
「焚き火台は、ここまでシンプルでいい」直火感覚が味わえる一台【目利きのキャンプギア】
2026.07.20キャンプ用品
焚き火が好きになるほど、炎との距離にこだわりたくなりますよね。TAKIBISMの「REAL FIRESTAND JIKABI S」は、まるで直火のような感覚で焚き火を楽しめる一台。余計なものを削ぎ落としたシンプルさが、焚き火の時間をもっと豊かにしてくれるんです。
焚き火って、眺めている時間が一番贅沢
薪をくべる。炎がゆっくり育っていく。パチパチと薪がはぜる音を聞きながら、コーヒーを飲む…。
そんな「何もしない時間」を味わえるのが焚き火の魅力ですよね。
だからこそ、焚き火台もできるだけシンプルであってほしい。
そんな人にこそ使ってほしいのが、編集部が惚れたTAKIBISM(タキビズム)の「REAL FIRESTAND JIKABI S」です。
炎との距離が近い。それだけで焚き火は変わる
TAKIBISMの「REAL FIRESTAND JIKABI S」は、その名の通り“直火”をイメージした焚き火台。
火床を低く設計することで、炎との距離がぐっと近づきます。視線を落とせば、そこにあるのはまるで直火のような景色。
安全性や調理性能を重視した焚き火台も増えていますが、この焚き火台が大切にしているのは、「炎を楽しむ時間」そのものだというわけです。
シンプルなのに、ちゃんと頼れる
火床には耐久性に優れたステンレスを採用し、薪をしっかり受け止めながら、空気を取り込みやすい設計が採用されています。
さらに、直径約310mm(パンの直径は約230mm)はソロキャンプにはもちろん、少人数で焚き火を囲むのにもちょうどいいサイズ感。
どの方向からも炎が美しく見えるので、仲間との焚き火時間が素晴らしいものになるはずです。
外周フレームの一部に窪みが設けられていますが、これは火を操るホストの場所とされているのもおもしろいところです。
【編集部が惚れた理由】
本体重量は約720gと持ち運びやすく、それでいて耐久性の高いステンレス製。軽さだけでなく、長く付き合えるつくりも魅力でした。
TAKIBISMらしさは、焚き火への向き合い方にある
TAKIBISMは、兵庫県の槙塚鉄工所から生まれたアウトドアブランド。
長年、鉄と向き合ってきた職人たちが、「焚き火をもっと楽しむための道具」を追求し続けています。
だからこの焚き火台にも派手なギミックはありません。
必要なものだけを残して、焚き火そのものを楽しめる形にハンドメイドで仕上げています。
使い込むほどに愛着が湧いてくるのも、このブランドらしい魅力かもしれません。
編集部のひとこと
便利な焚き火台は、たくさんあります。
でも、「炎を眺める時間」をここまで大切にしている焚き火台は、それほど多くありません。
REAL FIRESTAND JIKABI Sは、焚き火を料理のための火ではなく、キャンプの主役として楽しみたい人にこそ使ってほしい一台。
薪をくべて、火を育てて、ただ炎を眺める。そんな贅沢な時間がもっと好きになるはずです。
制作者

キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
公式Instagram:@hinata_outdoor
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