キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
エバニュー

キャンパーも支持する「EVERNEW」の魅力とは!人気のワケを愛用者に聞きました

ソロキャンプなどで装備を少なくしたいときに、軽量なギアが欲しいと思っている人も多いのでは?そこでおすすめなのが、日本生まれの軽量クッカー「EVERNEW(エバニュー)」です。今回は、エバニューの製品を多数愛用するキャンパーにインタビューし、魅力を深掘りしながらおすすめアイテムを紹介。日本メーカーならではの高い品質や使いやすさへのこだわりなど、軽さだけではない強みに注目です。

世界初のチタンクッカーは日本生まれ

日本生まれの軽量クッカーを手がける「エバニュー」とは

東京・蔵前で誕生し、2024年で創業100年を迎えるエバニュー。社名は創業時の店名「増新商店」にちなみ、増々新しい=Ever Newという訳がされたことが由来です。 第二次世界大戦を乗り越えて徐々に会社の規模を拡大し、1994年には世界初のチタン製コッヘル(クッカー)の開発に成功。当時は加工が難しいとされていたものの、試行錯誤を繰り返し、構想から2年もの歳月をかけて発売されました。 チタンクッカーシリーズは金物の街として知られている新潟県燕市で製造。燕商工会議所に設置された、製造場所と品質を認定する委員会「メイド・イン・ツバメ」にも認められた、日本が誇る高品質なアウトドアギアなのです。 また同社は、アウトドアギア以外にウインタースポーツ用品や学校・幼児教育用品なども製造。学校で使う跳び箱やライン引など、アウトドアをしない人でも一度は触れたことのある製品も手がけているのです。

金物の町「燕市」が誇る国産チタンクッカー

エバニューの魅力を教えてくれるのはこのキャンパー

今回、エバニューの魅力を教えてくれるのは、30年以上のキャンプ歴を持ち、バイクでのキャンプツーリングやソロキャンプを楽しむNoriyukiさん。野営スタイルのキャンプは、アウトドア好きなら一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。 Instagramに投稿されるクッカーへのこだわりや、スタッキングのノウハウなどが人気を集めており、参考になるとキャンパーから注目されています。 中でも、Noriyukiさんの投稿に多く登場するのがエバニューのアイテム。今回の取材にこれ以上にぴったりなキャンパーはいない!と確信し、その魅力についてインタビューをしました。

軽さだけじゃない!自分流のスタッキング術も楽しめる

エバニュー

出典:Instagram(@8ball_coffee)

エバニューの「Backcountry Almi Pot」に「Ti 570FD Cup」、「mulTiDish」、「Ti アルコールストーブ」などをスタッキング。炊飯、おかずの調理、お湯を沸かすという3つの作業を効率よくできるとのこと。
約20年前から、登山装備の軽量化を目的にエバニューのチタンクッカーを使い始めたというNoriyukiさん。現在はエバニューだけでなんと20〜30製品持っているのだとか!そんなエバニューファンのNoriyukiさんに、魅力を聞きました。
person icon

Noriyukiさん

エバニューの魅力は、技術力の高さやディテール。そしてスタッキングなどで自分オリジナルも楽しめるところです。 例えば、チタンクッカーの「MP500 Flat」はふたがカチッとはまるので、コーヒーを淹れるときに横にしてもふたが落ちず、ケトルとしても優秀です。 そんな細かい職人の本気を感じつつも、TibiTibiやGubiGubiなど、ユーモアのあるアイテムもあります。実用一辺倒ではなく、おもしろみがありますよね。

マニアが厳選!持っておきたいエバニューアイテム4選

ここからは、Noriyukiさんに代表的なエバニューアイテムをおすすめしてもらいます。

Ti U.L. Pot 600

まず紹介したいのは、エバニューの大定番ともいうべき「Ti U.L. Pot 600」。アルファ米に250mLのお湯を注いだ後に、スープに200mLを注いでも余裕のある600mLの大容量を、0.3mm厚のチタンを使って重さわずか95gで仕上げた平型クッカーです。 平型なので炎にふれる面積が広く、中に入れた水や食材に効率良く熱を通します。内側に目盛りがついているのもポイント。山の上でも分量や味付けに失敗せず、おいしいご飯が食べられるのです。
person icon

Noriyukiさん

初めてエバニュー製品をゲットするならこれ!平型で安定感があります。「Ti 570FD Cup」と「Ti 400FD Cup」をスタッキングできるので、フライパン料理が必要なければ、この3つで調理が完結します。 熱伝導が良すぎるので、炊飯は焦げやすく難しいといわれていますが、実はそんなことありません。エバニューの「Ti アルコールストーブ」の上に五徳を使わずこのクッカーを直接置くと、トロ火になってご飯もおいしく炊けるんです。

エバニューチタンクッカーの大定番はコレ!

Ti Mug pot 500 Stove set

次に紹介するのは、「Ti Mug pot 500」と「アルコールストーブ用スタンドDX」、「Ti アルコールストーブ」の3点がセットになったパック。全て容量550mLの「Ti Mug pot 500」に収納できる優れもので、ソロキャンプやハイキングでの調理にぴったり。調理に必要なものを全てこれ一つで完了できます。 アルコールストーブならではの静かに燃える青い炎や、チタン特有の焼け色が楽しめるのも同商品の醍醐味で、焚き火やガス火とは一味違った趣も味わえるでしょう。
person icon

Noriyukiさん

付属するアルコールストーブは火力が強いのが魅力!時間が限られたキャンプや登山では短時間でご飯が食べられるので重宝しています。 私も同じアイテムを持っていて、中にはBICのミニライターかSOTOのトーチを入れています。

アルコールストーブデビューにもおすすめ

U.L. Alu Pan 16cm

Dura-Liteと呼ばれる薄型で耐久性の高いアルミ素材を採用した「U.L. Alu Pan 16cm」。アルミの強みである熱伝導率の高さを持ちつつ、わずか134gとチタンに負けない軽さが特徴です。 内側には、Titaniumプラズマコーティングが施されており、焦げ付きにくいのもポイント。調理後もサッと拭き取ればキレイになるので、洗い物ができないハイキングや、洗い場が遠いキャンプサイトでも便利です。
person icon

Noriyukiさん

同商品の14cmタイプを愛用中。16cmモデルは、ソロキャンプで鍋料理をたっぷりと食べたり、デュオキャンプで料理をシェアしたりするシーンで重宝しそうです!

洗えないシーンでも清潔に使える!

Alu Table / light

最後に紹介するのは、幅29.5×奥行18.6×高さ9.3cmのA4用紙よりひと回り小さいサイズで、ちょっとした食材や飲み物を置くには十分な大きさの「Alu Table / light」。重さは173gなので、みかん一個と同程度。まさに超軽量です。 折りたためば厚さはわずか13mmなので、バックパックの背面にもノートのようにすっぽり。仲間とのハイキングで背中から取り出せば、予期せぬテーブルの登場に喜ばれるでしょう。トレイルの途中に見つけたスペースや、ベンチの上に1段高いテーブルをつくりたいときなど、どこでも脚を広げるだけでサッと使えます。
person icon

Noriyukiさん

自然とより近づけるのが魅力の「地べたスタイル」ですが、水平面を保てる小さなテーブルがあるとキャンプがさらに快適になります。 食器やカトラリーを地面に直接置くよりも衛生的ですし、小物を置く場所を固定できるので紛失防止にも。 テーブルを使うだけで人としての文化レベルが上がった気がしちゃうのもあって、コンパクトなテーブルはぼくもよく使います。なんだか落ち着けたり、気分が上がりますよ。

軽量テーブルで地べたスタイルがグッと快適に!

エバニューの軽量ギアでアウトドアをもっと深く楽しもう

手に入れれば装備を軽量化できるエバニューのギア。身軽になった分いつもより奥のサイトまで足を運んでみたり、ほかのアイテムとのスタッキング力を追求してみたりと、アウトドアの楽しさが広がるはずです。気になるアイテムがあれば、ぜひ次のキャンプで使ってみてはいかがでしょうか?

「軽さ×スタッキング」で選ぶならエバニュー



あわせて読みたい記事