【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けない「キューベンファイバー」とは?
「今さら聞けない!」そんなキャンプにまつわるモノ・コトを毎朝解説していく【今日のキャンプ用語辞典】。今日は、テントやバッグなどにも使われることもあ「キューベンファイバー」です。アウトドアやキャンプなどでも身近になってきた素材ですが、どのような特徴があり、どのようなギアが登場しているのでしょうか。
「キューベンファイバー」とは?
圧倒的な強度&軽量素材
「キューベンファイバー」は、圧倒的な耐久性と軽量性を兼ね備えた半透明の極薄フィルム生地です。密度の高いポリエチレン素材の繊維「ダイニーマ」をUV樹脂フィルムで挟み高い強度を実現。同時に軽量に仕上げられれているのもポイントで、強風を受けるヨットの帆や軍隊の防具にも使用されたりと、その実力は折り紙つき。防水性や紫外線による影響が少ないのも特徴です。
キャンプギアにもキューベンファイバー製品が多数
特性を活かしてテントやバックパックにも
キューベンファイバーは、高強度・軽量・高い防水性を備えていることもあり、テントやバッグなどに採用されることも増えてきました。経年変化による加水分解などもなく、長期的に使用できるのも優れた点。素材感にも独特のものがあり、特にUL系のガレージブランドのギアに多く用いられています。
キューベンファイバーを使用したアウトドアアイテムおすすめ5選
2人用ながら、キューベンファイバーの採用で1.18kgと驚異的な軽さに仕上げられたテントです。かさばりがちなテントでもこれならストレスなく携行可能!
総重量652kgと超軽量ながら、フライシートも備えるダブルウォールテント。フロアとフライシートにキューベンファイバーが採用されています。
15,000〜20,000mmの耐水圧を実現した、雨はもちろん雪や湿気にも強いテントです。約203×280×高さ140cmサイズで、重量は430gと驚きの軽さ。
小物類の収納に便利なポーチです。縦16.5×横25.5cmとコンパクトながらマチが8cmあるので、厚めの物も収納可能。重量は10g。
容量約6Lのスタッフバッグです。直径14.5cm×長さ35cmと、バックパックの上に追加で載せるのにぴったりのサイズ。雨の日に濡れたジャケットやレインウエア、シェルターなどの収納に。
超軽量素材は軽量化を求める人にもおすすめ!
今日のテーマは「キューベンファイバー」でした。圧倒的な軽さを誇るキューベンファイバーを使ったアイテムは、機能的なキャンプを楽しみたい人にもぴったり。高い耐久性を誇る素材なので、長く使えるのもうれしいところです。
明日の用語辞典は「コーデュラナイロン」です。どんなモノなのか、あなたはご存知ですか?