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ママのみキャンプ

ママと子どもだけでキャンプ!初めての「母子デイキャンプ」でわかったメリットと注意点とは?

    みんなでわいわい楽しめるファミリーキャンプ。計画を立てるだけでもわくわくします。でも、仕事や子どもの習い事などで家族全員の都合を合わせることが難しいことも。そこで主婦キャンパーの筆者が思い立ったのがママと子どもで行く「ママのみキャンプ」!ママ友を誘い、最初の一歩としてデイキャンプに挑戦してきました。

    ママのみキャンプをしようと思ったワケ

    夫婦共働きで休みが合わなかったり、子どもの習い事が重なったり…。ファミリーキャンプ6年目にして、家族みんなでキャンプに出かけられないことが増えた筆者家族。必然的にママと子どもだけで過ごす休日が増えましたが、遊びに行く場所もだんだんとマンネリ化。 「やっぱり自然の中でキャンプがしたい!」ともどかしい気持ちになっていた時、ふと思いついたのがママと子どもで行く「ママのみキャンプ」。普段は設営や火おこしなど、パパの力ありきなので、ママだけではちょっぴり不安もありました。そこでキャンプ好きの友達に相談。意外にも「パパの仕事の都合を気にしなくていいから、ママキャンプいいね!」と大盛り上がり。あれよあれよという間に話は進み、小さめのテントを購入。手はじめにデイキャンプに挑戦してみてわかった、母子キャンプのメリットと注意点を紹介します。

    とっておきの楽しみが見つかる!ママのみキャンプの良かったところ

    良かったところ①ママ好みのキャンプ飯が思う存分作れる

    ママキャンプ 料理
    パパも一緒のファミリーキャンプだと、子どもとパパで食べる量も好みも違うので、料理のボリュームを考えたり、品数を考えたりとごはん作りに悩みます。今回はママが主導権をにぎり、自宅で下ごしらえしておけば焼くだけで完成する串焼きやステーキ、フランスパンにのせて食べるオープンサンドなど、サクッと作れておいしい料理を楽しみました。 普段のキャンプだと「パパには少し物足りないかな?」と思うぐらいのボリュームでしたが、ママと子どもだけなら問題なし。楽ちんキャンプ飯のおかげで和やかな食事タイムを過ごせました。

    良かったところ②焚き火を独占できる

    ママのみキャンプ 焚き火
    ファミリーキャンプでは、パパが焚き火台の前を占領するというのが我が家の定番。ママはまともに火おこしをしたことがなくドキドキでした。しかし、やってみると思いのほかスムーズに火がついたので、チェアに座りゆったり焚き火。友達ママと談笑したり、コーヒーを淹れたりと至福の時間を過ごしました。ソロキャンプの気分も味わえる焚き火は「ママのみキャンプ」の醍醐味だと思います。

    良かったところ③おうちや普段のおでかけとは一味違うワークショップが楽しめた

    ママのみキャンプ ワークショップ
    キャンプ場でワークショップを開催していたので、クリスマスにちなんだスノードームを作りました。ビンに入れるパーツはおのおの選ぶのですが、それぞれ個性豊か。かわいらしいパーツにママも気分が上がります。スノードームが完成すると「きれい!」と子どもたちは大喜び。おうちとは一味違うキャンプ場でのワークショップに、子どもたちの創作意欲が爆発。ママもうれしくなりました。

    予想外のことが起こる!ママのみキャンプの大変だったところ

    注意すべきところ①子どもの安全面への配慮

    ママのみキャンプ
    「寒い時期だからまさか水には入らないだろう」とたかをくくっていたのですが、小川に橋を作って渡れるかという遊びを開発した子どもたち。見事に水にドボンと浸かっていました。風邪をひかないようにと対応しなければならないのはママのみ。危うく着替えが足りなくなりそうで、大ピンチ。予想外の展開も起こることを実感しました。ママだけだからこそ、いつも以上に「念のため」の準備をして、安全面に配慮が必要だと思いました。

    注意すべきところ②慣れない設営も自力でなんとかしなければならない

    ママのみキャンプ テント設営
    ママのみキャンプをする上で一番気がかりだったのがテント設営。設営が簡単で軽量なテントを選び、設営方法は事前にしっかり勉強しておきました。ですが、本番はうまくいかないもの。強い風が吹いてテントが飛びそうになったり、地面にペクが入らなかったりと苦労する場面も。普段、力のいる作業はパパ任せでしたが、子どもを見ながらママの力でなんとかしなければならないのは大変でした。

    注意すべきところ③荷物がどんどん増えていく

    ママのみキャンプ 荷物
    ママと子どもだけなので荷物はそんなに多くならないだろうと思っていたのですが、準備をしていくとあれもこれもと荷物が大量に。持ち物が多いとその分設営や撤収が大変になります。起こりうるトラブルを想定しながら、ソロキャンプのように必要な荷物を厳選することが大切だと身にしみて感じました。

    ママも子どももひとまわり成長できた!?

    ママのみキャンプ 子どもが手伝う
    大変なこともたくさんありましたが、ママのみキャンプ初挑戦は、大変さよりも楽しさが勝りました。設営をしている時に「何か手伝うことはない?」と子どもたちが積極的に聞きにくる場面も。ママと一緒にペグ打ちやテントも設営しました。普段やらないことにも挑戦することで、子どももママもひとまわり成長できたよう。日頃の疲れもとれてリフレッシュできました。次の休日はママのみキャンプで、とっておきの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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