おすすめのサイクルパンツ27選！メンズ・レディース別に快適なモデルを紹介

サイクルパンツの大きなメリットといえば、衝撃吸収パッドによってお尻の痛みを軽減できることです。ほとんどのサイクルパンツにはパッドが付いており、走行中にサドルを通してお尻が受ける衝撃を和らげてくれます。ほかにもタイトなつくりのため空気抵抗が少ない点や、チェーンに巻き込まれない点もメリットです。 また、伸縮性が高く吸汗速乾性に優れたアイテムが多いため、自転車をこぎやすく、汗をかいても快適な点も特筆すべきポイントです。サイクルパンツは本格的なレース用のものと思われがちですが、気軽なサイクリングや街乗りにも便利なアイテムといえます。

まずはメンズのサイクルパンツを紹介します。形状や長さが異なるさまざまなモデルから、自分のサイクリングスタイルに合うサイクルパンツを見つけましょう。

ここからはレディース用のサイクルパンツを紹介します。メンズとレディースではパッドの形状、パンツのパターンや縫い目が異なる場合があるため、女性はメンズやユニセックスを選ぶよりも、自分に合うレディースアイテムを選ぶことをおすすめします。

ここからは、サイクルパンツの選び方を解説します。これからはじめてのサイクルパンツを購入したい人、買い替えを検討している人はぜひ参考にしてください。

サイクルパンツは大きく4種類にわけられます。膝上丈の「ショート」、膝下丈から十分丈の「ロング」、ツナギ状になっている「ビブ」、そしてパッドがないサイクルパンツや普段着と合わせて使用する「インナー」です。自分がどのようなスタイルでサイクリングを楽しむのか、目的に合わせて選びましょう。

サイクルパンツに付いているパッドにはメーカーそれぞれの技術が用いられており、形状や厚みもさまざまです。パッドは厚い方が衝撃吸収力に優れており長距離走行に向いていますが、ゴワつきや違和感があります。一方で薄いパッドはダイレクト感がありレースでも採用されますが、長距離の走行には向きません。 痛みの感じ方や乗車のポジションなどがまだわかりにくいという初心者の人は、厚めのパッドを選んでおくと良いでしょう。

サイクルパンツは主に春から秋にかけての暖かい気候に適したモデルと、冬の寒い時期に適したモデルがあります。暖かい季節は吸汗速乾性や吸水拡散性に優れたものや、遮熱性のあるもの、UVカット加工が施されているものを選ぶと良いでしょう。一方で寒い時期には裏起毛のモデルがおすすめです。保温性が高く、筋肉を温められるためケガの防止にもつながります。

サイクルパンツは小さすぎると窮屈になり、大きすぎるとズレてしまうため、自分に適したサイズを選ぶことが重要です。 ビブ以外のパンツはウエストが食い込まないように、ウエストに余裕があるサイズを選ぶと良いでしょう。また、ビブは自分の身長に対応しているモデルを選びます。ロングタイプの中でも十分丈のものは股下の長さをしっかりチェック。長すぎても短すぎても快適な走行の妨げになります。

ここからはサイクルパンツにまつわる疑問を解消しましょう。サイクルパンツを使用するにあたって気になるポイントをまとめました。

使用後のサイクルパンツは汗や汚れが付着しているため、こまめに洗って手入れしましょう。多くのモデルが洗濯機で洗濯できますが、それぞれの洗濯表示に従うことが重要です。 洗濯機で洗う場合は裏返してパッドが表に出るようにし、洗濯ネットに入れておしゃれ着コースなどで洗います。メッシュが使用されているモデルも多いため、洗濯機で洗うことに抵抗があれば手で押し洗いしても良いでしょう。脱水は控えめにしておき、風通しの良い日陰で乾かします。

サイクルパンツは多くのモデルにパッドが付いているため、別途インナーをはく必要はありません。タイトなサイクルパンツは下着を着用せずにはくモデルが主流のため、じかばきに抵抗がある人はインナーを着用して、その上に好きなボトムを合わせると良いでしょう。

サイクルパンツをはいてもお尻への衝撃が緩和されない、お尻の痛みが軽減されないという場合はサドルに原因があることも。サドルやサドルカバーを見直せばお尻の痛みが解消される場合があります。サイクルパンツのバッドを厚いものへ変えるなどの対策と同時に、サドルの交換を検討することもひとつの手段です。

サイクルパンツのようにパッドが付いていなくても、股の部分に厚みがあったり二重になっていたりするパンツはサイクルパンツの代わりとして適しています。その際伸縮性に優れているものを選ぶと良いでしょう。サイクリング用ではないパンツを使用したい場合は、インナーをはくことをおすすめします。

サイクルパンツは本格的なレースはもちろん気軽なサイクリングや街乗りにもおすすめのアイテムです。長距離に短距離、暑い時期に寒い時期、それぞれに適したサイクルパンツを選ぶことで走行の快適さが大きく変わります。初心者の人はショートタイプやインナーから取り入れてみることもおすすめ。自分に合うサイクルパンツを見極めて、より質の高いサイクリングを楽しみましょう。