家族や友人を「初キャンプ」に連れて行きたい!初心者に楽しんでもらう「おもてなしキャンプ」のイロハ
キャンプの経験を何度か重ねると、そろそろ友人や家族を連れていきたいな、と思う人も多いのではないでしょうか。とはいえ、相手がキャンプの知識が少ない初心者ならば、それなりにハードルが高いのも事実。未経験者であれば、なおさら失敗なく楽しんでもらいたいもの。場所選びからギアの準備、メニュー決めなど、相手の初心者キャンパーに「また行きたい!」と言ってもらえる成功法をお伝えします。
初心者キャンパーをもてなすには、“段取り”名人に!
まず初心者を連れてキャンプに行くなら、宿泊ではなく日帰りから始めるのがおすすめ。一日で完結するのでスケジュールを合わせやすく、荷物も最小限に抑えられるメリットがあります。入口のハードルが低いので気軽に誘いやすいのも魅力です。
ただ、日帰りと言ってもキャンプに変わりなく、満足度の高い時間を過ごしてもらうには、もてなす側の段取りが欠かせません。そこで今回は、これまでキャンプ経験ゼロの数々の友人らをキャンプ沼にはめてきた、アウトドア専門店のスタッフに取材。プロ目線で、おもてなしキャンプの極意について教えてもらいました。
おもてなしキャンプのプロに聞きました!
エルブレス イオンモール木曽川店
伊藤友哉さん
愛知県在住で、キャンプ歴7年。ソロからグループまでいろいろなスタイルをこなす。仲間をおもてなしする場合は、日帰りで行くデイキャンプがメイン。準備〜運転〜当日の料理まで、全てを自身が担当する。スケートボード、サーフィン、スノーボードなど横乗り系も得意。
キャンプ場選びから始まるおもてなし
車で1~2時間の場所がねらい目
日帰りは気軽に楽しめる一方、どうしても時間の制約があります。集合場所からキャンプ場までの移動時間はなるべく抑えたいところ。朝集合で出発する伊藤さんの場合、車で片道1~2時間の範囲をひとつ目安にしているそう。自分が頻繁に利用する勝手知ったる場所がベストです。
設備の充実度も要チェック
一言にキャンプ場といっても設備の充実度はバラバラ。事前のリサーチで、トイレや水道など水回りの状況、売店の有無といった情報を仕入れておくと安心です。中にはキャンプ用品をレンタルできるところもあります。うまく活用すれば、手間をかけずに快適なキャンプを楽しめます。
とはいえ、あらゆる設備が揃った高規格なキャンプ場が都合よく見つかるとは限りません。しっかりと現地の状況を把握して、あらかじめ同行者に伝え、必要に応じた準備をしてもらうことが肝心です。
ギアの準備で心がける3つのポイント
【ポイント1】タープを軸とした必要最低限の構成
【ポイント2】人数に合わせて臨機応変にギアをチェンジ!
【ポイント3】スムーズな設営・撤収を重視
余裕を持った時間配分でスケジュールを組む
朝イチ集合で時間を確保
食材の買い出しはスマートに
現地でのフリータイムは多めに設定
キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ
エルブレス イオンモール木曽川店
今回取材で訪れた「エルブレス イオンモール木曽川店」(愛知県一宮市)は、2023年4月28日にグランドオープンしたばかり。キャンプやハイキング、釣りなどのアウトドア用品を幅広く取り扱っています。経験豊富なスタッフがニーズや要望に合わせて、あなたにぴったりのアイテムをおすすめしてくれます。
【店舗情報】
エルブレス イオンモール木曽川店
住所:愛知県一宮市木曽川町大字黒田字八ケ池25-1
電話番号:0586-82-2261
営業時間:10:00~20:00