キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
おもてなしキャンプのイメージ

出典:PIXTA

「キャンプ幹事」必見!プロ店員に聞く、デイキャンプ理想のタイムスケジュール

2023.06.23ノウハウPR

キャンプ経験のない友人や家族を連れて、非日常なひと時を過ごしてもらう“おもてなしキャンプ”。 キャンプの奥深い魅力にどっぷり浸かってもらうには、もてなす側としてどのようにリードするかが重要なポイント。今回は、"おもてなしキャンプ"の経験豊富な達人に取材。前回の「事前準備のポイント」に続き、当日の流れに沿っておもてなしに必要なノウハウを聞いてきました!

“おもてなしキャンプ”は、準備や段取りを入念に!

おもてなしキャンプのイメージ

出典:PIXTA

“おもてなしキャンプ”とは、場所選びから持ち物の選定、メニュー決め、当日の予定組みまで自分が取りまとめ、初心者キャンパーを楽しませるスタイル。初めてなので何をすればいいのかいまいちわからない、という友人や家族をもてなすとなると、当日のイメージはしっかりと持っておきたいところ。 初心者キャンパーを誘うなら、日帰りで行くデイキャンプから始めるのがおすすめです。今回は、おもてなしキャンプの経験豊富なアウトドア専門店のスタッフに取材し、当日の流れに沿ってノウハウを伝授してもらいました!

おもてなしキャンプのプロに聞きました!

icon

エルブレス イオンモール木曽川店

伊藤友哉さん

愛知県在住で、キャンプ歴7年。ソロからグループまでいろいろなスタイルをこなす。仲間をおもてなしする場合は、日帰りで行くデイキャンプがメイン。準備〜運転〜当日の料理まで、全てを自身が担当する。スケートボード、サーフィン、スノーボードなど横乗り系も得意。

「おもてなしキャンプ」当日の理想のタイムスケジュールを公開

【7:00】早め集合で長く遊ぶ!

キャンプの準備

出典:PIXTA

person icon

伊藤さん

当日は7:00~8:00ごろ、駅などにまとまって集合してもらい、自分の車でピックアップしてキャンプ場に向かいます。日帰りであれば大がかりなギアは不要なので、私の方で人数分の用意をし、前日までに車に詰め込んでおきます。ほかのメンバーに、手ぶらで参加してもらえるくらいのイメージで準備するのがポイント!
キャンプの買い出しのイメージ

出典:PIXTA

person icon

伊藤さん

キャンプ場に向かう途中にスーパーなどで食材を購入します。数人で買い出しをすると時間がかかりがちなので、うまく誘導してスムーズに進めるのがコツ。私の場合は当日までにメニューを決めておき、余計なものを買い過ぎないように注意しています。調味料はスパイスボックスに入れて持参し、クーラーボックスは食材の量に合わせたものを用意します。

午前中は時短でサイト設営+お待ちかねのキャンプ飯

【10:00】到着したらサクッと拠点づくり

キャンプのイメージ

出典:PIXTA

person icon

伊藤さん

9:00〜10:00ごろにはキャンプ場に到着。キャリーワゴンを使って一気に荷物をサイトに運びます。拠点はシンプルにタープを張り、チェアとテーブルを配置するだけ。ここまで私一人でも20分程度で作業は完結できます。1秒でも長く自然の中でくつろげるように考えた結果、チェアリングのような身軽な装備に落ち着きました。

【11:00】キャンプ飯はお手軽なホットサンドメーカーで

ホットサンドメーカー
ホットサンドメーカー
person icon

伊藤さん

朝早く集合してからの車移動。到着するころにはお腹が減っているはず。設営後はすぐにキャンプ飯の準備に入ります。私のお気に入りは、直火でも使えるホットサンドメーカー。定番のハムチーズをはじめ、レシピが豊富なホットサンドを使い、ちょっと早めの昼ご飯にするのがいつもの流れ。ガスバーナーさえ持っていけば調理できるので、これ1台で済ませることも多いですね。

午後はフリータイム多めでのんびりと過ごす

【13:00】仲間との自由な時間を楽しむ

キャンプでのバドミントン

出典:PIXTA

person icon

伊藤さん

午後はあえて予定を詰め込まず、基本的にフリータイムにします。その場の流れで、メンバーと語り合うだけでもいいですし、フライングディスクやバドミントンといったアクティビティを楽しむのもあり。広いキャンプ場だと周囲の散策に出かけることもあります。焚き火も好きではありますが、火おこしや後処理に時間がかかるので無理にはやりません。もてなし側だからといって張り切って手間暇かけすぎるのは失敗の元。だらだらとみんなで一緒に楽しめればOK!

【15:00】こだわりのコーヒーをふるまう

キャンプのコーヒー
person icon

伊藤さん

15:00ごろには私自身の趣味でもあるコーヒーをふるまいます。コーヒー関連のギアは、ミルやドリッパーなどコンパクトなものばかりなので、かさ張りません。誰でも手軽に豆から本格的なコーヒーを淹れられるので、おすすめ。ただし、ここで気を付けたいのはコーヒーの好みやカフェイン耐性の個人差です。事前に聞き取りして苦手な人がいれば、牛乳と合わせてカフェオレにしたり、紅茶も用意しておいたりすると安心です。

小腹を満たす軽食を用意

キャンプで春巻き
person icon

伊藤さん

午後は小腹も空くので、ちょっとしたおやつメニューを考えておくのもポイント。ここでも活躍するのが、お昼にも使ったホットサンドメーカー。ホットサンドに限らず、焼き鳥や冷凍餃子、チキンナゲット、春巻きなど、アレンジを利かせられるのでおもてなしにぴったりです。

【17:00】早めの片付けでスムーズに撤収

キャンプの撤収

出典:PIXTA

person icon

伊藤さん

撤収を終えてキャンプ場を後にするのは、18:00ごろが理想的。最後にバタバタしないためにも、調理器具など使い終わったものは、明るいうちに片付けを済ませておきます。季節によっては夕方に暗くなり始めることもあるので、手元を照らすためのランタンなどは必ず持っていきます。元々、荷物は少なめにしているので時間がかかりすぎることもありません。

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

エルブレス イオンモール木曽川店

エルブレス木曽川
今回取材で訪れた「エルブレス イオンモール木曽川店」(愛知県一宮市)は2023年4月28日にグランドオープンしたばかり。キャンプやハイキング、釣りなどのアウトドア用品を幅広く取り扱っています。経験豊富なスタッフがニーズや要望に合わせてあなたにぴったりのアイテムをおすすめしてくれます。 【店舗情報】 エルブレス イオンモール木曽川店 住所:愛知県一宮市木曽川町大字黒田字八ケ池25-1 電話番号:0586-82-2261 営業時間:10:00~20:00

アウトドア経験豊富なスタッフによる安心の接客!


特集・連載