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キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力

本当は秘密にしておきたい!キャンパーなら訪れるべき「福島県・川俣町」の魅力と遊び方

「キャンプが大好き!でも、いつものキャンプ場にはちょっとマンネリ気味…」そんな悩めるキャンパーも少なくないはずです。そこで今回は、hinataが特別にいま行きたい穴場スポットをこっそり教えちゃいます。それは福島県・川俣町。周囲をぐるりと山に囲まれたこの地には、そと遊びはもちろん、グルメもお土産もほかにはない素敵な出会いが待っているのです。キャンプにサプライズを求めるあなたも、ぜひとも川俣町の里山に触れてみてください。

キャンパーなら必見!福島県「川俣町」って知ってる?

福島県・川俣町は県北部の中通りに位置する、四方を山に囲まれた約127.7平方キロメートルの面積を有する町です。 古くから絹織物業も盛んで「絹の町」としても愛され、特に最近は、NHKの連続テレビ小説『エール』の主人公・古関裕而氏ゆかりの地としても、さらに広く知られるようになりました。

そと遊び好きこそ訪れるべき、自然が広がる町

里山の豊かな自然が広がっているのも、キャンパーが見逃せない川俣町の魅力の一つです。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
川俣町峠の森自然公園より望む町の中心部
町の東側には富士山が見える北限の場所としても人気の「花塚山」が位置し、麓にはキャンプ場も備える「川俣町峠の森自然公園」や、自然の地形を生かした「花塚の里」などのレジャー施設も。さらに、体験農園やそば打ち体験施設などの特別な時間を過ごせる場所が点在することも特徴です。 また、1995年の「ふくしま国体」で会場となったことに端を発して、フェンシングが盛んな土地としても有名になりました。田んぼに張った氷で楽しめる天然のスケートリンクやロードレース、さらに国内最大級のフォルクローレの音楽祭「コスキン・エン・ハポン」が毎年開催されていたりと、文化的な魅力にもあふれています。
東北新幹線が通る福島市に隣接していることもあって、関東エリアからアクセスしやすいのもうれしいところです。 JR福島駅の周辺から自動車で約30分走れば町の中心部に到着できるので、キャンプやアウトドアアクティビティはもちろん、観光の目的地としてもおすすめ。景色も美しい国道114号線を東進するだけなので、初めてでもスムーズに旅を楽しめるはずです。

一度は訪れたい!キャンプ向きのスポット

人気インフルエンサーが「キャンパー目線」で深堀りします!

同地ならではの個性が詰まっている福島県・川俣町ですが、他県のキャンパーにはまだまだなじみが薄い場所かもしれません。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
キャンプや車中泊で旅をしながらスローライフを発信する、夫婦YouTuberの「さいとう夫婦」
そこで今回は、動画クリエイターとして人気YouTubeチャンネル「脱サラさいとう夫婦」を運営する「さいとう夫婦」が、同地の魅力をキャンパー目線で深堀りすることに!キャンプ場を起点に、グルメ・ショッピング・観光スポットや地場産業の見学などを満喫してきました。

川俣町は「キャンプ+α」で遊ぶのがベスト!あなたを待っているモノ・コトって?

さいとう夫婦にとってマストなのは、やっぱりキャンプ! ということで、キャンプを軸とした川俣町でのそと遊びプランを立ててみました。街の中心部にも近い花塚山の麓におすすめのキャンプ場があるといいますが、一体どのような素敵な時間が待っているのでしょうか?

まずは「無料キャンプ場」を基地に!

キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
旅の拠点として選んだキャンプ場が、こちらの「峠の森自然公園キャンプ場」です。 大自然が広がる峠の森自然公園の中でも最も高い位置に、約1,700平方メートルの平らな芝が広がる開放的なスポット。クルマもすぐ近くに駐車できるフリーサイトながらも、利用料が無料という好条件に驚きが隠せません。 今回の旅は、このキャンプ場を起点に川俣町のさまざまなモノ・コトにふれてみることにします。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
場内には薪や炭火が使える炊事場も完備されています。 キャンプサイトでは直火でなければ火を使うことも可能ですが、専用の炊事場で豪快にキャンプ飯づくりが楽しめるのもうれしいところ。子ども連れキャンプでもみんなで調理すれば、忘れられない思い出になること間違いなし!もちろんこれらの設備も無料で利用可能です。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
キャンプ場の目の前には雄大な景色が迫る「吾妻連峰眺望所」も。 キャンプの合間に、日本百名山にも選ばれる安達太良山や吾妻連峰の眺望をゆっくり満喫できるのもここだけの特権なのです。 【基本情報】 峠の森自然公園 住所:福島県伊達郡川俣町飯坂字上切伏地内 電話:024-566-2111(農林振興課 農業振興係) アクセス:東北自動車道 福島西I.Cから約50分 公式サイトはこちら
「素晴らしいキャンプ場なのに無料というのに驚きました。事前に役場へ申請するだけでチェックイン・チェックアウトの手続きが不要なのも、自由度が高くていいですよね。峠道を上がった先の自然の中にあるので、思いきりアウトドア気分に浸れます!」(さいとう夫婦)

川俣町は「やみつきご当地食材」の宝庫でした

全国的に知られている「ご当地食材」に出会えるのも川俣町のいいところです。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
川俣シャモを使った親子丼
その代表格がこちらの「川俣シャモ」。脂っぽさを抑えつつも深みのあるコクと適度な弾力の肉質で、観光客にも人気の逸品です。町内には川俣シャモを使った親子丼やラーメンなどを味わえるお店もあるので、同地に立ち寄った際は試してみるのがおすすめ!
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
川俣町内にある養鶏場での一コマ
もちろん、川俣シャモはキャンプ飯との相性もばっちり。町内の道の駅などでも販売されているので、キャンプ場への道中にぜひチェックしてみてください。
「今回は特別に川俣シャモを生産する養鶏場を見学させてもらいました。出荷直前の成長したシャモが立派で少し驚きました。これなら肉が引き締まっていておいしいのも納得です」(さいとう夫婦)
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
また、川俣町といえば納豆も名物として知られています。 こちらの「川俣納豆」は地元住人にも長く愛され続ける商品で、町内をはじめ福島市内各地のスーパーなどでも販売されています。川俣町ならではの味を使って、ご当地キャンプ飯に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
生産するのは、町の中心部に工場を構える明治43年創業の老舗「増田屋商店」。以前は工場を併設する店頭でも販売を行っていましたが、現在は卸販売のみ。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
一般的な納豆に使われるものよりも大粒な「福島県産大豆」が使用されています。 エアコンなどで温度管理された部屋で発酵工程を行うのが一般的ですが、増田屋商店では創業当時から続く「炭火保温」による独自の製法がとられているのも特徴です。炭から発生する気体が発酵中の納豆に独特の風味を与え、川俣納豆ならではの風味・味わいが完成するのです。
「納豆は豆が大きくてびっくり。キャンプ飯のアレンジにも向いていると思います」(さいとう夫婦)

宴の前はゆっくり「銭湯」で

キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
「キャンプではお風呂も欠かせない!」そんなキャンパーにも川俣町はおすすめです。 さいとう夫婦が利用した「峠の森自然公園のキャンプ場」にはシャワーが設置されていませんが、町内にはエントツが目印のアットホームな銭湯「藤の湯」があるのでご安心を!
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
藤の湯の女湯
浴場に足を踏み入れると、福島出身の銭湯絵師・中島盛夫さんの指導によるペンキ絵が目に飛び込んできます。 日本に3名しかいない銭湯絵師が携わった作品を眺めながら、のんびりとお湯に浸かるのもおすすめです。 【基本情報】 藤の湯 住所:福島県伊達郡川俣町鶴沢字京田38-16 電話:024-566-4922 営業時間:15:00〜22:00 定休日:不定休

キャンプの「遊・食・楽」がここにある!

初めての味に舌鼓!ここだけの食材でキャンプ飯を

川俣町の「食」や「文化」を紹介してきましたが、ここからはさいとう夫婦のキャンプ時間をレポートしていきます。まずは川俣町で手に入れた食材でつくるキャンプ飯!
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
厚めの油揚げを半分にカットし、その中に「川俣納豆」と青ネギを詰め込み、炭火でじっくりと焼いた「油揚げの納豆はさみ 焼き」です。 シンプルな食材と簡単な調理ですが、それだけ納豆本来のうまみが口いっぱいに広がります。しょうゆをかけても間違いなし! 【使用した食材】 ・川俣納豆:1パック ・青ネギ:1/2本 ・油揚げ:2枚 ・しょうゆ:適量
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
こちらは「川俣シャモ」のモモ&ムネ肉、そして白ネギでつくった「ねぎま串」。 シャモの味をダイレクトに楽しめるように、シンプルに炭火で焼き上げた1品です。地元の人に話を聞いたところ、川俣シャモは複雑な調理をせずにそのまま食べるのが一番おいしいとのこと。最後に少しだけ塩をかけると、最高の一品になりました。 【使用した食材】 ・川俣シャモ(モモ&ムネ):150g ・白ネギ:1本 ・塩:適量
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
ご当地食材でキャンプ飯を満喫できるのは、キャンパーにとって最高の贅沢です。川俣町には、ほかの地ではなかなか出会えないような同地ならではの食材が待っているので、その喜びはなおのこと! 今回はそのものの味を確かめるためにシンプルな料理を試してみましたが、いろいろなアレンジにチャレンジするのも楽しいはずです。
「川俣町産の食材はとってもおいしかったです。シャモは歯ごたえがしっかりとしていて、脂身が少なくて、どんどん食べたくなる感じ。キャンプ帰りにもお土産に買いました」(さいとう夫婦)

ここだけの「旅の記念」もお忘れなく

川俣町に遊びに行ったなら、思い出に残る品を買うのもお忘れなく。町内にはさまざまなお店でショッピングが楽しめますが、今回はその中から特にさいとう夫婦が気になったスポットを紹介していきます。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
川俣町は日本有数の絹織物の産地。その始まりは今から1000年以上も前と言われ、この地に養蚕の技法を伝えたという崇峻天皇の妃「小手姫」の伝説がいくつも残っています。 川俣町で生産されるシルクの特徴は、空気の衣をまとったような軽さ、そして薄さだそう。そんな高品質な絹を使用した製品をお土産にすれば、受け取った人に喜んでもらえること間違いなしです。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
絹製品を手に入れるなら、道の駅かわまた併設の「かわまた銘品館シルクピア」がおすすめです。 ストールやスカーフ、ハンカチなど、普段の生活にも溶け込む製品が数多く並べられています。もちろん、川俣町ならではのお菓子や、川俣納豆、川俣シャモのメンチカツ、アンスリウムをチェックするのもお忘れなく! 【基本情報】 かわまた銘品館シルクピア 住所:福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字東13-1 電話:024-566-5253 営業時間:9:00〜17:00 定休日:年末年始 アクセス:東北自動車道 福島西I.Cから約30分
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
一番人気の「しょうゆ飴」(税抜250円)は甘じょっぱく懐かしい味わい
次に立ち寄りたいのは、創業120年以上の歴史を持つ「竹屋菓子店」です。 昔ながらの和菓子をはじめ、ロールケーキなどの洋菓子も製造・販売するこちらの一押しは、なんといっても看板商品の「飴」。こだわりの製法で1つずつていねいに仕上げられた飴は、50以上もの種類がラインナップされています。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
店内はまさにお菓子の遊園地!駄菓子屋に訪れたようなワクワクを感じる人も多いはずです。いずれも手に取りやすい価格のものばかりなので、ついついいろいろな味の飴でショッピングバッグがいっぱいになってしまうかも!? 【基本情報】 竹屋菓子店 住所:福島県伊達郡川俣町鉄炮町58 電話:024-565-3655 営業時間:9:00〜18:00 定休日:火曜日、毎月最終日曜日 公式サイトはこちら
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
「かわまたアンスリウム」も川俣名産物として近年注目されている逸品です。 近畿大学による「“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト」の一環として栽培が開始された花で、土壌の代わりにスポンジのような手触りのポリエステル媒地と、液体肥料を活用して栽培されているのが特徴です。 赤や白、ピンク、グローンなど、さまざまな色が楽しめ、ハート型のエナメルのような質感の葉も魅力です。熱帯アメリカ原産の観葉植物なので花持ちがよく、お土産にもぴったりだというわけです。 購入できるのは「観光農園スマイルファーム」、「道の駅かわまた」、「とんやの郷」。収穫したての新鮮なアンスリウムを並べています。 【基本情報】 観光農園スマイルファーム 住所:福島県伊達郡川俣町山木屋字社前32-1 電話:070-4084-2799 営業時間:9:00〜15:00 休園日:金曜日 公式インスタグラムはこちら

まだまだある「お土産スポット」

キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
お土産選びで困ったら「農産物直売所ここら川俣店」を覗いてみるのも楽しいはずです。季節の野菜や果物、花、農産加工品などなど、川俣町を味わい尽くせる商品が並べられています。
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
福島県の特産品として全国的にも名高い「モモ」もご覧のとおり。 タイミングが良ければ、スーパーマーケットなどではお目にかかりにくい規格外品を格安で手に入れられるかもしれません。キャンプ飯の材料選びはもちろん、帰る前の最後の立ち寄りスポットとしても満足できるはずです。 【基本情報】 農産物直売所ここら川俣店 住所:福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字東13-1 電話:024-566-2670 営業時間:9:00~17:00 定休日:年末年始

みんなに教えたくなる!キャンプの目的地

新しい出会いと懐かしさ。川俣町はキャンパーを受け入れてくれる場所でした

今回は、キャンパーなら一度は訪れてみたい「福島県・川俣町」の魅力と、アウトドア好きにおすすめの理由を紹介しました。 無料で利用できるキャンプ場をはじめ、キャンプ飯の食材にもぴったりな特産品、アウトドア好きも納得の観光・ショッピングスポットなどなど、キャンパーが楽しくなるモノ・コトが満載!全国各地でキャンプを楽しむさいとう夫婦も、初めて訪れた川俣町の魅力に惹きつけられたようです。

アウトドア好き夫婦から見えた景色とは

ああああ
「峠の森自然公園のキャンプ場が、きれいなのに無料で利用できることにとにかく驚きました。あとは川俣シャモの成鳥がすごく強そうで印象的!シルクピアで触れた絹製品は薄くて手触りが良くて、全国的にも知られていることにも納得しました。いろいろな楽しみがあるので、ぜひまた遊びに来たいですね」(齊藤春奈さん)
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
「川俣町を訪れて感じたのが、なんだか神秘的だな、ということです。東北エリア全体に言えることですが、特にこの町にある雄大な景色・豊富な自然は、アウトドア好きなら天国のように思えるはず。自動車でも関東圏から4時間ほどなので、ちょっとした旅行気分で訪れられるのもポイントです」(齊藤広太朗さん)
キャンパーにおすすめな福島県川俣町の魅力
川俣中央公園にある「小手姫像」。園内には音楽堂や日本庭園、ちびっこ広場なども
今回はさいとう夫婦による川俣町の楽しみ方をレポートしましたが、ソロ派もファミリーキャンパーも素敵な時間を満喫できることは間違いなし。いつものキャンプにマンネリを感じている人も、ぜひ福島県・川俣町でのキャンプで新たな発見を楽しんでみてください!

次の休日は川俣町でしか味わえない体験を!

川俣町×hinataの無料「プチキャンプイベント」が開催!

2023年10月28日(土)〜29日(日)の期間に、無料で参加できる20組限定の「hinataプチキャンプイベント」が開催決定! 1泊2日のイベントでは、ワークショップ(ブッシュクラフトプチ体験の予定)や、川俣シャモを使うバーベキュー講座が行われます。会場はこの記事でも紹介した「峠の森自然公園キャンプ場」。キャンプを楽しみながら川俣町の魅力にふれるチャンスです! イベントへの参加は下記の応募フォームにて。応募期間は2023年9月25日(月)23:59までなので、気になるキャンパーは早めにチェックしてみてください! 【イベント概要】 hinataキャンプin川俣町
  • 日時:2023年10月28日(土)〜29日(日) ※雨天決行
  • 場所:峠の森自然公園キャンプ場(福島県伊達郡川俣町飯坂字上切伏地内)
  • チェックイン/チェックアウト:13:00/13:00予定
  • 参加費用:無料
  • 抽選:20組(1組あたり最大10人)
  • 応募期限:2023年9月25日(月)23:59まで
  • ※当選者には、2023年9月29日(金)までにhinataよりメールにて連絡を差し上げます

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