キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜

先輩方からアドバイス!みんなの冬キャンプ失敗談とその対策

2019.11.13ノウハウ

冬のキャンプは、ハードルが高く感じられるものです。しかし、寒さとアクシデントに対策をして臨めば、夏以上に楽しいものになります。今回hinataは、実際に冬キャンプを毎年のように楽しんでいる方に、初めての頃にした失敗とその対策を伺いました。これから冬キャンプを始めようとしている方、必見です!

冬キャンプ、始めませんか?

冬はキャンパーにとって隠れた人気シーズンです。冬キャンプには、澄んだ空気や満天の星、冬にしかできない楽しみ方が満載。多くの人が集まる夏とは対照的に、冬のキャンプ場は人が少なく、広々と使えます。周囲に他の人が張っているテントやタープもないので視界が開け、見渡す限りの大自然を独り占めできますよ。冬キャンプの天敵「寒さ」も慣れてしまえば、むしろキャンプの醍醐味に。焚き火や温かい料理に一層ありがたさを感じることでしょう。 夏だけしかキャンプしないのは勿体ない!あなたもこれから冬キャンプを始めませんか?

「あるある」な失敗を知れば冬キャンプは怖くない!

冬キャンプを始めたいけど、寒さへの不安から、なかなかデビューできずにいる人も多いのでは?防寒対策が不十分で体が冷えて眠れない。寒さで火が出づらく食事作りに手間取るなど、冬キャンプならではのアクシデントが起こります。 しかし冬キャンプは、対策を知っていれば怖くありません。よくあるミス、起こりやすいハプニングは多くの人が体験してきたことです。「あるある」を学び、その対策をすれば未然に防ぐことができます。万全の準備をして、冬キャンプを円滑に、そして安全に楽しみましょう!

冬キャンプの常連さんも最初は初心者だった

毎シーズンのように冬キャンプを楽しんでいる方にも、初心者の時期がありました。予想外の失敗から学び、試行錯誤を繰り返した結果、彼らは冬キャンプはどんどん快適なものなっていきました。

先輩たちのアドバイスを聞いて、スムーズに冬キャンデビューしよう

冬キャンプ常連者の失敗談は、これから冬キャンプを始める方にとって、とても重要なアドバイスとなります。先輩の体験談から、気を付けるポイントを把握し、スムーズに自信を持って冬キャンプを楽しみましょう。

冬キャン常連さんに聞いた!初心者時代にした失敗談

今回、冬キャンプを楽しんでいるキャンパーさんに、hinata編集部は独自に聞き込み調査。冬キャンプの失敗談やその対策を伺いました。

家族で冬キャンプを楽しむykyk-outdoorさん

ykyk-outdoorさん冬キャンプ歴は3年。ファミリーで冬キャンプを楽しんでいます。お気に入りの冬キャンプアイテムは、ロマンチカル薪ストーブ。石油ストーブのみでは真冬の寒さには耐えられず、最近薪ストーブを導入したそうです。 Q1.冬キャン初心者の頃にした、「寒さ」にまつわる失敗とその対策は何ですか? A.初めての冬キャンプでは、オールシーズン用寝袋を持っていきましたが、寒すぎて眠れず、何度も目が覚めてしまいました。この経験から、冬用の寝袋を購入して使っています。 Q2.寒さ以外のアクシデントとその対処法について A.テント内で薪ストーブへ薪をくべる作業をした時に、ストーブから火の粉が飛び、テントに穴が開いてしまいました。その穴は補修剤を使ってふさぎました。それ以降、火の粉をボードで遮るようにしました。薪を投入したり、火を弱める時には、空気口をなるべく閉じて火の粉が出ないようにするといいですよ。 これから冬キャンを始める後輩に一言! キャンプに関するWEBサイトやブログ等で、冬キャンプ先輩方の情報を仕入れ、快適に過ごす準備を充実させることがとても重要です。寒さを克服し、快適なキャンプを過ごすことができれば、冬キャンプを絶対に好きになりますよ。冬キャンプは他のシーズンとは違い、過剰な準備くらいが安心です。冬にしか味わえない素晴らしさがあるので、準備をしっかりして楽しんで下さい!

キャンプに最適な季節は冬!maggyさん

デュオキャン、ソロキャンを中心に楽しんでいるmaggyさん。お気に入りの冬キャンアイテムはニッセンの石油ストーブです。 Q1.冬キャン初心者の頃にした、「寒さ」にまつわる失敗とその対策は何ですか? A.一番思い出深い失敗は、寒さを甘く見積もって、軽装で行ったことです。寒さに凍えて眠れず、夜中に4回も起きてしまいました。それ以降、必ずストーブを持っていくようにしました。 Q2.寒さ以外のアクシデントとその対処法について A.焚き火でダウンに穴が開いたことです。お気に入りだっただけにショックが大きかったですね。以降、焚火専用のウェアを着ています。 これから冬キャンを始める後輩に一言! 冬キャンプは虫もいないし星空も綺麗!焚き火も存分に楽しめる!キャンプには最適な季節です♪寒さ対策をしっかりして是非楽しんでください!

冬キャンプ歴7年のacomichiさん

冬キャン歴7年目のacomichiさんは、今年から初めてカップルで冬キャンプをします。自分たちの好きなものを集めた、セカンドハウスのようなサイト作りにこだわりがあるとか。 Q1.冬キャン初心者の頃にした、「寒さ」にまつわる失敗とその対策は何ですか? A.寒さを甘く見ていました。眠るときは春、夏用のシェラフと湯たんぽで乗り切ろうとしましたが、全然ダメ。真夜中に寒さで目覚めると、湯たんぽがただの水になっていました。また、手袋を持って行かなかったので、手がかじかんで非常に痛い思いをしましたね。以降は装備を充実させて、暖かキャンプをしています。 Q2.寒さ以外のアクシデントとその対処法について A.冬キャンプはアイテムが増えるので全体把握がしづらく忘れ物が増え、不便な思いをすることがよくありました。最近はチェックシートを作って荷物を積みながらレ点をつけるようにしています。 これから冬キャンを始める後輩に一言! A.冬キャンは寒さから敬遠されがちですが、電源サイトを利用すれば、家にあるホットカーペットやストーブなどで暖をとる事も可能です(注意が必要)。安全に気を付けて暖まりながら冬キャンプをすれば、きっと日本の四季の素晴らしさを再確認出来ると思いますよ♪

北海道でソロキャンプをするKazutomoさん

極寒の地、北海道をメインに活動する冬キャン歴4年のKazutomoさん。氷上でワカサギ釣りをしながらソロキャンプを楽しんでいます。ヒルバーグのトンネルテント「カイタム」を最近買ったそうです。そんなKazutomoさんの失敗談をご紹介します。 Q1.冬キャン初心者の頃にした、「寒さ」にまつわる失敗とその対策は何ですか? A.氷点下の中、ガスヒーターを使って暖を取ろうとしたことです。ガスヒーターの火力では温まることができず、非常に寒い思いを。この経験を踏まえて、大きくて持ち運びには不便ですが、火力が強い石油ストーブを使うようにしました。 Q2.寒さ以外のアクシデントとその対処法について A.氷上でのペグダウンが不十分で、突風が吹いた時にテントが倒れてしまいました。雪や氷の上ではペグを打ち込みにくく、またすぐに抜けてしまいます。なので冬キャンプには、突風や吹雪といった悪天候の中でも、簡単に設営できるテントをおすすめします。 これから冬キャンを始める後輩に一言! 雪中キャンプでは、除雪用スコップを持っていきましょう!自動車が横付けできないサイトでは荷物の運搬に大型のそりも使うと便利ですよ。防寒対策も忘れずに。

まとめ

冬キャンプの先輩方からのアドバイスはどれも具体的で、ためになるノウハウが詰まっていましたね。これから冬キャンプデビューをする方は、先輩たちの失敗をしっかり学んで、万全の対策をして冬キャンプを始めましょう!


あわせて読みたい記事