最強のアウトドア浄水器おすすめ16選!災害・登山・キャンプで大活躍
アウトドアや災害時に頼れる最強の携帯浄水器を厳選!除去性能・タイプ別の選び方や使用シーン別のおすすめ16選を解説します。雨水や川などの水を飲料水に変えられる携帯用浄水器を用意しておくと、キャンプや登山、災害時などで安心です。最適なモデルを選びましょう。
アウトドアで携帯浄水器は必要?使うメリットとは?
アウトドアで使う携帯浄水器は、屋外できれいな飲料水を求めている人に便利なアイテムです。湖や川などの水は一見安全そうに見えますが、目に見えない汚染物質が含まれていることがあり、それが深刻な健康被害の原因となることがあります。
携帯浄水器を使用することで、水系伝染病の原因となるバクテリアや寄生虫、ウイルスなどに加え、土砂やさび、鉛などの不純物を除去し安心して水を飲めるようになります。災害時にも重宝するので、一つ持っていると安心です。
アウトドアで使える携帯浄水器の選び方
携帯浄水器を選ぶ際には、使う人のニーズと環境に合ったものを見つけることが重要です。携帯浄水器にはいくつかの種類があり、それぞれ性能が異なります。ここからは携帯浄水器の種類を紹介しながら、選ぶ上でのポイントを解説していきます。自分にぴったりのものがどれなのかチェックしてみてください。
タイプで選ぶ(ボトル/ストロー/ポンプ/吊り下げ)
ろ過性能で選ぶ(除去率・対応菌種)
使いやすさ・メンテナンス性も重要!
タイプで選ぶ(ボトル/ストロー/ポンプ/吊り下げ)
携帯浄水器には大きく分けて「ボトルタイプ」「ストロータイプ」「ポンプタイプ」「自重落下タイプ」の4種類あります。軽さ・スピード・浄水量など、それぞれ特徴が異なるので、シーンに応じたものを選びましょう。
タフ&大容量でキャンプもOK!プッシュ式浄水器「RIPURI」が画期的すぎです
キャンプや登山でおいしく安全な水を手軽に調達できる高機能浄水ボトル「RIPURI(リプリ)・ステンレスポンプボトル」が、応援購入サイト・Makuakeで2023年8月20日(日)まで応援購入を募集中!タフなメタルボディで衝撃に強く、フィルターを交換することでずっと使い続けられる優秀なアイテムです。キャンプ場で“あるある”な、「用意していた水が足りなくなっちゃった!」なんていう困りごとも解決してくれる逸品です。
ろ過性能で選ぶ(除去率・対応菌種)
携帯浄水器に使われているろ過材には、大きく分けて
「活性炭」「中空糸膜」「イオン交換樹脂」「不織布」の4種類があります。ろ過材の種類によって除去できるものが異なり、アウトドアなら細菌・寄生虫対応、防災備蓄ならウイルス除去対応が望ましいです。
- 活性炭
石油やヤシ殻、木材などの炭素物質を原料にして作られた炭素。表面の無数の穴でろ過し、不純物を取り除きます。脱臭などの日用品にも多く採用されているタイプで、においの除去効果が高いのも特徴。水のにおいが気になる時におすすめです。
- 中空糸膜
家庭用浄水器でも多く採用されているタイプ。糸の中が空洞になっていることで、不純物をろ過します。細菌だけでなく鉄分を取り除く効果が強く、水道管のサビなどにも対応できます。アウトドアでの水道水をろ過したい時におすすめです。
- イオン交換樹脂(イオン交換ポリマー)
水の中のイオンを分解し、有害なイオンを無害に変更する除去率の高いタイプ。細かく浄水できるタイプで、よりきれいな水を飲みたい人におすすめ。ただし、ほかのタイプよりも比較的価格が高くなる傾向があるため注意しておきましょう。
- 不織布
非常に細かく織られた繊維の目に引っかけてろ過するタイプです。大きめの不純物を取り除く時に使われ、除去率はそれほど高くありません。単体で使われることはほぼ無く、ほかのろ過材と組み合わせることで効果を発揮します。
また、フィルターの穴が小さいほど除去率も高くなるためチェックしておきましょう。携帯タイプでは0.1ミクロン前後のものが一般的ですが、
除去率の優れたものがいいなら0.01ミクロン前後の超微細タイプが良いでしょう。上で紹介した異なるフィルターの素材を組み合わせたものは、より多くの物質を除去するのにおすすめです。
使いやすさ・メンテナンス性も重要!
どんな携帯浄水器でも、使いづらければ出番が減りますし、メンテナンスのしやすさも重要です。
フィルター交換やその他のメンテナンスをメーカーの表記通りにおこなうことで、長期にわたって清潔で安全に使用できます。それぞれ選ぶ際に知っておきたい基準を紹介します。
- サイズ・重量:登山では100g以下の軽量モデルが人気
- 浄水スピード・容量:1分で1L浄水できるモデルも!急いで飲みたい場面に便利
- メンテナンス性:フィルター交換が簡単/洗浄方法が明記されていると安心
- 交換頻度とコスト:使い捨てよりも交換式のほうが長期的にはお得なことも
編集部おすすめ!最強の携帯浄水器3選
まずは編集部で厳選した、とっておきの携帯浄水器を紹介します!防災士が監修したものやテレビ番組で紹介されたものなど、評判が高いアイテムばかりなのでチェックしてみてください。
使い方が豊富な超コンパクト多機能モデル。ウォーターバッグにつけたり、ストローのように使用したり、チューブにつないだり、
さまざまな飲み方ができます。小型ながら、中空糸膜を使った独自のフィルターで、バクテリアやウイルスを99.9%も除去。携帯しやすく、登山やトレイルなど荷物を軽減したい人に適しています。
【基本情報】
- タイプ:ストロータイプ
- ろ過材:中空糸膜
- サイズ(約):直径3.5×高さ13.5cm
- 重量(約):140g
- 容量:500mL(パウチ)
防災士も推奨している信頼性の高いストロータイプの携帯浄水器。
フィルター寿命が3年と長く、
交換なしに5,000Lを浄水できます。お手入れは付属の注射器で逆注入して乾かすだけ。大腸菌やコレラ菌などの細菌に対応しています。ウォーターバッグやペットボトルにセットして使うことも可能です。
【基本情報】
- タイプ:ストロータイプ
- ろ過材:中空糸膜フィルター
- サイズ:幅3.5×奥行き3.2×高さ14.0cm
- 重さ:120g
- 容量:-
最大で30,000Lもの浄水が可能な電動タイプの浄水器。多くの水を浄水できるので、災害時のそなえとしても一役かってくれます。
LEDライトが搭載されており、
夜間や停電時でも操作可能。フック付きの携帯用ケースが付属していて、登山やキャンプなどで持ち出す際も、バッグに引っ掛ければ邪魔になりません。
【基本情報】
- タイプ:ポンプタイプ
- ろ過材:中空糸膜フィルター
- サイズ:幅5.3×高さ10.7cm
- 重さ:350g
- 容量:16.5L
アウトドアに使える最強の携帯浄水器13選
ここからはアウトドアに使える携帯浄水器を紹介します。人気アウトドアブランドのものから、軍用本格モデルまでさまざまなものをそろえたので、上の選び方を参考にぴったりのものを探してみてください!
スマートなクリアボトルを採用した水道水用の携帯浄水器です。
塩素や不純物を取り除きながら、
ミネラル分を残した水道水をおいしく飲めるのが特徴。カラーバリエーションも豊富で、キャンプやお家、オフィスなどでも使いやすいモデルです。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:中空糸膜フィルター
- サイズ:幅7.4×奥行き7.4×高さ23cm
- 重さ:170g
- 容量:600mL
手のひらサイズながら0.01ミクロンの超微細を実現したモデル。国内の厳しい検査基準をクリアし、安全に使用できることが証明されているため安心して使用できます。
ストロータイプなので持ち運びやすく、
登山などのアウトドアシーンにもぴったりです。
【基本情報】
- タイプ:ストロータイプ
- ろ過材:中空糸膜フィルター
- 本体サイズ:幅3.5×奥行き3.5×高さ14cm
- 重さ:50g
- 容量:-
セラミックフィルターを採用した耐久性のある携帯浄水器。
国際援助隊やアメリカの軍用として採用された実績があり、アウトドアや災害時にもより安全に水を確保できます。丈夫なつくりで長持ち、工具なしで分解できるのでメンテナンスしやすいです。
【基本情報】
- タイプ:ポンプタイプ
- ろ過材:セラミックフィルター
- サイズ: 幅10.2×奥行き17.8×高さ25.4cm
- 重さ:480g
- 容量:-
水筒のように使える便利なタイプ。
わずか10秒で浄水でき、
安全な水を素早くつくります。ウイルスや細菌、エキノコックスなどの寄生虫も99.9%も除去可能。小さな飲み口付きで、普通の水筒のよう。上からプレスするだけなのでアウトドア初心者にもおすすめです。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:中空糸膜フィルター
- サイズ:直径7.5×高さ25cm
- 重さ:354g
- 容量:500mL
国際赤十字・米国州警察・英国海軍・NATOなどさまざまな機関が公式採用!
世界最高基準の除去率を誇る携帯浄水器。ボトルを押して細菌やにおいを除去できます。セイシェルが独自に開発したイオン吸着フィルターは交換可能。予備をそなえておくことも可能。軍用レベルのものが欲しい人にぜひ試して欲しい商品です。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:ココナッツ活性炭
- サイズ(約):直径8×高さ22.8cm
- 重さ(約):128.5g
- 容量(約):600mL
重量61gの軽量浄水ボトル。柔らかいボトルは中央部が細いフォルムになっているため、女性や子どもでも持ちやすいのが特徴です。ボトルを押す・吸う、2種類の飲み方ができるのもポイント。アウトドアだけでなく、スポーツや日常でも使いやすいです。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:活性炭
- サイズ:直径7.6×高さ23cm
- 重さ:71g
- 容量:700mL
イギリス軍も採用する高性能なモデル。泥水を飲料水に変える網目の細かい超ろ過フィルターを採用し、まさに軍レベル!フィルターの寿命が来ると自動的に通水を停止するため、交換時期を把握しやすいです。浄水効果の高い携帯浄水器が欲しい人におすすめ。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:UFフィルター・活性炭フィルター
- サイズ:幅3.5×奥行き3.5×高さ14cm
- 重さ:635g
- 容量:750mL
ストロータイプのコンパクトな携帯浄水器。わずか57gの本体で、非常時にはお風呂の水を飲料水に変えることもできます。大腸菌やコレラ菌、チフス菌などの
水性感染症を引き起こす菌を99.9%まで除去し、災害時などでも一つ持っておくと安心。吸う力が弱い人でも使いやすいため、子ども用としてもおすすめです。
【基本情報】
- タイプ:ストロータイプ
- ろ過材:-
- サイズ: 直径2.6×高さ23cm
- 重さ(約):57g
- 容量:-
ペットボトルに取り付けて使用する携帯浄水器。川の水などもろ過できるため、災害用としても役立ちます。
丈夫なPP素材を採用し、リュックやポーチなどに入れて持ち運べて便利。カートリッジを交換すれば繰り返し使えるためコスパも良好です。
【基本情報】
- タイプ:ストロータイプ
- ろ過材:中空糸フィルター・繊維状活性炭
- サイズ(約): 直径4×長さ13.4cm
- 重さ(約):65g
- 容量:-
スイスで古い歴史を持つ浄水器専門メーカー「カタダイン」の携帯浄水ボトル。
微生物を99.9%、
バクテリアを99.9%除去する性能があり、川や湖の水でも安全な飲み水に変えてくれます。サイクリングやトレイルランニングなどにぴったりです。
【基本情報】
- タイプ:ボトルタイプ
- ろ過材:ホロファイバーフィルター
- サイズ:幅14×奥行き6.5×高さ26.5cm
- 重さ:65g
- 容量:600mL
バッグに水を入れてつるすだけで
自動的に安全な水をつくれる手間要らずなモデル。軽量でコンパクトに収納できます。マカロニ状のホロファイバーが、微生物やバクテリアを99.9%除去!たくさんの安全な水を手軽に用意したい人におすすめです。
【基本情報】
- タイプ:つり下げタイプ
- ろ過材:ホロファイバーフィルター
- サイズ: 幅23×奥行き7.5×高さ44.7cm
- 重さ:192g
- 容量:3L
まとまった量を浄水できるポリタンク型の携帯浄水器。タンクに水を入れて加圧するだけなので誰でも簡単に浄水できます。
アウトドアだけでなく災害時にも使え、
一つ持っていると安心。ファミリーやグループなど大人数のキャンプで使う人におすすめです。
【基本情報】
- タイプ:ポンプタイプ
- ろ過材:不織紙・活性炭・MF中空糸
- サイズ:幅22×奥行き33×高さ50cm
- 重さ:2kg
- 容量:1.7L
3層フィルターでろ過するポンプタイプの携帯浄水器。フィルターを交換すれば約10Lの水を浄水できるモデルです。アメリカの第三者研究機関により、
国家的規格であるNSF/ANSI規格でウイルスや細菌、
寄生虫を99.9%除去することが証明され、安心して使用できます。
【基本情報】
- タイプ:ポンプタイプ
- ろ過材:プレフィルター・カーボンフィルター・内蔵型ウルトラフィルター
- サイズ(約):幅8×奥行き4×高さ16.5cm
- 重さ(約):230g
- 容量:-
携帯浄水器のよくある質問(FAQ)
携帯浄水器選びでよくある疑問や、購入前・使用後に気になるポイントをまとめました。正しい知識を持っておけるよう、以下のQ&Aをぜひ参考にしてください。
Q. 携帯浄水器は本当に安全?ウイルスまで除去できる?
携帯浄水器の中には、ウイルスまで除去できる高性能モデルもあります。重要なのは、フィルターのろ過精度(μm・マイクロメートル)です。
一般的なバクテリアや微粒子であれば0.1μm対応の製品で十分ですが、ウイルス除去には0.01μm以下の超微細フィルターや、活性炭+中空糸膜の複合型が推奨されます。また、「NSF/ANSI認証」取得モデルであれば信頼性が高いと言えるでしょう。
Q. 子どもや高齢者でも使えるタイプはある?
ストロータイプは吸引力が必要なため、子どもや高齢者にはやや不向き。代わりにおすすめなのは、ボトルタイプ(押し出し式)やポンプ式、プレス式(GRAYLなど)のモデルです。ボタンや手押しでろ過できるタイプなら、力が弱い方でも安心して使えます。
Q. 海水は浄水できる?
基本的に使用不可です。ほとんどの携帯浄水器は、塩分を除去する機能を持っておらず、海水をろ過するとフィルターが劣化・破損する恐れがあります。
海水を飲用水に変えるには「逆浸透膜(RO)」などを備えた大型機器が必要です。どうしても必要な場合は、「海水対応」と明記された特殊モデルを選んでください。
Q. 山の沢水でも安全に使える?
バクテリアや寄生虫への対応がある浄水器であれば安心です。ただし雨後などは濁りや不純物が多いので、フィルター寿命が短くなる可能性があります。
Q. フィルターはどれくらいの頻度で交換が必要?
モデルによって異なりますが、数百リットル〜数万リットルの浄水で交換目安となります。たとえばSAWYER MINIは38万Lまで対応、一方でDAFIなどは150L程度の寿命です。
目詰まりが多い水(泥水・川水)をろ過する場合は、早めの交換や洗浄が必要になることもあります。各メーカーの推奨交換目安をチェックしましょう。
Q. 飛行機には持ち込み可能?海外旅行でも使える?
多くの携帯浄水器は機内持ち込み可能ですが、フィルター部分に液体が残っていると制限される場合があります。使用後はしっかり乾燥させてから持ち込むのがおすすめです。
また、水道事情が不安な海外では、プレス式や活性炭入りのボトル型が特に重宝します。1本持っておけば、ホテルや現地の水でも安心です。
アウトドアで携帯浄水器があるとないとでは大違い
アウトドアにおいて携帯浄水器は必需品とはいえないものの、あると何かと便利なアイテム。たくさんの水分を持ち運ぶ手間がかからず、いざというときにも役立つため、1つ持っていると安心です。今回の紹介した選び方を参考に、あなたにぴったりのものを選んでみてはいかがでしょうか。