ご当地グルメ「富士宮やきそば」を激変!タイ風パッタイとあんかけナポリタンにアレンジ!
2022.09.02キャンプ料理
「とりあえず買っとけ」ば、キャンプやバーベキューに何かと活躍してくれる焼きそば。定番のソースや塩味もおいしいけれど、たまには味変したい!そこで今回、静岡県富士宮市ご当地グルメ「富士宮やきそば」を変化球アレンジ。タイ風パッタイと名古屋のB級グルメ、あんかけスパゲッティ風に変化させてみました。コシのある富士宮やきそばは、食べ応えがあり、どんな料理とも相性抜群。キャンプ飯のマンネリ化に悩んでいる人は試す価値アリです!
制作者
hinata編集部 朝倉奈緒
ファッション誌の広告営業、音楽業界であれこれと経験し、出産を機にフリーランスへ転身。フェス取材や夫が出演するキャンプインフェスへの同行を重ねてキャンプの経験値を上げ、hinata編集部へ。気づけば夫婦でのキャンプ歴12年目。主にファミリー、料理系の記事を担当。
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静岡県富士宮市のご当地グルメ
B-1グランプリ1位獲得の富士宮やきそば
「富士宮やきそば」は、静岡県富士宮市のご当地グルメ。太くコシのある麺、富士山の湧水を使用、肉かすやイワシの削り節をトッピングするなどの特徴が、富士宮やきそば学会より指定。市内に140ものオリジナル富士宮やきそばを提供する店舗があり、B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で殿堂入りを果たすなど、多くの人に親しまれています。
地元はもちろん、東京のスーパーでも手に入ります
富士宮やきそばは家庭用として、スーパーでも麺が販売。富士山周辺の静岡や山梨はもちろん、東京・神奈川のスーパーでも売られていることがあります。
今回は、洪庵キャンプ場(山梨県身延町)でのキャンプ時に余ってしまった富士宮やきそばを味変すべく、2種類のアレンジメニューを考えました!
本格パッタイと名古屋のB級グルメ風にアレンジ!
日本でも人気のエスニックメニュー!タイ風パッタイ焼きそば
タイの焼きそば「パッタイ」を、富士宮やきそばで再現。コシのある麺にプリプリのエビとシャキシャキのもやしが絡み、絶妙なハーモニー。ナンプラーをのぞけば、意外と家庭に常備されているもので本格的な味つけに。ライムを搾ることで、グッとタイに近づきます。
【材料】(2人分)
- 富士宮やきそば 2玉
- 豚バラ肉(一口大にカット) 100g
- エビ 8尾
- もやし 1/2袋
- 玉ねぎ(薄切り) 1/4個
- 卵 2個
- 桜エビ 小さじ1
- にんにく(みじん切り) 1片
- 油 大さじ1
- ナンプラー 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- てんさい糖もしくは砂糖 大さじ1
- ライム(もしくはレモン)の搾り汁 大さじ1
- 水 100cc
- ライム 1切れ
- ローストピーナッツ(刻んで)
- パクチー
- チリペッパー
溶き卵は、他の具材と一緒に炒めると全体に絡んでしまうので、先に単独で焼きましょう
【作り方】
(下準備)
- エビは殻と背ワタがあればとり、片栗粉をまぶす
- 中火で熱したフライパンに油を引き、溶き卵を入れ、軽く火が通ったらいったん器に取り出す
ダラダラと炒めると全体的にねちょっとしてしまうので、中〜強火で手際よく!
②肉に火が通ったら玉ねぎ、エビをさっと炒め合わせる。全体に油が回ったら、焼きそばと水を加え、ほぐしながら炒める
シャキシャキ感を残すため、もやしを入れてからはさらにスピーディに!
③もやしと卵をいれて炒め、ナンプラー、オイスターソース、てんさい糖、ライムの搾り汁を加えて炒める。全体に味がなじんだら火からおろす
器に盛り付け、お好みで刻んだローストピーナッツ、パクチー、チリペッパー、ライムを添える。
名古屋×富士宮グルメの決定版!あんかけナポリタン焼きそば
名古屋のご当地グルメ「あんかけスパゲッティ」を富士宮やきそばでナポリタン風にアレンジ!トロトロのケチャップあんが麺に絡みつき、和洋中すべてを包括したような不思議な食感に。2つのB級グルメがかけ合わさった、やみつき必須の一品。
【材料】(2人分)
- 富士宮やきそば 2玉
- ウインナー(斜め切り) 5本
- ピーマン 1個
- 玉ねぎ(薄切り) 1/2個
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 100cc(焼きそば用)
- ケチャップ 大さじ4
- しょうゆ 大さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1/2
- 水 300cc(ソース用)
ここまでは、麺が違うだけでナポリタンを作るのと全く同じ!
【作り方】
①フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、ピーマン、斜め切りにしたウインナーを炒める。具材を軽く炒めたら、麺と水(100cc)をいれて蒸らしながらほぐす
ドロドロの餡が、ナポリタンとは全く別物。新感覚のあんかけ麺!
②ボールに水(300cc)、ケチャップ、しょうゆを入れて混ぜ、①に加えて麺をしっかりとほぐしながら軽く煮込む。フツフツと煮立ってきたら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
レシピを考えてくれたのは、この人!
坂下真希子さん
アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。
インスタグラムはこちら Instagram@donuts1010
ご当地グルメをキャンプ場や自宅でも楽しもう
子どもから大人まで、みんなに愛される焼きそば。思い切ってエスニックやナポリタン風にアレンジしたり、麺にこだわってみるのも楽しい。富士宮やきそばは、見た目以上に一般的な焼そばと食感が違うので、ぜひ一度お試しください!