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アットホームな雰囲気漂う『TINY GARDEN FESTIVAL』!日常の延長にある「非日常」を体験してきた

のんびりとした雰囲気の中、誰もが笑顔でゆったりと楽しんでいるTINY GARDEN FESTIVAL。フェスという非日常な体験で得たアイデアを日常に持ち帰り、活用することがテーマです。その魅力とはいったい何でしょうか。実際にフェスに参加したイベントレポをお届け。

今年も開催!TINY GARDEN FESTIVAL

アットホームな空気が特徴のアウトドアフェス「TINY GARDEN FESTIVAL」。6回目の今年は、9月1日(土)と9月2日(日)に、群馬県にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で開催されました。hinata編集部は昨年に続き、今年で2回目の参加。 昨年のフェスの模様はこちらをチェック▼

TINY GARDEN FESTIVALって?

"KNOCKING ON THE DOORS TINY GARDEN FESTIVAL"は、心地よい暮らしをテーマにしたセレクトショップ「URBAN RESEARCH DOORS」のブランド設立10周年以降、毎年開催されているフェスです。キャンプフェスの常連さんから、初心者まで、誰もが気軽に楽しめるフェスになっています。 フェスのコンセプトは「小さな庭先で繰り広げられるガーデンパーティー」。こじんまりとした、賑やかでアットホームな空間です。その中で食、アート、音楽、スポーツ、など、様々な分野のユニークなコンテンツが、ちょうどいい規模で展開されています。

「日常」と「非日常」をつなぐアイデアが盛りだくさん!

TINY GARDEN FESTIVALのコンテンツはどれも個性的で、好奇心をくすぐられる物ばかり。衣、食、住、遊をテーマにした、普段の生活でも応用できそうなワークショップもあれば、アウトドアフェスならではの体験型アクティビティもありました。そこで、TINY GARDEN FESTIVALを「日常」と「非日常」に分けてお伝えしていきます!

「日常」へのアイデアやスタイルの提案

フェスには、普段の生活をワンランク上げる発想が盛りだくさん。ライフスタイルをよりよくするためのアイデアがあふれていました。

非日常を形にした自分だけのTシャツを作ってみた!

URBAN RESEARCH DOORSのワークショップでは、自分で色とデザインを選んで、プリントを体験できるコーナーが展開されていました。筆者も実際に体験!
へらでインクを伸ばして、型枠をプリントがずれないようにゆっくりと、慎重に外すと...
完成!アウトドアのギアをあしらったデザインが素敵です。非日常なフェスの中で作った、思い入れのある服は、これからも大事に使うことができますね。
同じブースの中にはショップやイス作りコーナーも。ショップのアイテムは、「今すぐに使える」ものを中心に取り揃えられていました。キャンプで使うために、ついつい買ってしまいます...。
LeeのブースでもTシャツ作りのワークショップが!こちらはタイダイ染めの技法を使った赤、青、黄色のカラフルなTシャツです。

段ボールからカードケースを作る!?

ノースフェイスのブースは、段ボールを使ったカードケース作り。段ボールアーティストの島津冬樹さんとのコラボ企画です。島津さんの活動は、フェスでも上映されたドキュメンタリー映画「旅するダンボール」で紹介されています! 段ボールとカードケース。その意外な組み合わせに惹かれて、実際に体験してみました。
素材の段ボールはノースフェイスの靴の空き箱。島津さんに教えてもらいながら、段ボールを型通りに切ります。定規で押して空気を抜きながら、折り紙のように立体的に折っていきます。最後にボタンをつけて...
出来ました!ノースフェイスのロゴがかっこいい! 段ボールの表面をなめしているのでカードケース自体はかなり頑丈です。それでも段ボール本来の柔らかな質感も残っていて、雑に扱ったら壊れてしまいそうな儚さが素敵。普段の生活では壊れないように、大切に使おうと思います。 普段はすぐに捨ててしまう靴の空き箱。自分で手を加えるだけで愛着が湧き、段ボールに新しい使命と価値が生まれました。

コーヒーを自ら煎って、挽いて、淹れて、飲む。

普段、豆と水を入れて、スイッチを押すだけで簡単にできるコーヒー。しかし手間をかけて自分の手で焙煎を行うと、どんな味になるのでしょうか。
作っている途中からコーヒーのおいしそうな匂いが...。
始めてから30分後、ようやく一杯のコーヒーが出来上がりました。手間をかけてやっとできたコーヒー。ゆっくりと味わう皆さんの顔には、達成感と幸福感に満ちた笑顔がありました。 普段の週末に少し時間をかけてコーヒーを淹れ、のんびりとした時間を。日々の忙しさを忘れて、ほっこりするひと時を過ごしませんか?

ハンモックを編む

ハンモックを自分で作るコーナーも。実際に体験してみました!
ブースの人に教えていただきながら、糸を前から後ろへ、折り返して後ろから前へと編んでいきます。 あっという間に小さなハンモックの完成!
今回は小物置きのように使う、小さなタイプを作りました。ケータイを置いてみると、ケータイがくつろいでいるように見えます!家の庭にハンモックを吊るして、ゆったりとした時間を楽しむ、そんな生活への憧れが生まれました。

フェスらしい「非日常」に遊ぶ

挑戦!SUPを体験してみよう!

SUPはボードの上に立って、パドルで水をかいて進むアクティビティです。一見難しそうですが、コツをつかむと簡単にボードに立ち、漕ぐことができます。 SUP未経験者である筆者も乗ってみました。ボードの上に立つのは簡単です。しかし早く進もうと体を大きく動かしすぎると、体が振れてバランスを崩してしまいます。のんびりと楽しむことがミソのようです。 皆さん、すぐにコツをつかみ、水上を自由自在に動いていました。初心者でも簡単に楽しむことができる、爽快なアクティビティでした!

音楽をゆったりと気軽に楽しむ

このフェスでのライブは、のんびりとしたアットホームなライブ。 出演アーティストはbonobosにミツメ、キセルなど、有名どころばかり!どのバンドやDJも、激しい曲は避け、フェスに来ている全員が楽しめるような、キャッチ―で落ち着いた曲を演奏していました。アーティストが演奏している間、フェスののんびりとした雰囲気がさらにアットホームになったように感じます。 原っぱに座って耳を傾ける人、立ってリズムをとりながら音楽を楽しむ人。老若男女、誰もが穏やかな表情でのんびりとライブを楽しんでいました。

子供たちに大人気!巨大な竹ブランコ

子供たちは竹で作られた手作りの遊具で元気いっぱいに遊んでいました。中でも大きなブランコは子供たちに大人気。空高くスイングするブランコを、子供たちは満面の笑みで楽しんでいます。

TINY GARDEN FESTIVALは、誰でも楽しめるのんびりとしたフェスだった!

ここまで、TINY GARDEN FESTIVALのイベントレポをしてきました。老若男女、フェスの常連さんから、初めてフェスに参加する人まで、様々な人がのんびりと楽しんでいるフェス。筆者自身も、日常生活で実践できそうなアイデアに触れ、普段はなかなかできない体験をして、気づくとすっかり、TINY GARDEN FESTIVALのファンになっていました。 アットホームな日常生活と、フェスならではの非日常な体験。TINY GARDEN FESTIVALは、その両方を楽しめる、日常の延長線上にあるフェスです。このフェスに行けば真似したいおしゃれなライフスタイルを見つけることができるはず。フェスに行ったことがない人も、アウトドアが好きな人もぜひ一度行ってみては...?

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