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3COINSのクーラーボックスの画像

3COINS(スリーコインズ)からクーラーボックスが発売!気になる保冷力を検証

おしゃれで機能的な雑貨が人気の「3COINS」から、夏のアウトドアに欠かせない「クーラーボックス」が販売され話題を集めています。そこでこの記事では、実際に製品を購入して保冷力や使いやすさを検証しました。セット使いできる保冷剤も紹介します。

3COINSの目玉商品「クーラーボックス」

3COINSは、300円の商品を中心に便利でおしゃれなアイテムを展開する人気の雑貨ブランド。近年ではアウトドアグッズが充実しており、その中でもデザイン性と機能性を兼ねそなえた「クーラーボックス」が話題です!
3COINSのクーラーボックスの画像
【基本情報】
  • 品名:クーラーボックス
  • 価格:1,320円(税込)
  • 容量(約):7L
  • サイズ(約): [外寸]幅29×奥行き21.9×高さ26.9cm [内寸]幅21.1×奥行き14.1×高さ22.6cm
  • 収納目安: [缶]350mL×9本 [ペットボトル]500mL×6本
  • カラー展開:ネイビー、ベージュ
  • 素材: [本体、フタ、ハンドル、バックル、ベルト]ポリプロピレン [フタパッキン]発泡ポリエチレン [断熱材]発泡スチロール
  • 公式サイト:クーラーボックス

3COINSのクーラーボックス4つの魅力

3COINSのクーラーボックスの魅力を解説します。「価格が安いと機能性が低いのでは?」と思っている人も多いのではないでしょうか?容量や携帯性などの優れているポイントを詳しく紹介します。

1~2人にぴったりの容量

3COINSのクーラーボックスに350mLの缶を6本入れた様子
3COINSのクーラーボックスに350mLの缶を6本入れた様子
3COINSのクーラーボックスの容量は約7L。350mLの缶が9本500mLのペットボトルが6本入ります。ソロキャンプなら飲み物と食材、2~3人のキャンプなら飲み物専用のクーラーボックスとして使える容量です。
3COINSのクーラーボックスに350mLの缶を8本入れた様子
3COINSのクーラーボックスに350mLの缶を8本入れた様子
7本目以降は横向きにすることで、計9本入りました。
3COINSのクーラーボックスに350mLの缶を9本入れ保冷剤を入れた様子
3COINSのクーラーボックスに350mLの缶9本と保冷剤を入れた様子
あわせて購入した3COINSの保冷剤(約縦13×横20×厚さ2.5cm)を入れても、フタはしっかりと閉じます。
3COINSのクーラーボックスに500mLのペットボトルを6本入れた様子
3COINSのクーラーボックスに500mLのペットボトルを6本入れた様子
3COINSのクーラーボックスは内寸の高さが約22.6cmあり、500mLのペットボトルを立てて収納できます。さらにその上から3COINSの保冷剤を入れるとフタを閉められませんでしたが、下の画像のようにペットボトルを横向きにすればしっかりとすべて箱内に収められました。
3COINSのクーラーボックスに500mLのペットボトルを横向きに6本入れた様子
3COINSのクーラーボックスに500mLのペットボトルを横向きに6本入れた様子

持ち運びやすい2Wayタイプ

3COINSのクーラーボックスの画像
3COINSのクーラーボックスは、持ち手に加え取り外し可能なショルダーベルトも付属されています。ショルダーベルトはやわらかいポリプロピレン製で幅は約2.5cm。ショルダーベルトがあれば荷物が多いキャンプでも移動が楽になります。

材質は軽量なポリプロピレン

3COINSのクーラーボックスの画像
本体の表面やフタ、ハンドル、バックルはポリプロピレン製です。ポリプロピレンは軽量なことが大きな魅力で、本製品も約970g(実測)と非常に軽量です。また強度にも優れているといわれますが、フタや側面などを強く押してみると少したわんでしまいました。筆者の感覚では「コンクリートや岩場に落とすと割れてしまうかも」と少し心配です。 断熱材は、アウトドアブランドのクーラーボックスにも使われる発泡スチロールが採用されています。発泡スチロールはウレタンや真空パネルなどの断熱材に比べると、断熱効果・保冷力は高くありませんが安価で軽量なことが特徴です。どれくらいの保冷力があるかは記事の後半で検証します。

ツートンカラーのおしゃれなデザイン

3COINSのクーラーボックスの画像
3COINSのクーラーボックスは、シンプルなパステルカラーで老若男女問わず好まれるデザインです。カラー展開はネイビーとベージュの2種類。今回購入したネイビーは表面はネイビー、内側は薄い黄色のツートンカラーになっています。アウトドアブランドはかっこいいデザインが中心ですが、3COINSのクーラーボックスは、とてもカジュアルな印象です。

クーラーボックスの保冷力を徹底検証

3COINSのクーラーボックスの気になる保冷力を検証します。

検証方法

3COINSのクーラーボックスの画像
水を入れて凍らせた500mLのペットボトルをクーラーボックスに入れ、1時間後3時間後5時間後の内部の温度を計測します。温度計をクーラーボックスに入れ、フタを閉めて30秒経過したタイミングの温度を測定しました。また何割程度氷が解けているかもあわせて観察します。

検証条件

3COINSのクーラボックスの画像
  • 日時:6月初旬、11:00スタート
  • 場所:日の当たらないベランダ
  • 天気:晴れ
  • スタート時の気温:27.1℃
  • 氷を入れていない時点の内部温度:25.3℃

【1時間後】氷は表面がうっすらと解けている

スタートから1時間後の氷の様子
スタートから1時間後の氷の様子
  • 内部温度:19.7℃
  • 時刻:12:00
  • 気温:27.3℃
スタートから1時間経過した段階では、氷の表面がわずかに解けている程度。氷を入れる前よりクーラーボックス内部は5℃ほど温度が下がり、フタを開けるとひんやりとした冷気を感じました。

【3時間後】氷は1割程度解けているが、内部の温度はほぼ変化なし

スタートから3時間後の氷の様子
スタートから3時間後の氷の様子
  • 内部温度:20.3℃
  • 時刻:14:00
  • 気温:28.9℃
スタート時より2℃ほど気温が高くなり、内部の温度が開始1時間後の状態と比較して0.6℃上昇。氷が1割程度解けていたものの、内部の温度は2時間前とほぼ変わらず、保冷力が保たれていました。

【5時間後】氷は2割ほど解けているが、保冷力をキープ!

スタートから5時間後の氷の様子
スタートから5時間後の氷の様子
  • 内部温度:20.5℃
  • 時刻:16:00
  • 気温:28℃
スタートから5時間経過しても内部の温度は20℃前後を維持。氷は2割ほど解けていましたが、クーラーボックス内部はひんやりとしており、保冷力を実感できました。

セットで使いたい!3COINSの保冷剤を紹介

クーラーボックスは、保冷剤を併用することで食材や飲み物の冷たさをキープできます。3COINSからは、クーラーボックスにぴったりサイズの保冷剤が販売されています。3COINSでクーラーボックスを購入するときはぜひセットで使用してください。
3COINSのクーラーボックスと保冷剤の画像
3COINSの保冷剤はSNS映え間違いなしのおしゃれなデザインが魅力です。同メーカーのクーラーボックスにぴったり収まるサイズでセット使いがおすすめ!ハードタイプなのでソフトタイプのように破ける心配がなく、汚れてもさっと拭くだけできれいにできます。
    【基本情報】
  • 品名:保冷剤
  • 価格:330円(税込)
  • カラー展開:アイボリー、ネイビー
  • サイズ(約):縦13×横20×厚さ2.5cm
  • 素材: [材質]ポリエチレン [内容物]水、吸水性ポリマー、安息香酸ナトリウム、塩化ナトリウム
  • 公式サイト:保冷剤
3COINSのクーラーボックスに保冷剤を入れた様子
3COINSのクーラーボックスに保冷剤を入れた様子

3COINSのクーラーボックスはこの夏大活躍

3COINSのクーラーボックスは、おしゃれなデザインと、キャンプやピクニックで手軽に使えるサイズ感が魅力です。アウトドアブランドの製品に比べて価格が安く、コストを抑えたい人にもおすすめ!夏のレジャーで飲み物をしっかりと冷やして持ち運びたい人は、3COINSのクーラーボックスを試してみてください。

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