「薪割り」でキャンプの焚き火は倍楽しめる!家族の手を怪我から守ってくれるアイテムも紹介
いつもよりもっと焚き火を楽しむために、薪割りやフェザースティックづくりに挑戦したいと考えるファミリーキャンパーも多いのではないでしょうか。とはいえ、このような作業には刃物で怪我をしてしまう不安もつきもの。そこで今回は、親子で薪割り&焚き火を楽しんでいるファミリーのキャンプに密着。子どもでも簡単に薪割りができるギアや、怪我から手を守ってくれるアイテムを紹介してもらいます。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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「薪割り」でキャンプはもっと楽しくなる
キャンプの醍醐味の一つといえば「焚き火」。リラックスタイムやキャンプ飯の調理などなど、普段の生活にはない素敵な時間を過ごすのに欠かせない存在です。焚き火をもっと楽しむ方法があるとすれば、知りたい人は多いのではないでしょうか。
そんな焚き火を充実させるための一つの方法が、楽しい薪割りタイム!そこで今回は、焚き火好き家族のキャンプに密着して、薪割りのコツを教えてもらいました。
焚き火タイムを見せてくれるのはYasuさん&Chisatoさんファミリー
今回、薪割りを楽しむ方法を紹介してくれるのは、Yasuさん、Chisatoさん夫婦と2人姉妹の4人家族。
Instagramをチェックしても分かる通り、準備から含めて親子で焚き火を楽しんでいるファミリーです。ギアやサイトをシンプルにまとめつつ、ファミリーキャンプには珍しい無彩色や無骨なギアもどんどん取り入れているのも、焚き火好きならではのポイントかもしれません。
親子で楽しめる薪割りギアを紹介!
子どもと一緒に薪割りや焚き火を楽しむなら、道具選びも気にしたいところ。Yasuさん&Chisatoさんファミリーはどのような道具で安全を確保しながら作業しているのでしょうか。
子どもでも握りやすい「小さめ鉈」が活躍
小さめシリーズ(ライトブルー)
薪割りの主役はBABACHOの「多喜火鉈」。全長約245mm・刃渡り110mm、重量240g程度と、コンパクト&軽量なので、子どもでも無理なく扱えます。
小さめシリーズ(ライトブルー)
大きくて重いナタで不安定な作業を進めるよりも、小さなナタを使って上から少しずつ叩いていくことで、安全で楽しい薪割りが進められるというわけです。先がとがっておらず危険性が低いのも選んだポイント。
また、ナタを使うときは手元を守るためにもグローブを使うのが安心。その際は、刃物で切れにくい耐切創手袋(後述のタングステン耐切創手袋「ストロングンテ」など)を選ぶのがおすすめです。
叩くだけのシンプルギアも
こちらもYasuさん&Chisatoさんファミリーの使用頻度が高い薪割りギア・トリパスのブレード付き薪割り台「ファイヤーサイドコックピット」です。
ブレードに薪を設置してハンマーなどで叩くだけで割れるので、慣れていないキャンパーや子どもでも簡単に薪割りができるすぐれもの。組み立て式で収納時はコンパクトになるので、荷物がかさばらないのもうれしいところ!
左:小さめシリーズ(イエロー)/右:レギュラーシリーズ(ベージュ)
トップリングが広く設けられているので、太めの薪も大丈夫。大きな薪だって子どもの力でズンズン割れるとあって、「私もやりたい!」と姉妹で薪割り役の取り合いになっていました。
パパやママが支えて、子どもが叩くという協力プレーも、きっとキャンプのいい思い出になっているはず!
きれいな形になるかな?フェザースティックづくりも楽しみの一つ!
ブッシュクラフトスタイルのキャンプではおなじみのフェザースティック。着火しやすいように細かく切り込みつつ、美しく仕上げるのも憧れポイント!
左:レギュラーシリーズ(ブルー)/右:小さめシリーズ(ライトブルー)
工作気分でトライできるので、子どもにフェザースティックづくりを手伝ってもらうのもおすすめです。
成功のコツは、柔らかく削りやすい「針葉樹」を選ぶこと。着火しやすい特性もあるので、はじめての焚き火でもスムーズに楽しめるはずです。ナイフのブレードに近い部分をしっかり握り、木材の角をまっすぐ削っていくイメージで進めるのがおすすめです。
ナイフを使用するこの作業でも、手元の安全確保が第一優先。このときもグローブ(後述のタングステン耐切創手袋「ストロングンテ」など)を忘れずに着用したいところです。
「ストロングンテ」で手の安全を守るべし!
焚き火の準備から包丁を使う調理まで、みんなでキャンプを楽しむYasuさん&Chisatoさんファミリーですが、「安全」に作業することが素敵な思い出づくりに必須の条件です。そこで注目したいのが、両手に着けているあのアイテム!
薪割りや調理の危険はグローブで防げる
左:レギュラーシリーズ(ベージュ)/右:小さめシリーズ(ライトブルー)
「薪や刃物に触るときは怪我をしないようにグローブが欠かせません」とChisatoさんが話すように、危険を伴う作業にはグローブ選びも重要です。
そこで安全かつ、細かい作業もできる「ちょうどいい」グローブを探していたYasuさん&Chisatoさんファミリーが見つけたのが、パナソニックのタングステン耐切創手袋「ストロングンテ」(以下、ストロングンテ)でした。
フィット感がありながら切り傷や摩擦にも強いとあって、薪割りなどをするキャンプにももってこいなのです。
【基本情報】
商品名:タングステン耐切創手袋「ストロングンテ」
サイズ:
[小さめシリーズ]SSS、SS、S
[レギュラーシリーズ]SS、S、M、L、LL
カラー:
[小さめシリーズ]ライトブルー、ブラック、イエロー
[レギュラーシリーズ]ベージュ、ブルー、レッド
価格:1,650円(税込/小さめシリーズ)、1,760円(税込/レギュラーシリーズ)
※パナソニックストアプラスでの価格
金属繊維「タングステン」を編み込んで刃物でも切れにくい
レギュラーシリーズ(ブルー)
ストロングンテには素材にステンレスの約2倍の強度(※)をもつ「タングステン」が採用されているのが見逃せないポイントの一つ。パナソニックならではでもある、白熱電球のフィラメント技術を応用したグローブなのです。(※SUS304ステンレスとの引張強度の比較)
高い耐切創性と作業のしやすさが特徴で、キャンプにもぴったり。手元が滑ってしまったときなどの予期せぬ刃物の動きにも手元を守ってくれます。
Yasuさんが「フェザースティックづくりのような細かい作業ができるうえに滑りにくいので、使い心地は抜群!」と言うとおり、繊細な手の動きを邪魔しない柔軟性も持ち合わせています。
「手のひら柔らかゴムコート付」で、テントやタープの設営でも活躍!
レギュラーシリーズ(ベージュ)
「グリップを効かせやすいのもありがたいです」と、テント設営中のChisatoさん。大人用のレギュラーシリーズには、手のひらに耐摩耗性に優れるニトリルゴムのコーティングが施されているので、設営中に滑ったりするリスクも軽減。安全でスムーズな作業ができるのです。
「小さめシリーズ」で子どもや手の小さい女性にもぴったりフィット!
左:小さめシリーズ(イエロー)/右:レギュラーシリーズ(ベージュ)
「キャンプでは刃物をはじめ危険なものが多いですが、子どもたちにフィットして手をケガから守ってくれるグローブってなかなか無いんですよね」とChisatoさん。
一般的な革手袋には大きなサイズのものが多く、子どもには使いにくいものですが、デイリーユース(小さめシリーズ)ならSSSからSとサイズ展開が豊富なのもポイントです。子どもや手の小さい女性にもしっかりフィットするサイズが見つかるので、キャンプでも心強い味方になってくれるというわけです。
小さめシリーズは指ゴムコートで手が蒸れにくいので、暑くてグローブを嫌がる子どももストレスなく使えるはず!子どもや子どもの産み育てに配慮した製品などが選ばれるキッズデザイン賞(2023年)を受賞していることも、子どもが使うことをしっかりと考えられている証拠です。
小さめシリーズ(ブラック、ライトブルー、イエロー)/レギュラーシリーズ(ブルー、ベージュ、レッド)
カラーラインナップは小さめシリーズとレギュラーシリーズともに、それぞれ3色を用意。機能性だけでなく、サイトのスタイルやコーディネートに合わせて選べるのもストロングンテの魅力です。
Yasuさんも「サイトやギアはシンプルにしていますが、子どものコーディネートには柄や派手カラーのアイテムを差し色に使うようにしています。こういうかわいい色があると子どもも楽しんで使ってくれるんですよ」と大満足。
装着したままスマートフォンの操作もOK!
レギュラーシリーズ(ブルー)
せっかくのキャンプでは、その思い出を写真や動画で残したいはず。でも、スマートフォンで撮ろうとするたびに、グローブを着けたり外したりするわずらわしさを感じることもしばしば…。
その点、ストロングンテのデイリーユース(レギュラーシリーズ)なら、着けたままでスマートフォンなどのタッチパネル操作ができるのでノーストレス。Chisatoさんも「大助かりですよ。指先がガードされてないと結局ケガが防げないですしね」とのことです。
親子での料理にも活躍
小さめシリーズ(ライトブルー)
キャンプで料理をしていると「私が切る!」と子どもが興味を示すのはよくあること。とはいえ、ナイフで細かい作業を任せるのは心配です。
ここでも活躍するのがストロングンテ。耐切創性があるのでナイフで手を切ってしまう心配も少なくなり、一緒にクッキングタイムが楽しめます。手にフィットするのでインナーグローブとしてもOK。上にビニール手袋を着ければ衛生面もバッチリ!
洗濯して使い続けられるエコ仕様!
レギュラーシリーズ(ブルー)
何度も洗濯して綺麗なまま保てるのも、ストロングンテがアウトドアにも向いている理由の一つ!型崩れしづらく乾きやすいので、翌朝のキャンプ飯づくりやキャンプサイトの撤収にも続けて活躍させられるのです。
使い捨てする必要もないので経済的。子どもたちもキャンプを通じて「物を大切に使い続ける」ことを学べるかもしれません。
「ストロングンテ」でキャンプはもっとチャレンジできる
キャンプの設営には細かい作業から危険を伴うシーンもたくさん。「ストロングンテなら、キャンプでの一連の作業を着けたままでできるんですよね。スムーズに楽しめるのでとても助かっています」とYasuさんが言う通り、パパママだけでなく子どもも一緒に作業ができるようになると、キャンプがもっと楽しくなるはずです。
今までとは違う遊びにチャレンジしたり、何もしない贅沢な時間を多くとれたりと、ストロングンテ一つでキャンプの可能性が広がりますよ!
※本品は耐切創性素材を使用していますが、刃物やガラス、金属のバリなどに対して絶対に切れない、破れないというものではありません。突き刺しに対する耐性はありませんのでご注意ください。綿やナイロンなどの素材と比較して、切創抵抗値が高く切れにくく、切創事故防止の目的でつくられている商品です。また、高温に対する耐性はありません。火器の近くや50°以上の熱いものを扱う作業には使用しないでください。使用上のご注意をよくお読みのうえ、ご使用ください。
撮影/福森公博、モデル/Yasuさん&Chisatoさんファミリー