急な雨も心配ナシ!梅雨キャンプを乗り切るための「水に強い」ギアを厳選紹介!
6月はアウトドア派にとってドキドキするシーズン。毎日続く雨、うっとうしいですよね〜。とはいえ、キャンパーだったら外遊びはやめられないもの。だったらしかるべき雨対策を講じたうえで、キャンプ場へ向かうのが賢いやり方でしょう!そこで今回は、急な雨が降っても怖くない、梅雨にこそ頼れるギアをご紹介。ぜひチェックして、真夏までの期間を乗り切りましょう!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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「梅雨だからキャンプに行かない」のはもったいない!
急な雨に対応してくれるギアをそろえれば問題なし!
アウトドア派のみなさん。6月に入ってから、ちゃんとキャンプへ出かけられていますか? おそらく「行きたい気持ちは山々だけど、雨が降りそうだからちょっと…」と、せっかくの週末を家で過ごしている人も多いハズ。
たしかに、キャンプ遊びにとって雨は大敵です。地面がぬかるんでいるとテンションが下がるし、テント&タープの下から出られないんじゃアウトドアフィールドまで足を運んだ意味がない。だから雨に降られる可能性のあるキャンプとは、距離を置きがちになりますよね。
でも、ちょっと待ってください。出かける前から本降りの場合は別として、「もしかしたら降るかも?」くらいの予報のときにキャンプを中止するのはもったいない。きちんと事前に対策さえしていれば、急な雨は決して怖くないのです。
そこでこの記事では、突然雨が降ってもキャンプを中断せずに済むためのギアを紹介。どれも頼りになるアイテムばかりですよ!
テント&タープは大きめを選ぶべし!
長時間いる場所だから雨でも快適に過ごしたい
まずは、寝室としては当然のこと、いざという場面で避難場所としても使えるテントから。コールマンの「タフスクリーン2ルームTX/MDX」です。
このテントの特徴は、なんといってもそのサイズ感。4〜5人で広々と使える上にゆとりのある前室を備えているので、寝室&リビングスペースをこれ1つで作り出すことができます。
たとえば前室では、こんなふうにテーブルを広げて遊ぶことも可能。もし雨が降った場合でも、耐水圧約2,000mmのシートの下で快適に過ごせます。
専用ポールが2本付属するため、正面と左右の3方向にキャノピーを作ることも。こうした“ミニタープ”があると、なにかと使い勝手がいいのです。
インナーテントのサイズは幅300×奥行き250×高さ175cm。大人4人が川の字で寝られるゆとりがあります。つり下げ式なので、フックを引っ掛けるだけで設置は簡単。
インナーテントを外せば、大型シェルターに早変わり!大人数が集まるデイキャンプなどで、みんながくつろげる基地となってくれます。
フライシートには「テックスファイバーポリエステル」という、ポリエステルなのにまるでコットンのようなナチュラルな風合いの生地を採用。表面には耐久・撥水性を向上させるテフロンコーティングを施しているので、乾きが早く雨天時の撤収のストレスを軽減してくれます。
また、そのシート類を支えるフレームは屈強なアルミ製。雨に加えて、風にも強い一石二鳥な大型テントとなっています。さらに全面フルスカートで虫の侵入が抑えられるのも注目ポイント。冬場は冷気を防いでくれます。
こちらの商品は、首都圏を中心に展開するアウトドア用品店「エルブレス」で購入可能。気になったら店舗へと足を運んでみてください!
エルブレスの店舗検索はこちら
続いての「基地」はこちら。同じくコールマンの「XPヘキサタープ/MDX」です。75デニールのポリエステルタフタ生地を使用したこちらは、防水&UVカット加工を施した頼もしいアイテム。幅460×奥行き435×高さ230cmの大判な1枚で、ソロからグループまであらゆるキャンプスタイルで活躍してくれます。
わずらわしい高さ調節は、左右のクロスポールを広げるだけで簡単にできるのがうれしいところ。クロスポールはシングルロープで手軽に固定できます。
身に着けるウェアは防水がマストでしょ!
「浸水しない」という状態が何より大事
急な雨対策としてテント&タープを用意したとしても、トイレなどでその外へ出ないといけない場面も多々あります。また、夏といえど山奥は朝晩で冷え込む時間帯もあるので、アウターと長パンツは各1つ持っておくのが安心。
そこでおすすめなのが、ロジャーエーガーの「クライマセンサー」シリーズ。こちらはメンズ向けのモデル。こんな防水のジャケットとパンツを持っておけば、突然の雨でも身体を濡らす心配が少なくて済みます。
その耐水圧は、パンツとジャケットともに25,000mm。ジャケットはアウターシェルとしても高い実力を備えています。それでいて高度な透湿性も確保。水を通さないしムレにくい、という雨天でも快適に過ごすための十分なスペックを持っています。
ジャケットはフロント両サイドに大型のポケット付き。濡らしたくないスマホなどを収納するのにもぴったりです。
パンツの裾部分には長めのファスナーがついており、シューズを履いたままでも着脱しやすいのが高ポイント。急な通り雨が止んだ後は、防水パンツをサッと脱げて楽ちんです。
ドローコードによりサイズ調整はいたってイージー。ストレッチ性の高い生地なので、可動性が高いのも高評価のポイントです。
そして、こちらの製品はレディースも用意あり。耐水圧や透湿性といったスペックは上で紹介したメンズとまったく同じなので、カップルでお揃いを着てキャンプするなんていうのも楽しそうです。
防水性はご覧のとおり。大粒の雨だって怖くありません。
テントの中で遊べるゲームがあるといい!
最後に紹介するのは、キャンプ中に雨が降ってしまい、テントの中にステイしなければいけない状況で役立つアイテム。チャムスの「テーブルクロス」です。
柄を見ればお気づきだと思いますが、そう、実はこれテーブルクロスとしてはもちろん、オセロの盤面としても活躍する1枚なんです。
もちろん64枚のオセロ用コイン付き。サイズは140×110cmです。
こんなテーブルクロスがあれば、「雨が降ったらオセロの合図!」だなんて、キャンプ時のお決まりの遊びができて楽しいかもしれません。生地の表面には撥水加工が施されているので、少しくらいなら飲み物をこぼしたってへっちゃらです。
雨にも負けず、梅雨のキャンプを楽しもう!
天候の変わりやすい山において、突然の雨はどんなベテランキャンパーであっても避けられないもの。でもだからといって、アウトドアへ足を運ばないのは週末がもったいないですよね。
そうならないためにも、雨に強いテントやタープでまずは広〜い基地を確保し、防水性の高いジャケット&パンツを用意して身体が濡れないよう対策を講じ、いざとなったら室内でも遊べるギアを持参するのが吉です。
今回お届けしたアイテムは、どれもタフな作りで長く使えるものばかり。毎年使うことを見越して、早いうちにゲットしてしまった方がお得ですよ。今後は梅雨シーズンのキャンプが楽しくなること間違いなしです!