「湯たんぽケース」をあなどるな!秋冬キャンプの睡眠を支える“3層構造”の救世主
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冬キャンプの必需品「湯たんぽ」のタイプ別おすすめ3選。就寝時もやさしいぬくもりに包まれポッカポカ!
2021.12.22キャンプ用品
ヒーターやストーブより安全かつ手軽、そして体にやさしい温もりを手に入れられる暖房アイテム・湯たんぽ。寝る前にシュラフに入れておけば、冬キャンプの快適な睡眠をサポートしてくれます。近年は種類も増え、昔ながらのトタン素材から充電式のものまでさまざま。タイプ別におすすめ商品を紹介します!
制作者
吉田健二
紙媒体を中心とした編集業務を約5年。準備と片付けが苦手(というか嫌い)な、ゆるキャン派。「いろんな失敗もキャンプの楽しみのひとつやん♪」が口癖。
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もくじ
就寝時や外でのリラックスタイムにおすすめ!湯たんぽで体にやさしいぬくもり
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冬用のウェア、スカート付きの暖かいテント、低気温でも快眠できるシュラフ…。防寒アイテムをしっかり準備しておくことが、冬キャンプを存分に楽しむための絶対条件。なかでも、手軽に暖のとれるアイテムとして「湯たんぽ」を持って行くのがキャンパーの常識になりつつあります!
冬のキャンプで灯油や薪ストーブをテント内で使う人が一般的にはなってきましたが、就寝時は一酸化炭素中毒や火災の恐れがあるので避けたほうが無難です。湯たんぽは、ほどよい温かさが長時間続くため、就寝時の寒さ対策として特におすすめ。寝る前にシュラフの足元に入れておくだけで、体全体を温めてくれます。
手軽さで考えると使い捨てカイロも便利ですが、何度も温め直して繰り返し使える湯たんぽのほうが、結果的には経済的でもあります。
金属製?プラスチック製?湯たんぽを種類別に解説
直火OKで再加熱が楽ちんなタイプも。昔ながらの金属製
熱伝導率が高く、お湯を入れるとすぐに温かさを感じられるのが金属製の湯たんぽ。トタンやステンレスなど、素材によっては直火で加熱できるものもあるため、頻繁にお湯の入れ替えをする必要がなく便利です。
一方で、高い熱伝導率を持つゆえに、熱湯を入れるとやけどの危険性も。厚手のバスタオルや専用のケースに包んで、高温のうちは直接体に触れないように注意が必要です。使い終わったら内側と表面の水分をしっかり乾燥させ、サビを防ぎましょう。
軽くて扱いが簡単なプラスチック製
プラスチック製の湯たんぽは、軽量で持ち運びが楽ちん。比較的安価に手に入るのも特徴です。金属製に比べると保温力は劣りますが、高温になりすぎないので安心して使えます。壊れにくくヤケドの心配も少ないため、小さな子どもやペット用にもおすすめ。
製品によっては熱湯を入れると変形してしまう可能性もあるため、購入時や使用前に対応温度をあらかじめ調べておくのが鉄則です。
湯たんぽ使用時はくれぐれも低温やけどに注意!
携帯カイロや湯たんぽなど、体温より少し高温のものに長時間触れ続ける時は「低温やけど」に注意が必要です。低温やけどは見た目に分かりづらく、痛みも感じにくいため、軽症と勘違いしてしまいがち。
しかし、皮膚の奥深くでじっくり進行するのが低温やけどの怖いところ。通常のやけどよりも治りにくく、「気づいた時には想像以上に進行して皮膚組織が壊死してしまっていた」という最悪のケースも起こりえます。湯たんぽを使う際は、お湯の温度にかかわらず、体の同じ部分にずっと当たらないように、注意して使うようにしましょう。
就寝時に使用する際は、あらかじめシュラフに入れて温めておき、中に入ったら足元など、なるべく体に触れない場所にずらして使用するのがおすすめです。
キャンプにおすすめの湯たんぽをタイプ別に紹介
直火OKで使いやすい!ノスタルジックなトタン製湯たんぽ
湯たんぽ界の王道にして頂点ともいえるのがこちら。大正12年に創業し、100年近く湯たんぽを製造し続ける老舗メーカー「マルカ」のトタン製湯たんぽ。温かさが長時間続く大容量の2.5Lです。
直火での加熱が可能なため、中のお湯が冷えてきたら、焚き火やガスコンロで温め直せます。直火で使う場合には、必ず栓を外して加熱するようにしましょう。注ぎ口は合成ゴムのパッキンでしっかり密閉できるので、水漏れする心配もありません。
【基本情報】
商品名:湯たんぽA
素材:
[本体]溶融亜鉛メッキ鋼板
[専用ケース]綿、ポリエステル
容量:2.5L
価格:3,850円(税込)
購入はこちら:エルブレスオンライン
同シリーズで、小ぶりで使いやすい容量600mlの「ミニゆた」も展開。
商品名:ミニゆたA
素材:
[本体]溶融亜鉛メッキ鋼板
[専用ケース]綿、ポリエステル
容量:600ml
価格:3,300円(税込)
エルブレスオンライン
かわいくて抱きしめたくなる!?プラスチック製のおすすめ湯たんぽ
カバーにブランドのマスコットであるブービーバードがプリントされた「チャムス」の湯たんぽ。中のボトルには、高品質な湯たんぽを展開している「ファシー社」の柔らかいプラスチック素材を採用。容量は2L、注ぎ口が広く設計されているため、お湯を入れるのも簡単です。水漏れしにくいスクリューキャップを。
こちらの湯たんぽは、愛くるしい見た目と柔らかい抱き心地が最高。子どもも喜んで使ってくれます。冬は湯たんぽとして、夏は冷蔵庫で冷やして水枕としても使用可能。
【基本情報】
商品名:ユタンポ
素材:
[本体]ポリ塩化ビニル
[専用ケース]ポリエステル
容量:2L
価格:4,950円(税込)
購入はこちら:エルブレスオンライン
充電式で繰り返し使える蓄熱性湯たんぽ
電源が使える場合は、お湯の交換が不要な蓄熱式の湯たんぽが手軽でおすすめ。雑貨メーカー「トライル」の「エコロジー湯たんぽ」は、約15〜20分で蓄熱が完了。専用の充電コードが付属しており、使用する際はコードレスで使えます。熱の持続時間は3〜6時間程度。就寝時の相棒にピッタリです。
パステルカラーのエスニック柄がかわいく、キャンプサイトを華やかにしてくれます。自宅でも、インテリアのワンポイントに活躍。
【基本情報】
商品名:エコたんぽ
素材:
[本体表地]ポリエステル
[保温袋]ポリエステル
重さ:約1,15kg
消費電力:平均370W
価格:2,750円(税込)
購入はこちら:エルブレスオンライン
冬キャンプのマストアイテム!まだ持っていない人は急いでゲット!
素材や機能など、さまざまな種類がそろっている湯たんぽ。保温力なら金属、抱き心地ならプラスチック、手間の少なさなら蓄熱式を選ぶといいでしょう。デザインやサイズ感も千差万別。冬キャンプを支える縁の下の力持ち、まだ持っていない人はぜひ購入を!
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