面白すぎるキャンプ漫画”女子キャンプ”ブームを巻き起こしたこいしゆうかの最高の1冊を大公開!
日本で“女子キャンプ”ブームを巻き起こしたカリスマイラストレーター「こいしゆうか」さんが、自らのキャンプ体験をもとにエッセイ漫画を執筆。笑いあり感動あり。大人気の1冊の制作秘話に迫ります!
“女子キャンプ”ブームの火付け役、「こいしゆうか」
キャンパーでありイラストレーターでもあるこいしゆうかさん。趣味で始めたキャンプをきっかけに、コミュニティー「女子キャンプ」を立ち上げ、日本中にそのブームを巻き起こしました。
現在はアウトドアコーディーネーターとして多方面で活躍するかたわら、キャンプをテーマとした漫画やイラストを執筆。車を使わない「徒歩キャンプ」や、個々でテントや食事を用意する「個食個泊スタイル」を提唱しています。
4月にはマツコの知らない世界に「ひとりキャンプ」の魅力を伝えるために出演して、ひとりキャンプへの関心を高めていました!
キャンプ好きイラストレーターが日本初の女子キャンプ漫画を執筆!
さまざまなメディアで引っ張りだこのこいしゆうかさんが、自らのキャンプ体験をもとにしたエッセイ漫画「キャンプ、できちゃいました。」を出版!
こいしさんがキャンプに出会ったのは7年前。彼女の初めてのキャンプ体験から、試行錯誤しながらたくましく成長していく楽しくて面白いストーリーが本に盛り込まれています。その他にもキャンプグッズの選び方や簡単キャンプレシピなどのお役立ち情報も満載!女の子がキャンプをはじめるために必要な情報が全てつまった1冊になっています。
面白すぎる女子キャンプ漫画の制作秘話に迫る!
女子キャンプをテーマにしたエッセイ漫画は日本初!そんな傑作を描きあげたこいしゆうかさんに、制作秘話についてインタビューしました!
こいしゆうかさんにインタビュー!
自分の趣味を、自分がハマったものを、漫画にしたい!
hinata編集部:大ヒットの女子キャンプ漫画ですが、この作品を描こうと思ったきっかけについて教えてください。
こいしゆうかさん:
幼いころからイラストレーターになることが夢だったんです。
でも、いつの間にか普通の大学に通って、普通にOLになっていました。
でも「やっぱりイラストが描きたい!」って思うようになり、仕事を定時に終わらせてイラストレーター学校に通い始めました。そこで出会ったプロのイラストレーターさんが「絵が上手いかどうかよりもまず、描きたいものがあるか、描きたいと思えるような趣味があるかが大切だ」とおっしゃったんです。これがすごく心に響いたんですよね。
たまたま連れて行ってもらった合コンの話をネタに漫画を描いていた時期もありました(笑)でも、私が本当に描きたいものではないし、ネタが尽きたのでやめたんです。
自分が何度でもやりたくなるものって何だろう?ずっとネタを生み出せるものってなんだろう?って模索するようになりました。そこでたどり着いたのが、当時ハマり始めていたキャンプだったんです。
キャンプを描きたいと思ったときは、“見つけた!”って思いましたね。趣味を特技に、特技に漫画に描くって最高です!
夢に抱いて10年!長年かけて集めたネタをぎゅっと1冊に!
hinata編集部:本として出版されるまでの経緯はどういったものでしたか?
こいしゆうかさん:
これまでキャンプをしたことのない人に読んでもらうため、アウトドア誌としてではなく一般誌として作りたいと考えていました。イメージはヴィレバンに置いてもらえるような本!そんな本が出版できる会社をこだわって探しました。出版が決まるまでに2年がかかりましたね。
hinata編集部:出版までは長い道のりだったんですね。
こいしゆうかさん:
長かったです。でも楽しかったですよ!
その2年間は、女性目線のキャンプスタイルを伝えたい想いで、アウトドアのフィールドでいろいろな活動をしてきました。すでに作っていた女子キャンプのコミュニティーを盛り上げたり、アウトドアのガールズユニット「mijinco」で精力的に活動したり。そうしたら雑誌「ランドネ」が“女子キャンプ”という言葉を取り上げてくれたんです。
こいしゆうかさん:
ランドネをきっかけに、多くのメディアが“女子キャンプ”に注目してくれるようになりました。女子キャンパー代表として、テレビ番組「スッキリ」にも出演しました。そうして満を持したタイミングで出版したわけです。
準備期間があったことで描きたい想いやネタがたくさん溜まりました!その前に出版していたら薄っぺらの本になっていたかもしれません。この本には長年の想いや体験がぎゅっと詰まっています。
面白すぎるネタが満載!笑いあり感動ありのキャンプエピソード
hinata編集部:本の中には面白いエピソードが満載ですよね!
こいしゆうかさん:
これでも厳選したんです!本当はもっともっとあるんですよ。あまりにも衝撃的な失敗談はちょっとオブラートに包んで描き直したりもしました(笑)。
hinata編集部:本の執筆にあたって、大変なことやつらいことはありましたか?
こいしゆうかさん:
うーん。そうですね、執筆中にまったくキャンプに行けなかったのはつらかったかな。3〜4カ月間休みもなくずーっと家にこもって制作していて、外に出られなかったんですよね。キャンプの話を描いているのに行けないっていうのが拷問でしたね(笑)どうしてもキャンプに行きたくて、本を全て描き上げた翌日は徹夜明けにもかかわらずそのままキャンプに行きました!
でも、つらいのはそれぐらいでしょうか。キャンプ漫画を描くのは楽しかったです!つらいと思ったことはそんなにありませんでしたよ。
初心者も経験者も、キャンプを最大限に楽しむ秘訣がこの中に!
hinata編集部:この本をどんな人に読んでもらいたいですか?
こいしゆうかさん:
一番読んでもらいたいのは、キャンプやってみたいけどどうすればいいかわからないと思っている人。
それに、これまで荷物の多い大掛かりなキャンプをやっていて、「キャンプって大変」「疲れちゃったな」って思っている人にも読んでもらいたいです。キャンプって、「これも持って行ったほうがいいかも!」とついつい荷物が増えがち。荷物が増えると準備も片付けにも時間がかかってしまって疲れちゃうんです。
この本で紹介しているのは、どれも気軽でコンパクトなキャンプ。一度最小限度の荷物でキャンプをしてみると、本当に必要なものが見えてきます。つまり、次に行くキャンプで荷物を厳選できるようになるんです。そうやって必要最小限度のキャンプができるようになると、キャンプ先でのんびりする時間が増えるんです!純粋にキャンプを楽しむ時間が作れるというわけです。
これさえあればOK!だれでも楽しくかわいくキャンプができちゃう1冊!
hinata編集部:最後に、これから読む人にメッセージをお願いします!
こいしゆうかさん:
キャンプ初心者が知りたいことを全部詰め込みました。アウトドア雑誌のように難しいスペックを書いたりせず、初心者のかたでもキャンプの魅力やギアの選び方が理解しやすいように工夫しています。
つまり、この本さえあれば、キャンプができます!
【hinataのおすすめポイント】
・この本さえあれば、キャンプが楽しめる!
まとめ
本1冊を書きあげるという大仕事も「楽しかったですよ」と満面の笑顔でお話されるこいしさん。そのポジティブで楽しいお人柄がこの1冊に詰まっていて、思わず笑ってしまうような楽しいエピソードが満載。
これからキャンプをはじめたい女の子に絶対おすすめの1冊!ぜひご購入ください!
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