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ディップクロス TOKYOでスラックラインをする男女

どこでもできる!話題のスポーツ「スラックライン」で体幹を鍛えよう!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

今話題のスラックラインは、簡単に言ってしまえば綱渡りのようなもの。バランス感覚と体幹を鍛えられることからプロアスリートの練習としても取入れられています。そんなスラックラインの基本情報から気軽に楽しめるスポットまで、その魅力をご紹介します!

スラックラインってどんなスポーツ?

スラックラインって聞いたことありますか?ひとことで言うと綱渡りのようなものです。TV、CMなどでも見かけたことがあるかもしれません。いわゆる綱渡りと違うのはロープではなく、ラインと呼ばれる2.5cm〜5cm幅のバンドの上を歩くということ。厳密にはこのバンドそのものをスラックラインといいますが、日本ではスポーツ自体の名称として定着しています。 もともとの起源は諸説ありますが、一般的に広がった経緯としては、1960年代アメリカのヨセミテ公園でクライマー達が、体重移動のトレーニングや遊びを兼ねて使い古しのロープで綱渡りをはじめたのがきっかけと言われています。 その後ヨーロッパを中心に盛んになり、ドイツのギボン社から手軽に使えるラチェット付きの器具ができたことでブームになりました。
このラインには適度な弾力性があり、上下に揺れたり弾むのが特徴。一般的には10m〜15m程の長さのラインを膝の高さくらいに張って楽しみます。低い位置なのでだれにでも安全におこなえるスポーツで、小さなお子様もチャレンジできます。 上級者となるとラインの弾力性を活かして歩くだけではなく、バウンドやジャンプなどトリックと呼ばれる技を取入れて楽しみます。こうした技を競う競技会が世界中で開催されており、競技人口も増え続けている今話題のスポーツです。 スラックラインは全身でバランスをとるスポーツなので、体幹をしっかりと使います。そのため見た目以上にカロリーの消費量も高く、ダイエットにもトレーニングにも適しています。 とはいえ、気軽にできるので遊び感覚でチャレンジしてみてもいいですね。なかなか一歩を踏み出せなかったり、落ちてしまったり、そんな姿をみんなで応援しながらワイワイとやるのもスラックラインの楽しみ方のひとつです!

スラックラインを始めるには

スラックラインは始めるために必要なのは基本的にラインのみ。後はラインを貼れる場所を探せば準備完了です!公園やキャンプ場などで木にラインを張って楽しむ方が多いようですが、ラインを張る場所さえあれば自宅の庭でもできるんです。 販売されているラインは10m〜15m位ですが、場所によって自由に長さで設置できます。初心者ならば3m〜4m程度から始めるのがよいでしょう。
スラックラインは室内でも楽しめます。ラチェットとラインがセットになった室内用のスラックラインキットが販売されていますが、自宅用としてはかなり高価です。 最近ではスラックラインができるスポーツクラブやアミューズメント施設、専用のジムなどもできているので、本格的にやってみたい方はそういった施設をオススメします。

スラックラインの注意点

スラックラインをしている人の足の写真

出典: O_Lypa / ゲッティーイメージズ

スラックラインを始めるにあたって、いくつかの注意が必要です。まずラインを張る時には支柱になるものの強度が充分かを必ず確認しましょう。ラインを歩くだけでも支柱になるものにはかなりの負担がかかります。特に激しいトリックなどを行う場合には特に注意が必要です。細い木を選んで折れてしまったりしてはしゃれになりません。 木に設置する場合には、スポンジや厚めの布などで木を養生するのがマナーです。木は選ぶ際には、直径25cm以上の太めの木を選び、充分な強度があるかを確認してください。若木や老木は折れる可能性があるので避けた方がよいでしょう。また、蔦やコケが付着している木はすべりやすくラインが固定しにくいのでこちらも避けた方が無難です。 公園やキャンプ場で設置する場合には、あまり人が使わないような場所をえらびましょう。もし、公園に他のスラックライナーがいたらそのそばに設置するなど、公園を占有しないような配慮も必要です。とにかく、他の公園利用者やキャンパーの迷惑になるような場所への設置は避けて、楽しく遊びましょう!

スラックラインができるスポット

道具を揃える前に、まずは一度やってみたいという方に気軽に試せるスラックラインのスポットをご紹介しましょう。

ZERO Fight&Fit ZERO SLACKLINE

東京の神保町にあるスポーツジムでスラックライン専用プログラムをおこなっています。初心者用のスタジオなのでビギナーでもお子様でも気軽に体験できます。 個人利用の他にも定期的に初心者講習会を開催したり、団体の受け入れも行っています。完全予約制なので電話またはHPからの予約が必要です。 詳しくはこちら:ZERO SLACKLINE

ディップクロス TOKYO

渋谷にあるジムでスラックラインの個人トレーニングをおこなっています。個人トレーニングから仲間ができ、技を教え合ったりみんなで盛り上がれるトレーニングが体験できます。 詳しくはこちら:ディップクロス TOKYO

スラックラインクラブ インディゴ

上野と浅草の中間あたりに2011年にオープンした室内スラックライン専用の施設です。めずらしいスラックライン専用の施設だけあって、とにかくスラックラインファンが集まります。 初心者講習会も開催しているので、気軽に参加してみましょう!会員になれば1ヶ月、3ヶ月のフリーパスがあるので、はまってしまってもリーズナブルに利用できます。 詳しくはこちら:スラックラインクラブ インディゴ

小布施スラックライン 浄光寺スラックラインパーク

長野県にある国内最大級のスラックラインのための施設。手ぶらで屋外でのスラックラインが楽しめます。パーク内には初心者、中級者、上級者で分けられた複数のラインを設置。 小さいお子さんが遊べるキッズエリアや喫茶スペースもあるので家族みんなで楽しめます。寒い時期にはビニールハウスでできた屋内施設もありますが、こちらの施設ならではの雪上スラックラインも体験できます。 詳しくはこちら:浄光寺スラックラインパーク
この他にもスラックラインを取入れているスポーツ施設はたくさんあります。最近ではROUND1などアミューズメント施設でも体験できる場所があるので、ご近所の施設を探して、まずは体験しみるのもいいですね!

スラックラインのいろいろ

ここまでは初心者向けにスラックラインのご紹介をしてきましたが、実はスラックラインにはいろいろな種類があります。最期にスラックラインの代表的な種類や技をご紹介します。

トリックライン

スラックラインの上でジャンプや回転など様々な技を行います。スラックラインの人気に火がついたのはこのジャンルがCMやyoutubeなどで取り上げられたのがきっかけでした。

ハイライン

高所で行うスラックラインです。基本的にリーシュという命綱をつけておこなわれます。恐怖心を克服するのが大きなテーマで、かなり上級者向きのスラックラインといえます。

ロデオライン

ラインをピンと張らずにゆるめに設置するスラックラインです。ほとんどテンションがかかっていないので、スラックラインの特徴である伸縮性が感じられず、綱渡りに近い感覚の競技になります。

ウォーターライン

海や湖、川、プールなどの水の上のラインを設置するスラックラインです。夏向きのスポーツとして人気があります。

スラックラインのトリック

初級のフットプラント。一方の足の甲をラインにつけ、膝をラインより下げます。もう一方の足はライン上に平行に伸ばします。
中級のダブルドロップニー。両足の甲をラインにつけて、膝をラインより下げます。バランス感覚が必要で、見た目より難易度は高いです。 この他にも、ライン上で側転したり、ジャンプしたり、人間業とは思えない様々なトリックがあります。Youtubeなどにたくさんの動画がありますので、興味のある方はぜひ探してみてください!

アウトドアでスラックラインを楽しもう!

認知度も高まり、専用施設などが増えてきたスラックライン。遊び感覚で気軽にできるのが人気の理由です。アウトドアで手軽に楽しむのも良し、ジムなどでダイエットやトレーニングとして取り入れるも良し。はまってしまったら、本格的なスポーツとして競技会などを目指すのもいいですね。公園などではルールを守って楽しんでください!

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