そこからテントサウナが生まれました。
いつでもどこでもサウナを楽しめるという特徴がフィンランド人の心を惹きつけ、一般にも普及しています。フィンランド式のサウナは、サウナを出て極寒の氷が張っている湖に飛び込むイメージが強いですが、実際はサウナを出て外の空気や外気浴を楽しむことがメジャーです。
テントサウナの魅力!天然水風呂へのダイブが最高!
テントサウナの一番の魅力は、体の芯まで温まっている状態で湖や川へダイブできる開放感です。サウナで温まっている状態だからこそ平気で飛び込め、きれいな川へのダイブは水風呂よりもはるかに気持ちがいいです!
テントサウナは、防災素材を使っている簡易テントの中にサウナヒーターを置くことでサウナ空間を作り出しています。そのため、設営方法は通常のテントとほぼ同じ。室内の温度や湿度は、入浴者が好みで調整できます。
テントサウナ内では体を寄せ合い、暖をとることで、自然と会話も生まれていきます。ある程度の通気性もあり、施設のサウナのように熱すぎるわけではないため、サウナが苦手な方でも入りやすいですね。施設のサウナが苦手という方もぜひチャレンジしてみてください。
テントサウナの選び方
大きさ
使用する人数によってテントサウナのサイズは変わるため、人数に合わせたサイズを選びましょう。人数に見合っていないサイズだと窮屈に感じたり、サウナの機能を十分に発揮できなかったりする場合もあります。
以下は、使用人数による目安のサイズです。
持ち運びやすさ
キャンプに行く際は、さまざまな道具を持ち運ぶ必要があります。そのため、コンパクトに収納できて持ち運びやすいテントサウナを選ぶことは重要です。道具を1つにまとめられる収納バッグがついたアイテムであれば、持ち運びやすさに加え、テントサウナを収納しておく場合でも邪魔になりにくくなるためおすすめです!
設営・撤収のしやすさ
自分で組み立てる必要があるため、準備や片付けに時間をかけたくない人は、設営や撤収が簡単なものを選ぶのがおすすめです。テントサウナは、一般的なテントと同じようにポールを通してロープとペグで固定するタイプが多く展開されています。中には数分で設営できるポップアップ式タイプもあるため、チェックしてみてください。
セット内容
テントやストーブ、そのほかのアイテムがセットになっている商品も多く販売されています。特にテントとストーブがセットになっているものであれば、サイズやスペックが合うように構成されています。
テント内のスペースに合わせたサイズのストーブや煙突を別で買うのが面倒な場合や、大きさが合わずに買い直すリスクをなくしたい場合は、テントとストーブがセットになった商品を選びましょう。
おすすめのテントサウナ11選
安全に使用するために知っておきたいテントサウナの注意点
設営場所
テントサウナをキャンプ場などに持ち込む際は、事前に施設のホームページを見たり、直接問い合わせたりして、テントサウナの設営が可能かどうかを確認しておきましょう。テントサウナは火を使用するため、使用を許可していない施設もあります。
また、不安定な場所で設置すると、火災や火傷などのトラブルが発生する可能性もあるため、必ず安定した場所で設営するようにしましょう。
天候
設営場所と同じく、天候にも気をつける必要があります。火を扱う影響で、大雨や風の強い日に設営するのは危険です。特に強風の日は火が飛び散るリスクがあり、目安として風速5m以上の場合は、テントサウナの設置を控えましょう。
また、未然にトラブル発生を防ぐために、サウナを楽しんでいる途中で天候が悪化してきた場合も、すみやかに撤収するようにしてください。
一酸化炭素中毒の危険性
テントサウナは薪ストーブを使用するため、一酸化炭素中毒のリスクがあることを理解しておきましょう。一酸化炭素が体内に入ると、頭痛や吐き気、痙攣などを起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
テントサウナを使用する際は、事前に使用方法を理解し、ストーブの吸気口や煙突が正常に機能しているかを確認しましょう。一酸化炭素チェッカーを持参し、定期的に換気を行うことも重要です。
また、薪ストーブのメンテナンスも定期的に行い、安全な状態で設営するようにしましょう。
簡単にできる!テントサウナの自作方法
出典: GummyBone / ゲッティーイメージズ
テントサウナを自作する方法を解説します。
- テントを設営する
- ある程度の大きさの缶を、缶切りで中を開け筒を作成する
- 設営したテントの中に、壁から少し離してストーブを置く
- テントに煙突をつける用の穴を開ける(ストーブを置く床もしっかり切って置く)
- 自作した筒をテントに開けた穴にはめる
上記の5ステップでテントサウナを作成できます。意外と簡単に作れるものの、しっかり煙突で空気を逃さないと一酸化炭素中毒などになる危険性もあるため、安全第一で気をつけて作りましょう。
手軽にテントサウナを楽しめるレンタルサービスも!
高額なテントサウナを購入するのは難しく、自宅で保管する場所がないという人もいるでしょう。そんな悩みを解決してくれるのがテントサウナのレンタルサービスです。
20万円以上する高額なテントサウナを1万円台でレンタルできることも!また、自分でメンテナンスする必要がないので、気軽にテントサウナを体験できるのが大きな魅力です。テントサウナに必要な機材が全てセットになっているプランも多く、誰でもすぐにテントサウナをはじめられます。
テントサウナでキャンプと一緒にサウナも楽しもう!
テントサウナは海外だけでなく、日本でも徐々に普及しています。キャンプと一緒にサウナを楽しめるので、サウナが好きな人にとっては一度味わう価値あり!
サウナ内は通気性もあり、熱すぎることもないので、サウナが苦手な人でも堪能できます。自然の中で味わうサウナは、施設にあるサウナとはまた違った気持ち良さがあり、リラックスできますよ!