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【キャンプの達人が伝授】この秋にあなたが選ぶべきキャンプギアとは?

2018.11.07キャンプ用品PR

秋キャンプのシーズンに突入しましたね。この時期は暖をとる焚き火台や、ダッチオーブンを使った料理を楽しみたいもの。秋キャンプデビューに向けて、どのブランドのアイテムがいいのかわからない人も多いのでは。そんな人のために、今回はキャンプの達人に、秋のキャンプギアをレビューしていただきました。この時期、特にこだわりたいキャンプギアとは!?

素敵な秋キャンプを過ごすためにこだわりたいキャンプギアとは?

プライベートでもキャンプを楽しむナビゲーター高石さん

今回、秋キャンプギアをレビューしてくれたのは、ゼビオ蘇我店スタッフの高石さん。キャンプ用品に精通している、キャンプ歴15年以上のベテランキャンパーです。月一キャンプを実行しているなど、通年を通してキャンプに詳しい方です!そんな高石さんに、秋キャンプの楽しみでもある焚き火台とダッチオーブンについて選ぶポイントと、具体的なおすすめギアを伺いました。

秋キャンプは焚き火台とダッチオーブンにこだわろう!

━━━ 秋に用意したいキャンプギアについて教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 高石さん:こちらこそよろしくお願いします!今回は私が一番好きな「秋冬シーズンのキャンプ」ということで、やはり焚き火は外せません。焚き火をより楽しむために、焚き火台はもちろん、焚き火周りのアイテムにもこだわってほしいですね。
━━━ 高石さんは特に秋冬のキャンプがオススメとのことですが、その理由はどこにあるのですか? 高石さん:この時期になると湿気も少なく空気が乾燥して、景色が抜群に良くなるんです。日没も早いので、ゆったり焚き火をしながら陽が落ちるのを待って、満天の夜空を眺めるのが最高なんです! ━━━ 風景や夜景がより楽しめるのが秋キャンプの良さなんですね

秋キャンプマストギア!焚き火台4種の特徴を比較レビュー

高石さんがあげてくださった、焚き火台を選ぶ際のポイントはこの4つ! ・いかに長持ちするかの耐久性 ・焚き火を長く楽しむ為の通気性 ・持ち運びや設置のしやすさ ・デザイン性も優れているか 高石さん:まずは、焚き火台について見ていきましょう!これがなければ始まりませんよね。春夏キャンプがメインの人に、ぜひ知ってほしい焚き火台の違いがあります。

1. 王道!ユニフレーム ファイヤーグリル

高石さん:まずはこちら「ユニフレーム ファイヤーグリル」です。数多くのキャンパーが愛用している焚き火台で、王道中の王道です。軽量かつ頑丈で、通気性も抜群。かなりの優等生で、欠点らしい欠点がないのが特徴ですね。初心者の焚き火デビューにはうってつけです。 ━━━全てにおいて欠点がないなんて凄い!多くのキャンパーに愛用されているのが分かりますね
高石さん:一番のポイントは、耐久性が高く長年つかっても通気性が変わらないところです。私も10年前に買ってから一度も買い換えていません。長年使っていると、火を扱うので多少の汚れはありますが、まったく問題なく使えます。まさに一生モノの焚き火台です。 ━━━ 10年も使えるなんて、凄いコストパフォーマンス!焚き火デビューにはもってこいですね!

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2. グッドデザインにも選ばれた美しさ!コールマン ファイヤーディスク

高石さん:こちらは、コールマンから近年発売された焚き火台です。2017年のグッドデザイン賞にも選ばれるなど、デザイン性は群を抜いています。他の焚き火台とはまったく違い、円盤のような形が特徴的ですね。シンプルな作りなので、火もつけやすく直火のような焚き火が楽しめます。ただ3本足なので、平坦なところ以外では設置が難しいこともあります。 ━━━ 本当にこの焚き火台だけ形がまったく違いますね!
高石さん:一番のポイントは設置の速さですね。他にはないコンパクトな一体型なので、3本足を出すだけで設置できます。冗談じゃなく3秒で設置できちゃうんです。パーツを組み合わせたりすることなく、説明書もいらないので誰でも簡単に設置できますよ。 ━━━ 見た目も綺麗なのに、誰でも簡単に設置できるの嬉しいですね

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3. 持ち運びも楽ちん!ホールアース ファイヤスタンド

高石さん:焚き火台は持ち運びしやすいように、分解できるものが多いのですが、かさばることもあります。こちらの焚き火台は、コンパクトに収納ができ、見た目に反して驚くほど軽いのが特徴です。何より価格も非常にお手軽で、今回比較した中でも一番リーズナブルです。 ━━━これから焚き火を始めたい人にリーズナブルなのは嬉しいですね!
高石さん:一番のポイントは、価格もさることながら1台で3役兼ねているのが特徴です。焚き火やダッチオーブンのコンロとしてはもちろん、付属で網がついているので、バーベキューもできます。網は高さを2段階に調整できるので、料理を楽しみたい人にはオススメです。 ━━━バーベキューコンロとしても活躍するなんで使い勝手がいいですね!

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4. この秋大本命!ホールアース QUICK UP 焚き火台 L

高石さん:こちらはホールアースから発売された2018年の新作商品です。燃焼効率を良くするために、サイドにメッシュがついています。また組み立ても簡単で、アンダープレートが付いているので平らな設置場所も探しやすいです。今回レビューした中では重量が一番重く、さらにアンダープレートで焚き火台をロックできるので安定感は抜群です。 ━━━アンダープレートにメッシュなど他にない特徴的な焚き火台ですね
高石さん:一番のポイントはメッシュによる場所を選ばない燃料効率の良さですね。焚き火台本体の4面全てにメッシュがあるので、風が弱いところでも空気を循環してくれるので、燃焼効率が変わらないのがいいですね。焚き火中に薪の状態も見やすく、メッシュ越しの風景も面白いですよ。 ━━━メッシュのおかげで、場所を選ばず焚き火を自由に楽しめるんですね!

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高石さんのイチオシは?

高石さん:今回私のイチオシはホールアース QUICK UP 焚き火台 Lです。見た目もかっこいいのですが、なにより他の焚き火台にはない、アンダープレートが決め手ですね。焚き火をすると多くの灰が出てきますが、灰が中心にまとまってアンダープレートに落ちるように設計されています。普通は灰処理は非常に面倒ですが、アンダープレートにまとまり後片付けも楽です。ぜひ灰の後処理も考えた上で、焚き火を楽しんでほしいですね。 ━━━環境にも配慮した焚き火台なんですね。

焚き火台に合わせて使いたい!ダッチオーブン3種のメンテナンスレビュー

高石さん:次は、焚き火台とセットといってもいい調理器具ダッチオーブンについて見ていきましょう。ダッチオーブンは、焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げるなど、あらゆる料理方法に対応できる万能料理器具なんです。キャンプでは定番の道具ですね。なんといっても、フタの上に炭火をのせる事で、上下から加熱できるオーブンとして活用できるのが特徴です。これさえあれば、キャンプ料理のバリエーションがぐんと広がりますよ。 ━━━キャンプで料理にこだわりたい人にはもってこいのアイテムですね 高石さん:ダッチオーブンの一番の違いは使用されている素材です。それによってメンテナンス方法が全然違うんですよ。そのメンテナンス性についてお話しできればと思います。

1. ホールアース ダッチオーブン12【鋳鉄】

高石さん:こちらのホールアースのダッチオーブンは、一般的な鋳鉄素材で作られています。鋳鉄素材はシーズニングと呼ばれる工程を必要とします。シーズニングとは、出荷前に塗られているワックスを落とし、鋳物の表面に油を染み込ませてコーティングすることです。それを行うことによって、焦げが付きにくくなります。 ━━━なるほど、事前にちゃんと準備することで焦げがつきにくくなるんですね
高石さん:キャンプで初めてダッチオーブンを使うときの最終仕上げとして、調理中にでるクズ野菜を使って油をなじませるのがいいですね。その時にはオリーブオイルか、塩分をふくまない植物性油を使ってください。また、使用後の手入れも重要です。洗う時の注意点として、鋳鉄素材のダッチオーブンは洗剤の使用はできません。 もし、焦げてしまったら木製のヘラなどでこそぎ落としましょう。洗ったあとは良く乾かし、キッチンペーパーなどに油を染み込ませ全体に薄く塗ります。手入れを怠ると、錆びやすくなったり焦げやすくなったりします。しかし、ちゃんと手入れをすることによって、どんどん使い勝手が良くなって行きますよ。今回紹介するなかでは、一番手入れが必要なダッチオーブンですね。 ━━━毎回の使用前と使用後の丁寧な手入れによって、使い心地がよくなっていくんですね!

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2. ユニフレーム ダッチオーブン12 スーパーディープ【黒皮鉄板】

高石さん:ユニフレームのダッチオーブンは、黒皮鉄板といった素材をつかっています。1枚の鉄板から成型しているため、強い衝撃や急激な温度変化にも強いんです。また酸化皮膜で保護されてるので、錆びにくいのも特徴です。初めて使うときはシーズニングが必要となります。 ━━━1枚の鉄板から作られてるなんて相当頑丈そうですね
高石さん:酸化皮膜で保護されてるので、洗剤を使って洗えるのでいつでも清潔を保てます。錆びにくいですが、錆びないというわけではないので、洗ったあとは油を塗っておきましょう。またユニフレームのダッチオーブンの凄いところは、本体とフタのかみ合わせです。精密加工によって本体とフタの熱伝導がよく、料理がムラなく仕上がるんです。 ━━━本体とフタの噛み合わせが 圧力がかかるダッチオーブンには重要なんですね!

3. SOTO ステレンスダッチオーブン 【ステンレス】

高石さん:スダッチオーブンといえば鋳鉄製が主流なんですが、ステンレス製のものもあるんです。それがこのSOTOのステンレスダッチオーブン。まるで、家庭の調理器具のような使い勝手の良さが特徴です。初心者に一番オススメできるダッチオーブンといえますね。なんといっても、シーズニングなどのダッチオーブン特有の手入れがまったく必要としないんです。 ━━━手入れがいらないのは便利すぎますね!
高石さん:まったく手入れいらずで、洗剤も使用できるなど普通の調理器具とほとんどかわりません。錆びにくいため、料理をすぐに取り出す必要もないのがうれしいですね。また、油をつかわない料理を作るのにも最適なんですよ。難点があるとすれば価格が他のダッチオーブンより高いことですね。 ━━━ステンレスおそるべし。キャンプ料理の幅も広がりそうですね

高石さんのイチオシは?

高石さん:かなり迷いましたが、私のイチオシはホールアース ダッチオーブン12【鋳鉄】です。理由は使い込むごとに黒さが深まり、自分だけのダッチオーブンを育てることができるからです。そうすると愛着も湧き、ダッチオーブンを使うこと自体が楽しくなってきますよ。 ━━━ただの料理器具という枠から飛び出したキャンプの楽しみの一つなんですね
高石さん:最初は、慣れない手入れが大変だとは思います。でも、手をかけて使い込んでいくうちに、深く黒光りしはじめ味がでてきます。本当にカッコ良くなって、見るたびに達成感を感じられますよ。自ら育てた相棒といっしょにキャンプをより楽しんでもらいたいですね。 ━━━世界で一つだけのダッチオーブン!ぜひキャンパーの方に挑戦してほしいですね!

プラスアルファで用意したい!高石さん激推しアイテム3選

この秋から焚き火デビューする方に向けて、高石さんが厳選した3アイテムを紹介します!

1. 焚き火料理は囲炉裏で!ホールアース マルチイロリテーブル

高石さん:まず最初に手に入れてほしいのが、焚き火台を囲んで食事するのに便利な囲炉裏テーブルです。料理を置けるのはもちろん、みんなで焚き火に集まりやすくなるので、よりキャンプを楽しめます。 ━━━焚き火と料理はみんなでワイワイ楽しみたいですよね 高石さん:今回オススメするホールアースマルチイロリテーブルは、4枚の長方形のテーブルを連結して囲炉裏がつくれます。2枚を連結させてローテーブルにでき、1枚でもサイドテーブルとしても活躍します。シチュエーションによって、色々な組み合わせができるのがポイントですね! ━━━これは秋キャンプには持っておきたいアイテムですね!

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これさえあれば着火できる!ホールアース ステンレス チャコール スターター

高石さん:キャンプで火を起こすことにつまずく人もいますよね。。そんな人にオススメしたいのがチャコールスターターです。炭を燻す時に使用すると、効率よく燃焼できる優れたアイテムです。 ━━━たしかに、なかなか火がつかないことが多いので困ることも・・・これは欲しい! 高石さん:オススメはホールアース ステンレス チャコール スターターです。使い方も簡単で、コンパクトに収納できてとても便利です。また、価格もリーズナブルなので、初めての方にオススメです。 ━━━焚き火やキャンプ料理をするときに持っておきたいアイテムですね。

朝食などに大活躍!簡単料理の味方 キャンピングフィールド スキレット

高石さん:キャンプだといつもより食べすぎてしまうことってありますよね。気がついたら料理がないなんてことも。そんなもう一品増やしたい時や、キャンプでの朝食に活躍してくれるのがスキレットです。メインの料理はダッチオーブンに任せて、スキレットがあれば簡単にもう一品増やせますよ。 ━━━たしかに!もう一品ほしいときってありますよね! 高石さん:キャンピングフィールド スキレットが、リーズナブルでオススメなんです。だだし、シーズニングが必要となるので手入れは重要です。でも、ダッチオーブンのように大きくないのでメンテナンスは比較的簡単ですよ。できれば、サイズ違いで2つ以上あると便利ですね! ━━━このスキレットも育てる楽しみがありそうですね! 高石さん:焚き火台にダッチオーブンに、プラスアイテムなど色々と紹介させていただきましたが、皆さんの参考になったら嬉しいです!ぜひ秋キャンプを楽しんでください! ━━━ 高石さん、今日は本当にありがとうございました!

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まとめ

みなさんいかがでしたか。今回は普段からキャンプ用品の販売をしている高石さんに、秋のキャンプギアについてお話を伺いました。キャンプ用品に精通したゼビオには、高石さんのような頼りになるスタッフさんがいます。実際にキャンプギアを見たいときや、買い換えを検討している方は、ぜひ店舗でスタッフさんに聞いてみましょう!

ゼビオで実際にキャンプギアを見てみよう!