【ジムニー女子に直撃】すぐに実践したい「キャンプなクルマ」の必須アイテムはこれでした

愛車選びの候補に「ジムニー」を考える人も多いはず。扱いやすい軽自動車ながらも、ラダーフレームやパートタイム4WD、リジッドアクスル式サスペンションなどの本格装備が与えられた、日本を代表する超本格クロカン車！ 特に現行型(JB64)ジムニーがもつ、スクエアで個性的なルックスも唯一無二。過酷な環境を走破するために与えられたものであるものの、かわいさを覚えるファンも少なくありません。 そこで今回は、人気のジムニーをライフスタイルに取り入れているキャンパー・asamiさんに密着。キャンプを楽しむために実践している、愛車のアレンジ術を見せてもらうことにしました。

素敵なジムニーライフを送っているasamiさんですが、アイテム選びの条件とは一体どのようなものなのでしょうか。

まずは愛用のキャンプギア(一部抜粋)をチェックしてみましょう。 写真のランタンやオイルランプのように、「かわいい＆機能的」をキーワードにしたモノ選びが特徴です。チェック柄が特徴のロゴスのシュラフや、雑貨店で見つけたレトロなインテリア用品やウッド系のものも多用してコーディネート！

S'more(スモア)のワンポールテント「Tetto」をメインに、ベージュ系のギアで統一したソロキャンプサイトがこちら。愛車のジムニーもマッチする素敵な空間に仕上げられています。 asamiさんこだわりの「かわいい＆機能的」なキャンプギアはこちら

キャンプギアと同じく自分だけのキャンプに重要なのがクルマ選び！そこでここからは、asamiさんの愛車を詳しくチェックしていくので、ぜひ参考にしてみてください。

asamiさんの元にジムニーがやってきたのは約1年半前。オーダーから半年ほど待ってようやく納車された宝物です。 「父がずっとジムニーを所有していて、子どものころから慣れ親しんでいました。いつか自分も乗りたいという気持ちが強くなってついに買っちゃいました！現行モデル(4代目・JBJB64)は形もかわいいですよね」(asamiさん) 購入後まもなく、タイヤやキャリア類、内装にも手に入れてキャンプ向けにアレンジしたそうです。平日は通勤や買い物などの足として休日はキャンプのお供にと、今ではasamiさんにとって欠かせない相棒に！

月に1～2回はキャンプに出かけるasamiさん。その際はセカンドシートを倒して荷室スペースを拡大し、キャンプ道具を満載しています。 「積載時はなるべく箱型のハードケースを使って安定させ、隙間にソフトバッグや小物を積むようにしています。実はまだ後席に人を載せたことがなくて、いまだにシートにビニールカバーが付いたままなんです(笑)」(asamiさん) パッキングや積み降ろしも手慣れた様子。レザーのガーランドや木枠などでオシャレにデコレーションしているのもジムニー女子ならでは！

ジムニーでキャンプを満喫するべく、ショウワガレージ製のルーフラックも装着しています。 「ソロキャンプでは活躍することは少ないかもしれませんが、いかにもキャンパーっぽくて素敵だなと。無骨に見えてアルミ製だから軽いのもこれに決めた理由の一つです」(asamiさん) キャンプでのまったり時間には、ここからハンギングチェーンで木板をつるしてラック代わりにすることも。移動式カフェのような空間に早変わり！

asamiさんがジムニーに乗るうえで絶対に実行したかったと言うのが「タイヤの変更」でした。数あるタイヤの中でトーヨータイヤのオープンカントリーを選んだ理由や乗り心地などを聞いてみましょう。

トーヨータイヤの「オープンカントリー」シリーズは、SUVやクロカン向けに開発されたオフロードタイヤです。近年のSUVブームも手伝って、本格派からシティユーザーまで高い装着率を誇る人気銘柄！ asamiさんが選んだのは、M/T(マッドテレーン)とオン・オフの性能をバランスさせたA/T III(オールテレーン)の中間に位置する「R/T(ラギットテレーン)」です。 「キャンプ場でも安心できる走破性はもちろん、ワイルドなボリューム感やキュートなホワイトレターがオープンカントリーならでは！」と、キャンプギアと同じく「かわいい＆機能的」な視点を大切に選んでいることを教えてくれました。

「ジムニーは軽量・スリムかつラフに走れるので、それだけタイヤの持ち味を体感して楽しみやすいと感じています」(asamiさん) キャンプ場では大きな枝や轍(わだち)にストレスを感じることもあったそうですが、タイヤを変更してからはガンガン走れるように！

目的地のキャンプ場を目指して100～200kmの距離を走行することも少なくありません。 「オフロード寄りのタイヤなのに、舗装路でも振動やノイズが少ないことにびっくりしました。高速道路を長時間走ってもストレスなく快適です」(asamiさん) 日常の足としても走り回っているジムニーですが、濡れた路面で滑ったり不意にハンドルをとられたりしたこともないそう。まさにルックスと性能の両立が叶う理想的なタイヤだというわけです。

トーヨータイヤの「オープンカントリー」は2023年で生誕40周年。今では幅広い層のユーザーに「オプカン」の愛称で親しまれています。 歴史ある銘柄だけあって、現在はM/T、R/T、A/T IIIなどとさまざまなバリエーションがラインナップされているのもオープンカントリーならではのポイントです。 ここからは「どれを選べばいいの？」と悩むキャンパーのために、ジムニー向にもマッチするオープンカントリーそれぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

R/T（ラギッドテレーン）は、オンロードでの快適性や耐久性(A/T)と、オフロードでの走破性(M/T)を両立した、2016年の発売以来多くのユーザーに支持されているトーヨータイヤ独自のオールマイティモデルです。 左右で異なるサイドウォールデザインを採用し、サイズによってホワイトレターまたはブラックレターが選べるのも特徴。小型SUV・小径ホイール用が中心で、ジムニー向けには185/85R16やLT225/70R16サイズが用意されています。

• 燃費性能：★★★★★☆☆☆☆☆
• ドライ性能：★★★★★☆☆☆☆☆
• ウェット性能：★★★★★★☆☆☆☆
• 静寂性：★★★★☆☆☆☆☆☆
• 乗り心地：★★★★★☆☆☆☆☆
• マッド性能：★★★★★★★★★☆

オンオフ兼用でおなじみのA/T III(オールテレーンIII)は、舗装路でのグリップ力をキープしつつ悪路や雪道などにも高いレベルで対応させたほとんどオールシーズン使えるマルチパーパスモデルです。 R/T同様にデイリーユースからアウトドアレジャーまで活用するユーザーにおすすめ。ジムニー純正と同じ175/80 R16サイズがラインナップされています。

• 燃費性能：★★★★★★☆☆☆☆
• ドライ性能：★★★★★★★☆☆☆
• ウェット性能：★★★★★★☆☆☆☆
• 静寂性：★★★★★☆☆☆☆☆
• 乗り心地：★★★★★☆☆☆☆☆
• マッド性能：★★★★★★★★☆☆

2021年発売のモデルがA/T EX(オールテレーン EX)です。 ドライ・マッド性能とアクティブなデザインを持つA/Tの魅力そのままに、左右非対称パターンかつホワイトレター仕様で個性的なスタイルを実現。ジムニーと同径の16インチ用ではカスタムサイズの215/70R16サイズが展開されています。

• 燃費性能：★★★★★★☆☆☆☆
• ドライ性能：★★★★★★☆☆☆☆
• ウェット性能：★★★★★★☆☆☆☆
• 静寂性：★★★★★★☆☆☆☆
• 乗り心地：★★★★★☆☆☆☆☆
• マッド性能：★★★★★★★★☆☆

オープンカントリーが登場した1983年時のパターンデザインを復刻したM＋S(マッドアンドスノー)タイヤが、785です。 当時のロゴデザインをそのまま演出した「レトロデザイン」と、ロゴ＆モデル名にアイボリーレターを採用した「モダンデザイン」の2種をラインナップ。こちらは、205R16C 110/108N 8PRのワンサイズが販売されています。

• 燃費性能：★★★★★★☆☆☆☆
• ドライ性能：★★★★★☆☆☆☆☆
• ウェット性能：★★★★★★★☆☆☆
• 静寂性：★★★★★☆☆☆☆☆
• 乗り心地：★★★★☆☆☆☆☆☆
• マッド性能：★★★★★★★★☆☆

今回はジムニー女子のアイテム選びをチェックするべく、asamiさんのキャンプに密着させてもらいました。キャンプギアと同様にこだわりを注ぎたいクルマ。その中でもタイヤ選びも重要であることがわかったはずです。 みなさんもタイヤ選びを検討するなら、「かわいい×機能的」が叶うトーヨータイヤのオープンカントリーを候補に入れてみてはいかがでしょうか。オプカン女子になれば、きっと理想のキャンプライフが楽しめますよ！

Instagram(＠teamtoyotiresjp) 撮影／渡辺昌彦