機能性抜群でおしゃれな登山パンツおすすめ10選！選び方も紹介

見た目は普段着とさほど変わらない登山パンツ。しかし実はさまざまな機能が織り込まれた高機能製品です。

機能性に優れたトレッキングパンツは足が細く長く見えるデザインのため、普段着としても履けるトレッキングパンツが増えています。またデザイン性の高いウェアを上下であわせることで、登山しつつコーディネートも楽しむことが可能となったといえます。

かつての登山用パンツは動きやすさを確保するため、比較的ゆったりしたデザインが多かったとされています。しかし近年は生地素材の進化や、立体的な裁断技術の進歩により形状が変化しました。足にフィットしたデザインながらもスリムになっており、岩場が多い登山道でも裾が擦れたり引っかけにくい仕様です。

綿や古い化繊と異なり、ストレッチ性の高い登山パンツにはポリウレタンを始めとする素材が用いられています。これらストレッチ性が高い素材のパンツは伸びやすく破けにくいだけでなく、足を延ばしても突っ張る感覚を減らしてくれるのです。常に動き続けるトレッキングにおいてこういった点は小さいながらも大きな差となります。

気温の高低に関わらずトレッキングや登山のような運動では、人は必ず汗をかきます。そういった時に汗を素早く衣服に移し、外に逃して乾かしてくれるパンツを着用していると快適です。また速乾性・透湿性が高いパンツは快適性に優れるだけでなく、体温の低下による危機も防いでくれるでしょう。

普通の綿パンに近い形状ながら、ものによっては価格が2～3倍することもざらな登山パンツ。そのため無駄なく無理なく各々にマッチした一着を選びましょう

登山は登り降りを繰り返す運動により、下半身の動きがとても活発です。そのため動きやすい登山パンツを履くことは疲れにくさに直結し、また怪我もしにくくなります。ウエストや股下の長さ、太ももの太さは個人によって異なるため、一般的なパンツよりもサイズがマッチしたものを選びたいところですが、ストレッチ性の向上により合わせやすくなっているのはありがたい点です。

登山時の注意点として、標高が高い山は地上よりも気温が低く、汗を吸うと服が乾きにくい点があります。この時乾きにくい衣服を着用すると、不快なだけでなく体温が奪われ、夏場でも低体温症の危険があります。そのため汗を吸うだけでなく、速乾性の高い乾燥しやすい衣類であることも重要です。

一口に登山パンツといえども、ハーフとロングの2種類をシーンに合わせて使い分けることが重要です。たとえば緩やかな傾斜の山であれば動きやすいハーフパンツが向いています。一方で標高が低くてもゴツゴツした厳しい岩場などがある山であれば、足の保護にロングパンツがマストでしょう。

登山パンツは大別してハーフパンツとロングパンツに分けられます。ハーフパンツはロングパンツと比べ通気性や動きやすさで優れており暖かい時期などが特に活躍する場面です。一方ロングパンツも通気性がよければ通年使え、また防寒性や露出部の保護などロングパンツならではのメリットがあります。

ストレッチ性や通気性が良いだけでなく、速乾性やシルエットまで考えられて生み出された機能的な登山用パンツ。オールラウンドに使える一着として登山だけでなくアウトドア、スポーツなどで便利なためぜひ持っておきましょう。 ▼こちらの記事では登山パンツをもっと詳しく紹介！