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立元さん

お酒もキャンプも自由に楽しむ「ドゥ ザ ブギー(代田橋)」/DUCKROW DEPART ディレクター 立元 真さん

2024.07.17ノウハウ

お酒が好きなキャンプの達人たちは、普段どんな店に通っているのでしょうか?アウトドア業界人にお気に入りのお酒、おつまみなどを紹介してもらう本連載。4回目のゲストはDUCKROW DEPART ディレクターの立元 真さん。アウトドア仲間と過ごすお気に入りの店について語ってくれました。

無類のキャンプ好きがハマっているのは、キャンプツーリング

立元 真さん
【立元 真さん】DUCKROW DEPART 副館長、ディレクター。アウトドアブランド「grn outdoor」のディレクターとして活躍。退社後、架空のデパートメントストア「ダックロー デパートメントストア」というオンラインショップを立ちあげる。このほか、ポテトサラダマニアとしてポテトサラダに関するグッズやアパレルの制作、アウトドアブランドの合同展示会「Outdoor Things」の運営など活動は多岐にわたる
ファッションに興味があり、アパレル会社に就職した立元 真(まこと)さん。社会人になってから、大学時代の友人とはじめたキャンプにすっかりハマったといいます。 キャンプに行ってみると、ギアにはこだわるけれど、ウェアがおざなりになっているのではと感じることが多かったそう。そこで、デザイン性と機能性を兼ね備えたアウトドアウェアを提供するブランドとして「grn outdoor」を設立しました。
ダックロー
架空のデパート「DUCKROW DEPART」の“館長”ダックロー。手に持っているのはビール!瓶ビールをチェイサーにして生ビールを飲む、お酒が大好きな八咫烏のキャラクターです
クールなデザインで機能的、かつ遊び心のあるウェアはキャンパーたちの間で大人気に。アイデアがとまらない立元さんは、さらに活動の幅を広げるべく独立し、ダックローを館長とするオンラインストア「DUCKROW DEPARTをオープンします。 ポテサラを愛する人たちのためのブランド「POTATOSALAD HOLIC」や、バイク好きのためのグッズやアパレルを展開するブランド「THE TRIPLE LEGS」など、ユニークな“テナント”がそろった架空のデパートメントストアです。
立元さん
好きが高じてアウトドアブランドを立ちあげたほど、無類のキャンプ好きである立元さん。仕事でもプライベートでもキャンプに行くことが多く、ほぼ毎週末キャンプに出かけています。中でもお気に入りのスタイルがキャンプツーリング
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立元さん

愛車のスーパーカブ90に荷物を積んで、三浦半島や静岡、遠くは北海道まで出かけます。テント設営後に地元の食材やお酒を買いに行くのも旅の醍醐味ですね。車より身軽に、いろいろなスタイルで楽しんでいます。

キャンプ好きのオーナーがつくる、200通り以上のお茶割り

「茶割ダイナー ドゥ ザ ブギー」外観
「茶割ダイナー ドゥ ザ ブギー」の個性的な外観。甲州街道を行く人々の目にとまります
キャンプの達人・立元さんのお気に入りのお店は「茶割ダイナー Do the Boogie(ドゥ ザ ブギー)」。代田橋駅を出て、甲州街道を渡ってすぐにお店があります。 お店の名物は200種類以上あるというお茶割りです。元々、お茶割りが好きだったというオーナーの樋口恭平さん。バーテンダーの経験もあり、カクテルのようにいろいろなお茶と洋酒を合わせたらおもしろいのではと思い、はじめたのだそう。
内観
古木などを使った温かみある個性的なインテリア。店舗隣のガレージではバーベキューを楽しめます
そば茶やプーアル茶、ジャスミン茶に、ラムやウイスキー、ジンを合わせるなどお茶割りの組み合わせは自由自在。サイコロを振って組み合わせを決める、遊び心のあるメニューも人気です。 料理は、アメリカンダイナーをイメージしたメニューにひとひねり加えたもの。例えば、人気の「DTBハンバーガー」はバンズに抹茶を加え、お茶割りの和の味わいに合わせています。
「ドゥ ザ ブギー」オーナーの樋口恭平さん
立元さんのキャンプ仲間でもある、「ドゥ ザ ブギー」オーナーの樋口恭平さん。キャンプ飯から着想を得てメニューをつくることもあるのだそう
立元さんは、もともと樋口さんが幡ヶ谷で経営していた日本酒バー「東京ロージー」の常連。その後、樋口さんが「ドゥ ザ ブギー」をオープンしたことで、立元さんもこちらに通うようになりました。 立元さんが樋口さんとキャンプに行くようになったのは、お店での会話がきっかけ。キャンプに興味があるけれど、まわりにキャンプ好きがいないという樋口さんを立元さんが誘ったのだといいます。
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立元さん

お互い音楽もバイクも好きで、共通点が多いんです。お酒を飲みながら、今度はこんなキャンプをしたいね、このフェスに行ってみたいねみたいな話をして盛りあがっています。お店のお客さんたちをキャンプに誘うこともあるんですよ。

アイデアあふれる、ユニークなドリンクと料理

生ビール(カールスバーグ)
「生ビール(カールスバーグ)」1パイント 800円(税込)
初めの一杯はやはり生ビール。同店で提供する「カールスバーグ」は今や世界中で飲まれている、デンマーク生まれのビールです。苦みと甘みのバランスが良く、すっきりとキレのある飲み口が特徴。
凍頂ウーロンハイボール
「凍頂ウーロンハイボール」600円(税込)
「ドゥ ザ ブギー」名物のお茶割りの中から立元さんが選んだのは、同店のイチオシでもある「凍頂ウーロンハイボール」。台湾産高級ウーロン茶の茶葉をブランデーに漬け込み、炭酸水で割ったもの。香り高いブランデーと、まろやかな甘さのあるウーロン茶が絶妙なバランスです。
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立元さん

シュワっと爽快感のある飲み口がすっきりとして飲みやすく、料理にもぴったりと合います。
里芋のジャーマンポテサラ
「里芋のジャーマンポテサラ」500円(税込)
ポテサラHOLIC」というインスタグラムアカウントで、日本全国の居酒屋のポテトサラダメニューを発信するほど、ポテトサラダ愛が深い立元さん。「ドゥ ザ ブギー」でのおすすめフードも「里芋のジャーマンポテサラ」です。今回は特別に、ポテサラHOLICとしてポテサラのためにつくった「ポテ皿」に盛りつけてもらいました。 以前からメニューにあった里芋のポテトサラダを、現在のシェフがドイツ風にアレンジしたもの。ほんのりスパイシーで、ビールやお茶割りが進みます。
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立元さん

里芋を使ったポテトサラダって、めずらしいですよね。じゃがいもより口当たりがなめらかで和のニュアンスもあるから、お茶割りとよく合います。粒マスタードやゴロゴロしたベーコンの味わいも生きているので、もちろんビールとも相性抜群です!
ポテサラとお酒
ひとひねり効かせたユニークなドリンクや料理が人気の「ドゥ ザ ブギー」。立元さんいわく、ラーメンも絶品なんだそう。個性的な料理とお酒を楽しみながら、心置きなくキャンプやバイクの話で盛りあがる。そんなところが、立元さんを魅了するのでしょう。

キャンプは最高のビアガーデン!

棚にズラリと並んだ洋酒
棚にズラリと並んだ洋酒。お茶と合わせれば、新しい楽しみが発見できます
仕事も遊びもいつも全力。キャンプの話もブランドの話も尽きることがない立元さん。キャンプでは、できるだけその土地のおいしいお酒や料理を楽しむようにしているといいます。
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立元さん

キャンプは最高のビアガーデンだと思っています。北海道では海鮮でバーベキューをしましたし、長野ではそばをゆでて山菜の天ぷらを揚げました。見渡す限りの絶景に囲まれて、気の合う仲間とおいしいものを食べながらゆっくり過ごす。最高じゃないですか!
話す二人
キャンプにバイク、音楽と、二人の話題は尽きません
自分なりのスタイルでキャンプを自由に楽しみたいという立元さん。今後やってみたいキャンプはふたつあると言います。
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立元さん

ひとつは海外でのキャンプ。国が変わるとギアや食材も変わるし、飛行機で持っていけないものもあります。情報を集めてチャレンジしたいですね。もうひとつが島キャンプ。バイクで島をまわったり堤防で釣りをしたり、自然の中でのんびりと楽しみたいです。
ダックローのビール
楽しいキャンプを重ねて、また新しいアイデアが湧いてくるかと思うとワクワクします。直近では2024年7月11日、キャンプで飲みたいクラフトビールをダックローデザインのラベルで発売。 アウトドア仲間とアイデアを出し合って生まれたビール。重すぎず、晴れやかな気分の一杯で、立元さんが大好きなポテトサラダとも相性抜群。夏空の下、新たな楽しみを提供してくれそうです。 ビールの詳細はこちら
【取材協力】
  • 店名:「茶割ダイナー Do the Boogie(ドゥ ザ ブギー)」
  • 住所:東京都杉並区和泉1-3-3
  • 営業時間:19:00~3:00
  • 定休日:火曜日
  • 公式インスタグラム:茶割ダイナー Do the Boogie
撮影/木下 誠、取材・文/Odanaka Masako

キャンプ好きの通う店

お酒が好きなキャンプの達人たちは、普段どんな店に通っているのでしょうか?アウトドア業界人のお気に入りのお酒、おつまみ、よく通うお店を紹介します。


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