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ロードトリップ(R) グリル

【徹底レビュー】コールマンのロードトリップ(R) グリル!使用感や注意点など

※本記事には一部プロモーションが含まれます

Coleman(コールマン)のロードトリップ(R) グリルは、火おこし不要で手軽にバーベキューが楽しめる注目アイテム。hinataスタッフが実際に運搬、設営、調理をして使用感を確かめました。忖度なしの本音レビューを交え、ロードトリップ(R) グリルについて紹介します。

コールマンのロードトリップ(R) グリルの特徴は?

ロードトリップグリル
コールマンのガスバーベキューグリル「ロードトリップ(R) グリル」は、多彩な調理を手軽に楽しめる人気アイテムです。火おこしの必要がなく、家庭用のコンロと同じようにつまみをひねれば着火が可能。脚には車輪がついており、車からキャンプサイトへの移動もスムーズです。 2色のカラーバリエーションがあり、オプションパーツが充実している点も魅力的。あっというまに準備ができて片付けも簡単なので、アウトドアでの時間を有意義に過ごしたい人におすすめです。

徹底レビュー!使用感や注意点など

「ロードトリップ(R) グリル」をhinataスタッフが実際に使ってみて、その使用感をチェックしました。以下の点に着目し、おすすめのポイントや注意点を本音でレビューします!
  • 持ち運びやすさ
  • 組み立て・片付けのしやすさ
  • デザイン性の高さ
  • 火力調節のしやすさ
  • 調理のしやすさ

持ち運びやすさ

収納状態のロードトリップグリル
ロードトリップ(R) グリルは、脚をたたんでコンパクトに収納できます。機能性が高いこともあり、本体は簡易的なバーベキューグリルに比べると厚みがあってどっしりとした印象。収納状態は、2〜3泊用のスーツケース程度の大きさです。車輪を工具で外せばさらにコンパクトに。 重さがあるため高いところに収納するのは難しいかもしれません。ベランダや倉庫など、足場が安定していて雨風をしのげる場所に収納すると良いでしょう。
収納状態のロードトリップグリルを運ぶ様子
持ち手は太くしっかりとしていて握りやすい印象。アスファルトの路面では、ぐらつきを感じず安定して引っ張れました。重さはそれほど感じず、18kgあるとは思えないほど走行がスムーズです。 一方河川敷では小石に車輪をとられ、本体が左右にブレて少々進みにくくなりました。また階段では両手で持って運ぶしかなく、力に自信のない人は一人で運搬するのは難しいでしょう。移動の際はできるだけアスファルトの道を選んだり、スロープの場所を確認したりしておくと安心です。

組み立て・片付けのしやすさ

ロードトリップグリルを設営する様子
組み立ては非常に簡単です。持ち手の部分を踏んで押さえながら本体を持ち上げると、グリルの脚が立ち上がって設営完了。女性スタッフでも本体を片手で持ち上げて設営できました。 組み立てる人がケガをしそうな工程はありませんが、周囲の人が思いがけず手を添えると挟んでしまう可能性もあります。まわりに人がいないか、子どもが触れていないかなどに注意してください。
ロードトリップグリルのプレートをはずした状態
運搬することでグリル内部の部品が外れたり、破損したりすることはありませんでした。全体的に丈夫なつくりで安心感があります。調理の際はグリル内部の汁受け皿(黒のプレート)に水を張り、付属の五徳を載せて調理します。

デザイン性の高さ

ロードトリップグリルの全体像
見た目はまさに「アメリカンバーベキュー」を感じさせるデザインで、コールマンらしいレッドカラーが目を引きます。本体、脚、車輪いずれもしっかりとしたつくりで高級感がある点も魅力的。炭を使わず汚れにくいこともあり、バーベキューをスタイリッシュに楽しみたい人にもおすすめです。

火力調整のしやすさ

OD缶
点火には付属のホースにLPガスを装着し、ホースを本体につないでガスを送ります。アウトドアで一度でもOD缶を使用したことがあれば、迷うことなく作業できるでしょう。初めて扱う人でも、説明書を読んでおけば問題なく装着できる簡単さです。 ガスの燃焼時間は、470g缶を2本使用で約2~4時間。火力はスーパーガス(純正イソブタンガス燃料)使用時で、5,000kcal/h(約2,500kcal/h×2)です 。
火力調節する手元
赤いボタンを押すとイグナイター(点火装置)が作動し、「チチチチ」という音がします。つまみでガスの量を調節しながら点火しましょう。突然ボッと火が上がるようなこともなく、非常に静かかつ安全に点火できました
9ボルト電池
このときイグナイターを作動させる電池の残量がないと、火花が出ず着火できません。うまく着火できないときは、電池の残量や電池の向きを確認しましょう。また電池は9V電池(写真上)を使用しますが、売店や小さなコンビニエンスストアでは手に入らない場合もあるため、予備があると安心です。
ロードトリップ(R) グリル
家庭用のコンロと同じく、つまみを回せば火力を調節できるので、火の通り具合を管理しやすい点が魅力的です。ツマミを最大にしても炎はそれほど大きくならず、家庭用コンロの中火程度。鉄板焼きや煮込み料理をするのにちょうどいい火力といえます。

調理のしやすさ

ふたを閉じてサイドテーブルを出した状態のロードトリップグリル
ふたは開けたまま風防にも、外してオープンなバーベキュー仕様にもできます。ゆるやかなカーブ状のため、厚みのある肉や高さのある魚介類を置いてもふたを閉められて蒸し焼きにも便利。開閉の際はふたの留め金を鉄板下に差し込む必要があり少々コツがいるので、調理前に練習するのがおすすめです。また本体やふたが熱くなるので、調理中はグローブや軍手を着用しましょう。 サイドにはテーブルが格納されており、引き出して食器や調理道具などを置けます。力をかけるとしなるので、重いものを置いたりサイドテーブル上で調理したりするのはおすすめしません。
ロードトリップグリルの温度計
ふたには温度計がついていて、中の温度を確認できます。しかし高温のはずなのになかなか温度計の針が動かなかったり、表面がくもって見えにくかったりと、今回は温度計を役立たせられませんでした。 とはいえ、アウトドアでは厳密な温度管理が必要な料理の頻度は高くないので、温度計はあくまで目安、と考えておくぐらいで問題なさそうです。
ロードトリップグリルで調理する様子
実際にピザを焼いてみたところチーズはきれいに溶け、生地もパリッと焼けておいしく仕上がりました。ふたが透明ではないため中の様子がわからない点は、メニューによっては難点といえるかもしれません。しかし今回は途中で開けたり閉めたりするたびに「いいにおい!」「もう少し!」と盛り上がって、楽しい時間を過ごせました。 今回紹介したピザや定番の鉄板焼き以外にも、たまねぎのスープやローストビーフなど、おしゃれなメニューも楽しめます。ぜひ以下の記事も参考にしてください。

おいしくて安全なバーベキューが楽しめる!

実際にロードトリップ(R) グリルを使用してみて、まず印象的だったのは頑丈さと安定感。特に子ども連れでのバーベキューは、万が一にでもグリルが転倒しないか、危険な部品がないかが気になるものです。その点ロードトリップ(R) グリルは移動式にもかかわらず安定性が高く安心して使用できました。 また、ロードトリップ(R) グリルの持ち味でもある設営と着火の簡単さも実感でき、炭火のバーベキューとはまた違うガスバーベキューグリルの魅力に夢中になりそうです!

ロードトリップ(R) グリル LXE-J IIのおすすめポイント

  1. 1

    1人でも移動できる持ち運びやすさ

  2. 2

    アメリカンでスタイリッシュな見た目

  3. 3

    家庭用コンロのような調理のしやすさ

組み立て・片付け方法をチェック

ロードトリップ(R) グリルの組み立てと片付けの手順を紹介します。簡単な工程ですが、一度予習をしておくと安心。コツやポイントを織り交ぜて解説します。

組み立ての手順

ロードトリップグリルに接続したOD缶
組み立ての前に、ガスや電池の残量があるか確認しましょう。ロードトリップ(R) グリルに必要なOD缶や9V電池はコンビニで手に入らないことがあるので、予備を持っておくと安心です。
ロードトリップグリルに水を張る様子
また、着火前にクックトップ(汁受け)へ水を張るので、水の準備も必要です。説明書どおりの目印の位置まで注ぐと2Lペットボトル丸々1本分使用したので、ペットボトルを持参してあらかじめ水を汲んでおくとスムーズでしょう。
  1. 地面にロードトリップ(R) グリルを寝かせる
  2. 運搬用の持ち手を踏み、グリル本体の持ち手を軽く持ち上げる
  3. そのまま斜め手前にグリル本体を引き上げ、脚に本体裏面のフックをひっかけてのせる
  4. ふたを開け、ホースや鉄板などの部品を取り出す
  5. グリルの内側にある目印まで水を注ぐ
  6. 鉄板をセットする
  7. ホースにOD缶をセットし、グリル本体背面へ接続する
ロードトリップ(R) グリルの組み立てには脚をはめたりネジで留めたりする必要がなく、ワンタッチで設営が可能です。グリルを立ち上げるコツは思い切って持ち上げること。力は必要ありませんが、おそるおそる組み立てるよりは一気に引っ張り上げる方が軌道に乗せやすいと感じました。 コールマン公式YouTubeでも組み立て方を紹介しているので、ぜひ動画でも予習してください。
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片付けの手順

ロードトリップグリル
ロードトリップ(R) グリルのプレートやクックトップは水で丸洗いが可能です。取り外しが簡単で、軽くて扱いやすいので洗いやすく、清潔を保てるところはうれしいポイント。 折りたたんで片付けるときは、組み立てるときと逆の手順で収納します。本体が熱くないか、グリルの内側に張った水を捨て忘れていないか確認してから片付けてください。
  1. プレートやクックトップは外して洗い、完全に乾かす
  2. ホースやOD缶を外す
  3. 乾いたプレートとクックトップ、ホースをグリル内に収納する
  4. ふたを閉める
  5. 車輪が付いていない方の脚を踏み、グリル本体の持ち手を軽く持ち上げる
  6. 持ち上げたグリル本体を斜め下へ押すようにしてゆっくりとたたむ
片付けも簡単ですが力の加減がわかりにくいので、一度予習しておくと安心です。女性スタッフが一人で片付けても重くて危ないと感じる場面はありませんでしたが、力に自信のない人は無理せず2人以上で片付ける方が良いでしょう。 また、プレートやクックトップは完全に乾かすことが重要です。水分が残ったままふたを閉めて収納してしまうと、本体や部品が劣化する原因に。部品を乾かす時間も逆算して片付けるのがポイントです。
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ロードトリップ(R) グリルのよくある質問

火がつかないときはどうする?

火がつかない場合、まずは「ガス残量の確認」「電池残量と向きの確認」をおこないましょう。もしもガスの残量がない場合には残念ながらグリルは使用できません。一方電池残量がないことで点火装置が作動しない場合には、ガスマッチで火をつけることで解決する場合があります。

他社のガス缶も使える?

ロードトリップ(R) グリルに限らず、コールマン製品には必ずコールマン純正品のガス缶を使用してください。他社のガス缶では安全が保証されず、万一のときに補償対象外になる可能性もあります。本体のメーカーが推奨しているガス缶の使用を徹底しましょう。

ロードトリップ(R) グリル ブラックも人気

ロードトリップ(R) グリルには、定番のレッド以外にブラックもラインナップされています。キャンプギアを武骨なテイストにまとめたい人やギアにナチュラルカラーが多いという人にはブラックがおすすめ。サイズやスペックは同じなので、自分の好みに合わせてカラーを選んでください。

鉄板や五徳、キャリーケースなどのオプションも

ロードトリップ(R) グリルだけでも調理を楽しめますが、オプションパーツをプラスすると料理の幅が広がります。たとえばグリルのプレートを半面取り外して五徳を設置することで、同時に2種類の調理が可能。半面で肉を焼きながら、半面でスープをつくることもできます。

コールマンのロードトリップ(R) グリルでバーベキューを楽しもう!

火おこしの手間がかからず、ガス火で簡単にバーベキューをはじめられるロードトリップ(R) グリル。hinataスタッフも実際に使用してみて、スタイリッシュな見た目や調理のしやすさに魅了されました。 持ち運びやすいキャスター付きなのでさまざまなシーンで活躍間違いなし。ロードトリップ(R) グリルを連れて、バーベキューをもっと気軽に楽しみましょう! 撮影/木下 誠

今回紹介したアイテム

商品画像ロードトリップ(R) グリル LXE-J IIロードトリップ(R) グリル LXE-JⅡ(ブラック)ロードトリップ(R) アクセサリーグリドルロードトリップ(R) イージーキャリーケース
商品名ロードトリップ(R) グリル LXE-J IIロードトリップ(R) グリル LXE-JⅡ(ブラック)ロードトリップ(R) アクセサリーグリドルロードトリップ(R) イージーキャリーケース
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