一人用のおすすめワンタッチテント10選!設営・収納方法も解説
ソロキャンプでは、一人で簡単に設営できるワンタッチテントが便利。この記事ではおすすめの一人用ワンタッチテントを10モデル紹介。気になる選び方や設営方法、たたみ方なども詳しく解説します!
テントの設営を時短したいソロキャンパー
テントの設営に慣れていない初心者キャンパー
非常時のそなえに設営が簡単なテントを用意したい人
一人用ワンタッチテントの特徴
一人用のワンタッチテントは、その名の通りワンタッチで設営できるソロキャンパー向けのテントです。テントにはドームテントや2ルームテント、ワンポールテントなど、ほかにさまざまな種類がありますが、ワンタッチテントならではの長所や短所があります。ここでは一人用ワンタッチテントのメリットやデメリットを解説するので、購入する際の参考にしてください。
設営・撤収を時短できる
組み立てに自信がない人でも簡単に設営可能
設営・撤収を時短できる
ワンタッチテントの最大の魅力は設営と撤収を時短できること!収納バッグから取り出してサッと組み立てられるので、焚き火や料理など「ほかのアクティビティを早く始めたい」という人に最適です。もちろん、収納もワンタッチでおこなえるため、キャンプサイトの制限時間ギリギリまでテント内でくつろげます。
また、初心者キャンパーやキャンプの頻度が少ない人でも簡単に設営できるため、組み立てに自信がない人にもワンタッチテントはうってつけ。「キャンプの経験が多いけど、一人でテントを組み立てたことがない」という人も、ワンタッチテントを持っていけばキャンプの不安を一つ減らせます。
軽さやコンパクトさはやや劣る
ワンタッチテントはシートとポールが一体となったテントで、収納時に完全に分解をしないため、ほかのテントと比較すると収納サイズがやや大きくなってしまう傾向があります。また、パーツが多い分重くなってしまう点もデメリットです。
最近ではバイクに積めるコンパクトで軽量なモデルも展開されているので、重量やサイズに制限がある人はぜひチェックしてみてください!
編集部おすすめの一人用ワンタッチテント3選
編集部が選んだおすすめの一人用ワンタッチテントを紹介します。機能性に優れたものを厳選したので、これからソロキャンプを始める人や初めてテントを購入する人は必見です!
両側のひもをぐいっと引っ張るだけで設営ができるという、画期的なシステムを採用。撤収する際もボタンを押してたたむだけでOKなので、とにかく時短したい人におすすめです。UPF50+で紫外線対策ができるほか、遮光性が高いことによりぐっすり眠れます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅205×奥行き145×高さ110cm
- 収納サイズ:幅59×奥行き20×高さ20cm
- 重さ:4.7kg
- 耐水圧:[フライシート]2,000mm [フロア部分]5,000mm
コスパにこだわりたい人におすすめなモデル。ドアと背面窓がどちらもフルメッシュにできることに加え、天井にはベンチレーションがそなわっていて、
暑い季節でも涼しく快適です。シングルウォール構造で軽量なので、ピクニックやフェスでの使用もおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅230×奥行き150×高さ117cm
- 収納サイズ(約):直径19×長さ70cm
- 重さ(約):3kg
- 耐水圧:1,500mm
前室が広いため、
出入りがしやすく荷物を置いておける使い勝手の良い一人用テント。別売りのキャノピーポールを使えばさらに前室を広げることができます。ダブルウォールながら、収納サイズがコンパクトなところもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅210×奥行き90×高さ100cm
- 収納サイズ(約):直径17×長さ65cm
- 重さ(約):4.3kg
- 耐水圧(約):1,500mm
人気の一人用ワンタッチテント7選
キャンプやピクニックで活躍するワンタッチテントを7モデル紹介。バイクに積めるコンパクトサイズのものや、広々と過ごせるモデルなど人気製品を集めました!
アウターテント、インナーテント、グランドシート、荷物の置ける前室の
全てがワンタッチで完成するテント。ツーリングで疲れた身体でも、一瞬で組み立て終わります。窓付近のポケットやランタンフックなど、使い勝手を向上させる機能もそなわっていて快適に過ごせます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅243×奥行き235×高さ133cm
- 収納サイズ(約):幅620×奥行き20×高さ20cm
- 重さ(約):4.3kg
- 耐水圧:[アウターテント]3,000mm [フロア]5,000mm
ダブルウォール構造で、
インナーテントは単体でも使えます。インナーテントはポリコットン生地を使っているので、結露と強い日差しを遮れるほか、全面をメッシュにできるので通気性も抜群です。フライシートを使わないときは、付属しているお留守番袋に入れて荷物を減らせます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅240×奥行き220×高さ120cm
- 収納サイズ:幅71×奥行き22×高さ21cm
- 重さ(約):6.5kg
- 耐水圧:[フライシート]3,000mm [フロア・グランドシート]5,000mm
シルバーコーティングで暑さを防げる、暑い季節にぴったりのテント。
重さはわずか2.9kgと軽量で、持ち運びの負担を減らせます。別売りのポールでキャノピーをつくり出せば、日差しを遮りながら外でゆったりくつろぐことも可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅210×奥行き165×高さ110cm
- 収納サイズ(約):幅64×奥行き14×高さ14cm
- 重さ(約):2.9kg
- 耐水圧:1,500mm
バイクの荷幅制限に対応した、ツーリング用のテントです。軽量なアルミフレームを採用し、重さはわずか3kg。自立するのでペグが挿せない場所でも使えます。広々とした室内で、居住性にこだわりがある人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅230×奥行き90×高さ90cm
- 収納サイズ(約):幅52×奥行き17×高さ17cm
- 重さ(約):3kg
- 耐水圧:3,000mm
耐水圧の高い190Tのポリエステルを採用し、防水性に優れたワンタッチテント。UPF50+で紫外線もしっかり遮るほか、入り口が2つあり風通しの良いつくりなので、湿気がこもることなく快適に過ごせます。色あせやひび割れ、摩擦に強く長く使えることも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅210×奥行き105×高さ110cm
- 収納サイズ(約):直径18×長さ44cm
- 重さ(約):3.3kg
- 耐水圧:2,000mm
ペグで固定する際の
設営時間はたったの10分!珍しい縦長の構造で、ちょうど大人一人が寝られるミニマルな設計です。キャノピーを跳ね上げれば、テントの前でゆったりくつろぐことも可能。バイクに積める収納サイズで、バイカーに最適です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅120×奥行き245×高さ114cm
- 収納サイズ(約):幅44×奥行き15×高さ15cm
- 重さ(約):2.3kg
- 耐水圧:[フライシート]2,000mm [インナーテント底面シート]3,000mm
ほかの人と被らないテントが欲しい人におすすめなトリオンは、両脇のひもを引っ張るだけで設営可能。
テント内は広々としていて、
荷物やギアを置いておくスペースの余裕があります。グランドシートは一体となっていて、フライシートも付属するのでこれ一つでテント泊も可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅280×奥行き330×高さ131cm
- 収納サイズ:幅138×奥行き21×高さ21cm
- 重さ(約):7.5kg
- 耐水圧:[フライシート]1,500mm [インナーテント]400mm [グランドシート]2,000mm
一人用ワンタッチテントの選び方
ここからは、一人用のワンタッチテントを購入する人に向けて、選び方を詳しく紹介します。サイズや重さ、通気性、防水性など、チェックすべきポイントを押さえて、自分にぴったりのテントを見つけましょう。
設営・収納のしやすさを確認
ワンタッチテントの多くは、ひもや手で上下のジョイントをかみ合わせて組み立てる構造を採用していますが、中には独自の仕組みで簡単に設営できるモデルもあります。
また、一見似たような組み立て方法でも勝手が若干異なるものもあるので、ブランド公式が紹介している組み立て方法や購入者のレビューを確認し、一人でも組み立てられるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。
重さやサイズが適切か
ワンタッチテントのデメリットでも解説した通り、ワンタッチテントは設営後のサイズに対して収納サイズがやや大きく重い傾向にあります。そのため、徒歩やバイクでキャンプ地へ行く人は、一人で持ち運べるサイズであるかどうかを事前にチェックすることが必須です。
また、ソロ用のテントは大人一人が寝るのに最適なサイズでやや狭いことにも注意が必要です。さまざまなキャンプ用品を持ち込んで、サイトやテント内を充実させたい人は2人用のテントを選びましょう。
防水・通気・耐風性、3つの機能の有無
快適に過ごせるテントを選ぶには、防水・通気・耐風性の3つの機能に注目!
急な雨に対応できる防水性は耐水圧が1,500mm程度あると安心。湿気がこもりやすい夏にはフルメッシュにできたり、入り口が2つあるテントだと涼しく快適です。
耐風性はポールの強度や構造でチェック!ポールの素材に高強度なアルミやグラスファイバーが使われているものや、クロスフレーム構造のものは風にも比較的強く長く使えます。
ワンタッチテントの設営・収納方法
いくらワンタッチで簡単に設営できるテントといっても、どのように設営するのか事前に知っておきたいですよね。ここではコールマンの「インスタントアップドーム/S」を例にワンタッチテントの設営方法とたたみ方を紹介します。
設営方法
インナーテントを取り出し、フレームの脚を外側に広げます。
フレームの足をさらに広げ、前後のドアファスナーを開けておきます。
センターハブ(下側)をもう片方の手でテントの中から押し上げ、上下のハブをロックさせます。
インナーテントの組み立て完了です!あとはフライシートを被せてペグを打つだけでOK。難しい工程はありません。
収納方法
撤収する際は、設営方法の逆の工程でたたんでいきます。ポールやハブのロックもボタンを押したり、ジョイントを外したりするだけですぐに解除できるので、撤収もスピーディです。
一人用ワンタッチテントで設営を時短!
ワンタッチテントは、設営の手軽さとコンパクトさが魅力の便利なアイテムです。初心者でも簡単に扱え、ソロキャンプやツーリング、フェスなどさまざまなシーンで活躍します。耐風性や収納サイズ、防水性などを考慮して自分に合ったモデルを選べば、より快適なアウトドア体験が可能に。設営時間を短縮し、ゆったりと自然を満喫するために、一人用ワンタッチテントを活用してみてください!