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ポータブル薪ストーブで焚き火をしている様子の写真

ポータブルウッドストーブが便利すぎる!お手軽に焚き火を楽しもう!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

焚き火をすると、木の燃える香りと炎の温もりを感じられ、アウトドアの雰囲気をさらに引き立ててくれます。そんな焚き火を手軽に楽しみたい、焚き火で沸かしたお湯で美味しいコーヒーを味わいたい人も多いのでは。そこでおすすめなのがポータブルウッドストーブです。今回は便利で携帯の楽なポータブルウッドストーブの種類と使い方をご紹介します。使い方が難しくない?安心してください。超簡単な裏ワザもご紹介します!

焚き火って大変?

焚き火をするためには重い石を組んで釜戸を作ったり大変なイメージがあるかもしれません。また、キャンプ場では直火を禁止している所も多く、焚き火が可能な所でもたき火台を用意することを条件としていたりします。 焚き火台までは用意できないし、重い石を組んだり太い薪を燃やすのに自信が無いという方も多いはず。でもコンパクトなウッドストーブがあれば大丈夫です。 ウッドストーブの燃料は落ちている乾いた小枝や松ぼっくりなどで十分。それに加えて、比較的煙が少なく火の粉も飛ばないので、テントやタープへのダメージも小さくなるのがうれしいです。

ポータブルウッドストーブの種類

ポータブルウッドストーブには大きく分けて側板を組み合わせて使用する平板構造と筒型のパーツをくみ上げる円筒2重構造の物とがあります。 平板構造の物は収納がコンパクトというメリットがあります。一方、燃焼時間が短く常に薪をくべている必要があること、火力が比較的弱く調理などには不向きなどのデメリットがあります。 円筒2重構造の物は平板構造に比べると収納が場所を取りますが、二次燃焼という原理を利用して炎が安定すると火力が強いため料理にも十分使用できます。また完全燃焼するので使用後は完全な灰になり後始末が楽です。 ゆっくりとただ揺れる炎を眺めていたいのであれば平板構造の物を。 お湯を沸かしたりちょっと料理もしたいというのであれば円筒2重構造の物をおすすめします。

ストーブを組み立てる

ストーブには平板構造のものと、円筒二重構造のものがあるので、それぞれ分けて説明していきます。どちらも簡単に組み立てられる構造になっています!

平板構造

ポータブルウッドストーブはコンパクトに収納するためいくつかのパーツに分れていますが組立は簡単です。平板構造の基本的パーツはベース、側板+五徳、受け板を組み合わせる方法です。

円筒二重構造

ポータブル薪ストーブの円筒2重構造
円筒2重構造物はベース、受け皿、チャンバー、五徳の4つが基本で、これらを重ねるだけで完成です。使用時はストーブの底が高温になるので設置場所はできるだけ平坦な石や砂利の上など、ストーブの底の熱で炎が燃え広がらないような所に置いて下さい。金属製のトレイを用意するのも良いかもしれません。
ポータブル薪ストーブの上に網を乗せて缶詰をあたためる様子
また、五徳が上手くクッカーに合わない事もあるので、クッカーを乗せるための小さい焼き網などもあると重宝します。

薪を用意する

ビニールの上にのせられた大小の薪
使用する薪は枯れて乾いている小枝が良いです。また松ぼっくりも油分を含んでいるので燃えやすいです。 小枝は約10cm(手の平の幅ぐらい)程度にパキパキ折り、太さを揃えて3~4種類用意します。この時軍手や革手袋をした方が良いでしょう。硬くて折れない場合はナイフで切込みを少し入れてから折るか、枝を交差させて地面に置き踏みつけて折ると簡単に折れます。

点火する

火のついた薪
さて準備が整ったらいよいよ着火です。方法はいくつかありますが、最も簡単なのはティッシュペーパーの切れ端などを利用するか、一番細い小枝1~2本にライターなどで火をつけて受け皿の底に入れる方法です。この時先に他の一番細い小枝を立てるようにセットしておいてください。 一番細い小枝に火が着いたら2番目に細い枝を少し入れます。その枝に火が燃え移ったらさらに太い枝を徐々に追加して行きます。細い小枝から火をつけることでスムーズに火を大きくすることができます。

薪を追加する

薪は入れ過ぎても空気の通りが悪くなり燃焼しづらくなるので、少しずつ足していくようにしてください。ウッドストーブは燃焼効率が大変高いので、1回の薪投入でおよそ5分ほど燃え続けます。火が細くなっても受け皿部分にまだ赤い炭があれば薪を投入して火を復活させる事ができます。

固形燃料だけで使う

固形燃料を入れた薪ストーブ
ちょっと一人分のお湯だけを沸かす程度であれば、固形燃料のコンロとして使うことも有効です。
受け皿を反転して組み立て、固形燃料が五徳に近くなるようにした薪ストーブ
この時は熱効率を良くするために受け皿を反転して組み立て、固形燃料が五徳に近くなるようにします。固形燃料は大きさによって燃焼時間が異なりますが、20g程度のものでおよそ15分間燃焼してくれます。

料理をする

薪ストーブでクッカーを温める様子
平板構造の物は炎が立ったらすぐにクッカーなどを乗せて料理開始ですが、炎を安定させるために薪の燃え具合を常に見ながらこまめに追加してください。 円筒2重構造の物は着火してから炎が安定して2次燃焼が始まるまでしばらく待ってください。2次燃焼状態になると火力が安定し料理可能となります。しばらくして炎が弱くなってきたら薪を追加してください。
ストーブの内周りから炎が出ている様子
上の画像では、炎が薪自体からではなくストーブの内周りから出ています。これが2次燃焼の状態です。

使った後に

ウッドストーブはすすで黒くなったり焦げたりしますが、これをキレイに洗い落とす必要はありません。キャンプから帰ったら灰やすすを落し、ミシン油のような機械油を少量塗っておくだけでOK。 このウッドストーブでコッヘルやポットなどを使うと真っ黒に煤が付きます。これは焦げ落し用のナイロンたわしなどで丁寧に擦れば落すこともできますが、タール状の焦げの塊程度は落とすとしても、基本的にはスポンジなどで軽く煤を洗い落とし、煤が手に付かなくなる程度の洗浄でよいです。

おすすめのウッドストーブ

持ち運びに便利なポータブルウッドストーブを持ってアウトドア!

薪を買ったり特別に燃料を用意しなくても、いつでもどこでもたき火が楽しめるウッドストーブがあれば、たき火初心者でも自然の炎を眺めながら時間が経つのも忘れて身も心もリラックスすることができます。

今回紹介したアイテム

商品画像Lixada バーベキューコンロ・焚き火台Lixada 折りたたみ式たき火台ソロストーブ タイタン
商品名Lixada バーベキューコンロ・焚き火台Lixada 折りたたみ式たき火台ソロストーブ タイタン
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