重宝しすぎて折りたたむ暇がない!キャリーカートの活用術
フェスやキャンプ、ピクニックなどのアウトドアで重宝するキャリーカート。様々なシーンで見かける四角い荷物運び用のカートのことです。そのままでも便利なキャリーカートですが、今回はキャリーカートを十二分に活用するテクニックをご紹介します!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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キャリーカートはこんなに便利!
大量の荷物運びがラクラク♪
キャンプの度に必要になるキャンプ用品の荷積みと荷降ろし。キャンプ用品は大きいものから小さいものまで様々な荷物があるので、すべてを手に持って車まで運ぶと、何往復もしないといけないのでとにかく大変。特に集合住宅の場合は、エレベーターを長時間止めて荷物を詰め込んだりする必要があり、周りの住人の目も気になりますよね。
そんな悩みをまるっと解決できるのがキャリーカート!大きくて重たい荷物もラクラク運べますし、こまごました荷物もまとめて運ぶことができるので、往復する回数が劇的に少なくなります!
力のない女性や子どももお手伝いできちゃう♪
荷物をたくさん詰め込んでも、4つのタイヤが付いているので、安定感抜群です。動かすのに力がいらないので、女性や子どもでもラクラク運ぶことができます。せっかくみんなで出かけるのなら、準備もみんなで楽しめた方がいいですよね。子どもたちもカートを押すのが楽しくて、進んでお手伝いしてくれるかも!
ぬかるんだ道も砂浜もラクラク♪
スーツケースを外で使うとき、舗装されていない道路の上を引いて歩くのはとっても大変ですよね。これは通常のスーツケースはタイヤが小さいので、ちょっとした凹凸でも影響を大きく受けてしまうから。
一方、キャリーカートはタイヤが大きいので、悪路でも地面の影響を受けにくくスムーズに引くことができるんです。アウトドアでよく遭遇する、雨でぬかるんだ道、砂利や砂浜でもなんなく利用することができます!
台車と違って固定する必要がない。
荷物を運ぶ道具の代表が台車。アウトドアシーンでも台車を使っている方は大勢いらっしゃいますし、キャンプ場によっては管理棟で台車を貸し出してくれるところもあります。
しかし、台車には周囲を囲ってくれる面がないので、紐などを使ってしっかり荷物を固定しておかないと、大事な荷物が落ちてしまうこともあります。物をたくさん積み重ねると不安定になるので、そんなに大量の荷物は積めません。
その点、キャリーカートは、四方に面が付いておりボックス型になっているので、しっかり中に入れておけば荷物が落ちてしまうこともありません!
折りたたみ可能だから収納もバッチリ◎
使わないときは折りたためるのでコンパクトに収納できます。車までは荷物を積んで移動して、荷物を積み終わったら、キャリーカートもたたんで載せることができます。専用のカバーが付いているものであれば、カート自体が汚れても車内を汚す心配はありません。
荷物を運ぶだけじゃない!キャンプ場での活用方法
荷物置き場になる
荷物を運ぶためだけにキャリーカートを使っていては、まだまだ初心者!キャリーカートは、荷物運び以外にも様々な用途があるんです。例えば、キャンプや海水浴場などでは、一時的な荷物置き場としても大活躍◎
天板を乗せればテーブルに
キャリーカートは、静止時の耐荷重が100kgもあるので、天板を乗せればテーブルに早変わり!キャンプ場に着いた後も折りたたむなんてもったいない!
クーラーボックスを入れておくと移動できる冷蔵庫に
キャンプでは、リビングスペース、ダイニングスペース、寝室を分けている方も多いですよね。そうしたシーンでは、いちいちクーラーボックスを手で持ち運ぶのは大変です。
そんなときに、クーラーボックスをキャリーカートに入れておけば、移動式冷蔵庫に!どこにいてもキンキンに冷えた飲み物を取り出すことができます。
キャンプ以外にもこんなシーンで使えます!
ピクニックやBBQでも!
ピクニックやBBQといったちょっとした荷物が必要なシーンでも、キャリーワゴンは大活躍します。
海水浴場でも!
海水浴で困るのが、荷物の置き場。砂浜に直接置くと砂が大量に入ってしまいますし、レジャーシートを敷いても、どうしても多少は砂が付いてしまいます。一方で、キャリーカートがあれば、砂がキャリーカートの中に入ることはほとんどありませんし、目立つので自分の荷物がどこにあるのか一目瞭然です!
ガーデニングでも!
ガーデニングをしている方は、花や土の持ち運びにも苦労しているはず。そんなときにも、キャリーカートが活躍します。ただし、静止耐荷重は100kg前後なので、土の積みすぎには注意しましょう。
今回使用したキャリーカートは、ホールアース製!
今回使用したのは、ホールアースのフォールディングキャリーカート。ブランド独自の「アースカラー」を全面にあしらったデザインが特徴的!他のキャリーカートと比べてもタイヤが大きいので、悪路での走行性に優れているのも初心者におすすめなポイントです!
【基本情報】
名称 :ホールアース フォールディングキャリーカート
使用サイズ:(約)470×880×670(高)mm(ハンドルを含んだ高さ:1060mm)
タイヤ径(約)直径210mm
収納サイズ:(約)220×430×830(高)mm
重量 :約13kg
耐荷重 :約80kg
※(注)キャリ-カ-トが静止している状態での耐荷重であり、運搬・走行荷重ではありません。
カラー展開:アースカラー、ライトカーキ
まとめ
いかがでしたか?キャリーカートは、持ち運ぶだけではもったいない!テーブルにしたり、荷物置き場にしたりと、キャリーカートを十二分に使い倒して、アウトドアをもっともっと楽しんでくださいね♪