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【ブランドラブ】その人に合ったシュラフを提供したい。モンベル広報が伝えたいこと

※本記事には一部プロモーションが含まれます

アウトドアブランドに勤める方にブランド愛を伺う新企画「ブランドラブ」。第二弾ブランドは日本のアウトドアメーカーを代表する「モンベル」です。モンベルの広報担当者にブランドへの愛や製品に込められた想い、人気製品のシュラフについてなど、たくさんお話を伺いました!

冬キャンプで痛感した「睡眠の質」の大切さ

睡眠の質。これはキャンプにおいて、最も重要なポイントではないかと感じています。というのも、初めて冬キャンプに挑戦した際、寒くて寝られないという経験をしてから、寒い時季のキャンプは行きづらくなってしまいました。これはシュラフ選びの失敗が原因。新たな冬用シュラフの購入資金を出し惜しみし、夏・秋用シュラフの封筒型シュラフで挑んでしまったのです。これを機に、質の良い睡眠を取るためにも、改めてシュラフの選び方について調べ始めました。 シュラフについて調べていくうちにたどり着いたのは、「モンベル」。モンベルのシュラフといえば、ダウンハガーやバロウバッグが有名ですよね。定番シュラフとあって、私の周りでも使っているキャンパーが多かったのです。モンベルやシュラフについて、もっと詳しく知りたいと思い、モンベルを知りつくしている広報部課長の金森智さんにお話を伺うことにしました。

モンベルのシュラフって他のブランドとどう違うの?

━━━早速ですが、モンベルのシュラフについて教えてください!シュラフが有名なブランドはいくつかありますが、モンベルのシュラフにはどのような良さがあるのでしょうか? 金森:モンベルの定番シュラフといえば、「ダウンハガー」ですね。どうすればアウトドアシーンで安眠できるのかを徹底的に考え抜いた大人気モデルです。一般的にシュラフは、冷たい空気が中に入らないように、身体にフィットすることが大切。しかし、だからといって窮屈だと安眠できない。そこでモンベルが独自に編み出したのがスーパースパイラルストレッチというシステムです。 ━━━スーパースパイラルストレッチシステムについて詳しくお伺いできますか?
金森:一番の工夫は、糸ゴムを使って幅広のダウンを縮めていることですね。幅広のダウンなら窮屈に感じない。そして糸ゴムで縮めることで、身体にもフィットするという訳です。加えて、生地は斜めに縫製しています。生地は横に引っ張るよりも斜めに引っ張る方がよく伸びるんです。 ━━━フィットするシュラフを伸ばすのではなく、幅広のシュラフを縮めているんですね!まさに逆転の発想...!
金森:あとは軽さやサイズにもこだわっています。軽さを実現するために、バリスティック・エアライトという生地や、フィルパワーの数値が大きいダウンを使っています。そして、余分に重いシュラフや大きいシュラフを持たなくてもいいように、豊富なサイズを展開しています。女性用であれば寝袋のサイズも短くなっていて、発熱量の少ない女性のために、足元には多めにダウンを入れているんです。 ━━━女性ですと冷え性の方も多いですからね!使う人のことを徹底的に考えたシュラフということですか...。モンベルのシュラフが人気の理由、納得です!

モンベルとの出会いは大学で入った山岳部

━━━モンベルの広報を長年勤めている金森さんについて、ぜひもお聞きしたいです!モンベルに入社されるぐらいなので、やっぱり子どもの頃からアウトドアが好きだったんですか? 金森:実は、昔は特別好きだった訳ではないんです。むしろ嫌いでした(笑)。 ━━━ えっ!好きではないのはまだしも、嫌いだったんですか!? 金森:静岡県の自然が豊かな場所で育ち、中学生の時には学校登山という行事があったのですが、とにかく嫌でしたね。行っても疲れちゃうし...。あまり積極的ではありませんでした(笑) 。大学に入学して、何をやろうかと考えていて、気づいたら山岳部に入部していたんです(笑)。 ━━━幼い頃登山嫌いだった金森さんが、なぜ大学で山岳部を!? 金森:大学で山岳部の人に勧誘されたんですよ。それで、なんか面白そうな人たちだなと思って!新入生歓迎登山で北アルプスの穂高岳に連れていかれて...。初心者だったので山頂まで登ることはできませんでしたが、山に興味を持ちました。その山岳部で出会ったのがモンベルだったんです。
━━━大学の勧誘で始めた登山がきっかけで、モンベルに入社までされたんですね!驚きです。勢いで入ったモンベルは働いてみてどうですか? 金森:モンベルの社員は皆、よりよい製品を作りのために創意工夫しています。モンベルにはアイデアリクエストシートというものがあり、社員全員が企画部にアイデアを提案できるようになっているんです。新商品のアイデアだけでなく、「ここにポケットを付けてほしい」といった、製品をよりよくするための小さなアイデアまで募集しているんですよ。 ━━━社員全員でものづくりを考える、とても素敵ですね。金森さんが提案したアイデアが採用されたことはありますか? 金森:もちろんありますよ!自分のアイデアが採用されると、やっぱり嬉しいですね。「これ僕が考えたやつ!」って自慢したくなります(笑)。
━━━高品質な製品が生まれるのは、社員さんのアイデアがたくさん詰まっているというのも理由の一つにありそうですね。モンベル製品のもう一つの特徴といえば、アウトドア初心者でも手を出しやすいリーズナブルな価格帯。こちらは、どうやって実現しているんですか? 金森:モンベルのポリシーは、「お客さまに良いものを安く親切に提供すること」。自分たちでできることは自分たちで行うことを徹底していて、例えば、会社の掃除は清掃業者に頼むのではなく、自分たちで行っています。道路を挟んだ向こう側のオフィスに引っ越す時も、皆で荷物を運び込みました。そのような行動ひとつひとつがモンベルのものづくりに繋がっているのです。 ━━━引っ越しまで自分たちで!!素晴らしいですね!

アウトドア製品だけじゃない!「モンベル」の広報として伝えたいこと

━━━いろいろとモンベルについてお話をお伺いしてきましたが、最後に「モンベル」というブランドについて読者の皆さんに知ってほしいことはありますか? 金森:そうですね~。モンベルはアウトドア製品以外にも様々な活動を行っています。日本の第一次産業を元気にしたいという思いから農業用ウェアを作ったり、地域活性のために「SEA TO SUMMIT」というイベントを開催したり。東日本大震災や熊本地震の被災地支援をするため、「アウトドア義援隊」を作ったりもしました。私たちにできることは何でもします!そんな思いで日々働いているので、今後も応援していただけると嬉しいですね。
━━━モンベルの皆さんが自然を大切にしていることがとても伝わってきますね!「自分たちでできることはする」という精神を見習って、私たちも自然に対してできることをすべきだなと改めて痛感しました。本日は貴重なお話をありがとうございました!

モンベルシュラフ「バロウバッグ#3」を読者にプレゼント!

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まとめ

ブランドラブ第二弾は、モンベルの広報を担当している金森さんのブランド愛を伺いました。幅広い活動をしているモンベルにこれからも注目していきたいですね!第三弾のブランドラブではどのブランドの、どのようなお話を伺うことができるのでしょうか。次回もお楽しみに!


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