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紅葉した林間でキャンプを楽しむ様子

【我が家のマストアイテム】秋冬キャンプに持っていく本当に使えるアイテム5選

※本記事には一部プロモーションが含まれます

秋冬キャンプの準備はお済みですか? 4シーズン用テント、暖房器具、冬用シュラフをそろえ、あとはキャンプ場へ行くだけ! そう思ってはいませんか? でも、それだけでは不十分かもしれません。実はちょっとしたアイテムを加えることで、秋冬キャンプがもっと快適に過ごせるようになるんです! この記事では、通算250泊以上、マイナス15℃での冬キャンプ経験のある我が家が、秋冬キャンプに持っていく本当に使えるアイテムを5つご紹介します。

はじめに

雪上に張られた光るテント
秋冬キャンプで準備するものといえば、寒さ対策のための4シーズン用テント、暖房器具、冬用シュラフですよね。すでにキャンプの予定がある方は、アウトドアショップやネット通販でアイテムをそろえ、着々と準備が進んでいるかと思います。しかし、この3つをそろえるだけでは少し不安。ここでは、我が家が秋冬キャンプに持っていく本当に使えるアイテムを5つご紹介します。

我が家の秋冬のキャンプスタイル

朝日と雪の上に張られたテント
我が家は、キャンプ場の設備の充実度よりも、キャンプ場の立地やテントからの景観を重視しています。秋冬キャンプでも同様です。電源付きサイトは便利な設備ですが、どうしても景観に制限があり、特に使いたい家電製品もないことから、今まで電源を使用したキャンプをしたことがありません。また、キャンプでは、アクティビティ(冬はスノーシュー)や観光、温泉巡りを楽しんでいて、設営や撤収の負担を減らすために、少し手間のかかる薪ストーブは使わず、扱いが簡単な石油ストーブで暖を取っています。このように電源を使わなくても、薪ストーブがなくても、秋冬キャンプで本当に使えるアイテムのおかげで、マイナス15℃の中でも寒さに震えることなく快適に過ごしています。

寒さ対策に本当に必要な3つのアイテム

焚き火と人の足元
秋冬キャンプで一番気になることは、寒さ対策ですよね。起きている時は、温かい食事を取る、焚火にあたるなどすれば、多少の寒さには耐えられますが、就寝時はそうはいきません。寒くて寝られないことほど、辛いものはありません。我が家は、安全のために石油ストーブを消してから寝るため、テントの中が氷点下になることがあります。冷蔵室よりも寒い場所で寝るには、少し工夫が必要です。ここでは、我が家が秋冬キャンプで寝る時に使う、冬用シュラフ以外のあったかアイテムを3つ紹介します。

ダウンパンツ

ダウンパンツ
ダウンパンツはお持ちですか? 実は寝る時にこれが使えます。ジャージやスウェットなどで寝ている方が多いと思いますが、ダウンパンツを履いて寝ると下半身の暖かさが全然違います。締め付け感がなく、快適に寝られますし、冷え性の方にもおすすめです。
ちなみに、秋冬キャンプの就寝時は、パジャマではなく、薄手かつ防寒性のある服装が最適です。パジャマは生地の素材や厚みにもよりますが、氷点下になるようなアウトドアの使用に耐えられるほどの防寒性はありません。また、寒いからといって何枚も重ね着をしてモコモコ状態で寝てしまうと、汗がうまく蒸発しない・寝汗で冷える、寝返りができないなど、体が休まらず睡眠不足の原因にもなりますのでご注意ください。
私は、上述のとおり、下半身はダウンパンツとタイツ、上半身は薄手のインナーダウンジャケットとあったか系インナーを着て寝ています。夜中にお手洗いへ行きたくなった時も、パジャマのように着替える必要はなく、そのまま行けるのも好都合です!

Expedのダウンマット

Expedのダウンマット
電源を使用しない我が家の秋冬キャンプでは、マイナス24℃まで対応しているExped(エクスペド)のダウンマットを使い、地面からの冷気を防いでいます。マットの中に700フィルパワーのダウンが入っているおかげで背中側が暖かく、厚み(約7cm)がしっかりとあり寝心地もとても良いです。注意点として、マットを呼気で膨らませるとその水分により中のダウンが痛んでしまうので、付属のポンプで膨らませるようにしてください。 名称:Exped DOWNMAT UL WINTER Mサイズ 販売価格:28,000円(税別) 公式カタログはこちら:Exped

ダウンシーツ

ダウンシーツ
秋冬キャンプでは、自宅で使っている毛布を持っていく方が多いと思います。ただでさえ荷物が増える季節に、かさばる毛布のせいで、車の荷台スペースが狭くなりますよね? 電源付きサイトであれば、コンパクトになる電気毛布を使うことで解決しますが、我が家は毛布などに代わるアイテムとしてダウンシーツを使っています。

結露対策に欠かせない2つの必須アイテム

切り株にできた霜柱
結露というと、ガラス窓が曇る、窓枠や床が水で濡れるなどが挙げられますが、秋冬キャンプでもテントの中で同じようなことが起こります。テントの内側が湿ったり、水滴がぽたぽたと落ちてきたりします。また、テントの外のフィールドでも結露は発生しています。結露とは、温かい湿った空気が冷たいものに触れると水滴に変わる現象であり、夜露や霜のことになります。秋冬キャンプでは、結露対策もしっかりとしておきましょう。

シュラフカバー

シュラフカバー
秋冬キャンプでは、テント内の結露により、シュラフが湿ってしまうことがあります。ダウンシュラフは水に濡れると保温力が下がりますので、防水性のあるシュラフカバーを使ってダウンシュラフの水濡れを防ぎます。我が家が使っているモンベルの「ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー」は、通気性にも優れているため、汗や呼気によるシュラフ内の蒸れも防ぐことができます。また、シュラフカバーを使うことで、シュラフの保温力が少し上がるのも嬉しいですよね。

長靴

地面に置かれたハンターの長靴
秋キャンプあたりから、夜露が降りることが多くなります。下草の長いキャンプ場では、晴れているにもかかわらず、足元が濡れてしまった経験はありませんか? 雨の予報がなくても、秋冬キャンプでは長靴を持っていくことをおすすめします。
また、霜が降りた場合、朝日が差し込むと霜は一気に溶け、地面がぬかるみます。そんな時にも長靴があると便利です。もちろん雪中キャンプでは、スノーブーツの方が安心ですので、事前に天気予報や現地の状況を確認するようにしておくと良いでしょう。

おわりに

雪をかぶったテント
秋冬キャンプのおすすめアイテムの中に、いくつか値が張るものをご紹介しました。我が家も失敗したことがありますが、妥協してアイテムをそろえると、性能が良くない、使い心地に満足できないなどして、買い換えたくなるものです。もし本格的に秋冬キャンプを楽しみたいとお考えでしたら、最初から納得のいくものを購入して欲しいと思います。今回ご紹介したアイテムを参考にしながら、ご自身のキャンプスタイルに合うものをそろえ、秋冬キャンプを楽しんでくださいね!

今回紹介したアイテム

商品画像モンベル アルパイン ダウンハガー サーマルシーツ
商品名モンベル アルパイン ダウンハガー サーマルシーツ
商品リンク

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